思いつき短歌 Vol.5

孤狼が原
冬風の導きありて
北の空
剣携え旅人は
己が道を今日もゆく



ころうがはら
とうふうのみちびきありて
きたのそら
つるぎたずさえたびびとは
おのがみちをきょうもゆく



【プチ解説】
晩秋の朝。木枯らしが吹きつける寒空で、ライトノベルの原案を考えていたら生まれた詩です。孤独な狼が歩くような獣道の原っぱで、曇った北の寒空の下、一人の長剣を帯びた旅人が歩いていく。ただ目的もなく、しかしそこに旅人の意思(アイデンティティ)だけはしっかりと存在する。

『何も意味のない人生だけれども、あなたが生きようとすれば、きっと報いは返ってくる』。この心が少しでもお伝えできていれば嬉しい限りです。

思いつき短歌 Vol.5

思いつき短歌 Vol.5

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-10-28

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