ねぇむ

窓を汚したクレヨンは
床に寝そべり自慢する
いい子の頭抜け出した
怪獣みどりを叫ばせて
真っ赤なお空 帰り道
踏んでも死なない雑草 と
逃げて轢かれぬ蛙たち
逆さまランドセルの音
バラバラ散らばる鉛筆
消しゴムは使い忘れた
靴も靴下も要らないよ
石なんてないしいてて
泣かない約束覚えてる
胸に近いポッケに飴玉
舐めて砕いて木霊する
みかんに林檎いちご味
綿あめ雲は食べれたよ
ソーダみたいな雨でした
壊したお腹はゴロゴロ
朝を迎えて歯磨きする
手を揃えてお辞儀して
お話をちゃんと聞いて
いってきますを言わない




落とした名札拾ったら
名前がぜんぶ滲んでた




手を上げて歩道を渡り
立ち止まってじゃんけん
痛い思いはしないから
ちょきちょきちょっき
あいこで しょっしょ
寂しくないよ泣かないよ 
いい子でしょ 宙ぶらりん 




青信号 似た色を握ったら ららら

ねぇむ

ねぇむ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-10-24

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