あなたなんか大っ嫌い

あなたなんか大っ嫌い

ええ、大嫌いですとも

いっつも話しかけてくるし
いっつもかまってちゃんしてくるし
いっつも気がついたら隣にいてにこにこしてるし

正直言って、うざいのよっ

わたくしは1人が好きなの

静かで落ち着いた雰囲気が大好き

あなたはそれを破壊してくる唯一の怪獣よ

ぇ、褒めてるのかって?

頭沸いてるんじゃありません?

褒めてるわけがなくってよ

もう話しかけないでって言ってるの

わたくしの平穏があなたで破壊されてるもの


–っ、付いてこないで!

何度言ったらわかりますの?

わたくしと一緒にいると、危ないの!

自分で言うのもなんですけど、わたくしは高貴な身分ですものっ

この間だって、わたくしを庇って怪我したじゃない

あなたが傷つくのを見ると

心が痛くなるんですの


そういう役割だから、って言うのも、わかってますわ

あなたはわたくしを守る、専属護衛ですものね

でも、わたしと一緒にいればいるほど危険なの

だから付いてこないで

自分の身くらい、自分で守れますから









………付いてこないでって、言ったじゃん、ばか

あなたなんか大っ嫌い

あなたなんか大っ嫌い

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-10-18

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