黒狼哭く / Part 2 / "朝の風景・2"
#百合 #ファンタジー #ミリタリー #高校生 #ライトノベル
『黒狼哭く』
不定期で断片的に投稿していくので、よろしければ読んでもらえると大変嬉しいです。
【あらすじ】富石県 珠菱市(とみいしけん たまひしし)の高等女学校に通う鳴波 紗桜(なるは さくら)は、当校の、銃装によって標的を倒す『銃術部』に所属するいち生徒である。ちょうど夏休みに入ってすぐ、彼女はある決断をすることになる。
「……今、何時だろ」
私はそう独りごちて、部屋の時計を見る。二つの針は、午前十時七分を指し示していた。
お腹がムズムズする。昨夜の晩ごはんは二人とも食べていない。腹の虫はペコペコで、今にも口から飛び出してきそうだ。
「ごはん、作るか」
私はそう言いつつ、ベッドから立ち上がり、う〜ん、と背伸びをする。ふわぁ〜、と大きなあくびもついでに出てきた。
「……まい。ごはん作ってくるね。今日はキミの大好きな、半熟目玉焼きだよ」
ピン、と右手で人差し指を立ててウィンクする。彼女はまだ、すっ一……と、気持ちよさそうに眠っている。……昨日があんなに激しかったんだから、無理もない。
立ち去る前の最後に、私は彼女のほっぺにチュッ、とあまキスをすると、自分の部屋をあとにした。
黒狼哭く / Part 2 / "朝の風景・2"
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Bluesky (SNS) @ riribento
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