罪を重ね続ける

あなたに会えるのならば
幻と分かっていても
私は何度でも毒を飲む

あなたが笑ってくれるなら
愚かと分かっていても
私は何度でも自分を傷つける

あなたが愛を囁いてくれるのならば
そこに破滅しかないのだとしても
私はどんな罪も重ね続ける

もうこの世界にいない
あなたという存在が宿るかぎり
私は何度でも繰り返すのだ

そう、あなたに会うために
私は罪を重ね続ける

──
──
──

でも
いつか苦しみの果てに
終わりを迎えて
愚かな罪を償い続けた先に

私はようやく
本当のあなたに出会えるのだろう

罪を重ね続ける

罪を重ね続ける

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2026-09-26

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