Bunny
家に上がってから数時間、うるはと対戦ゲームをぶっ通しで続けている。彼女の機嫌を損ねるわけにはいかないので、時折わざと手を抜いたりもする。もちろんバレたらすぐにへそを曲げられかねないから、バランスを考えながら適度に加減するのが肝要だ。
ここまでなら、ただのゲーム友達に過ぎないだろう。
でも今日はちゃんとお家デートだ。ロード画面の合間に手を重ねたり、膝を撫でたりしているうちに、二人の間の空気は少しずつ熱を帯びていっていた。
コントローラーを置いてベッドに腰を下ろし、隣のスペースを軽くポンポンと叩く。
その様子を見たうるはは、ちょこんと隣に座り込んだ。
こうして自ら隣に来てくれるのは、行為を始めていいという合図だ。
この合図の前後は、いつもより少ししおらしくなるうるはだが、今日はいつにもましてきょどっている。目が泳ぎがちで、赤らんだ頬をぽりぽりと掻いている。
言葉を切り出せそうにない様子に、どうしたのかと首を傾げる。
「あー……あのさ、こないだ言ってたやつ、なんだけど……」
ようやく口を開いても、まだ曖昧に言葉を濁す。
「……あれ、どうしてもって言うからその……買ってきちゃったんだけど、どうする?」
あれ? 何のことだろう。
少し逡巡して、そういえばと思い出した。
バニースーツだ。バニースーツ姿でHしたい、と言ったことがあった。単なる思いつきの話で、伝えた時には「キモい」「変態」と散々な言われようだったはずだ。
「……わ、忘れてないかんね。着てくれたらち○ぽ二倍は硬くするって。五発は続けて出せるって。約束したよね!?」
……言ったかもしれない。
「約束は守れよ! ったく、恥ずかしいんだからさぁ……」
ぷりぷりした態度でクローゼットへ向かう。
いいHができるならエロい衣装を着てくれるということか。……最高だ。
クローゼットの奥に隠すように置いてあったバニースーツを、うるはは手に取った。
「着替え中は見るな」と釘を刺され、視線を横に逸らす。
行為への期待感で、もともと軽く勃っていた下半身が、あのうるはがバニースーツを着るというだけで一気に熱を帯びた。
衣擦れの音が止む。
「着替え終わったよ……」
息を呑んで、うるはの方を見た。
おお、と声が漏れそうになるのを何とか抑えた。
黒い生地が胸を押し上げるように張り付き、膨らみの間に確かな谷間を作っていた。腰のくびれは生地に食い込むように強調され、そこから滑らかに広がるお尻の丸みが、タイツ越しにむっちりと主張している。
うるはは自分の体をいじらしそうに揺らしながら、赤くなった顔を俯かせる。指先は青いインナーカラーの部分の髪をくるくると巻くようにいじっていた。
「……ど、どう? 変、じゃない……?」
恥ずかしげなその声と、上目遣いに、自分はもう限界だった。
ゆっくりと歩み寄って、まずうるはの腰に触れた。ぴっちりとした生地の感触と、その下にある柔らかな肉の弾力が掌に伝わる。うるはは小さく肩をすくめたが、逃げようとはしない。
さらに手を滑らせ、ゆっくりと上へ。背中から、胸へと。その間にうるはは少しも抵抗を見せない。そのまま生地越しに、張り詰めた胸の膨らみを包み込むように掌を重ねる。
「んっ……」
うるはの体がびくりと震え、うさ耳が小さく揺れた。熱を帯びた柔らかさが、薄い生地越しにしっかりと手のひらに収まる。
手のひらで柔らかさを確かめるように、ゆっくりと揉みしだく。生地越しでも熱く、すでに硬くなり始めている先端が掌に当たって、くにくにと圧を返す。
うるはは唇を噛みしめ、小さく息を詰まらせるだけで、逃げる気配はなかった。むしろわずかに胸を押し出すようにして、こちらの手に身を預けている。
めくってもいい?、と聞くと、うるはは小さくこくんと頷いた。
そのまま指先で生地の端を摘まみ、ゆっくりとめくり上げる。黒いバニースーツの胸元が捲れ上がり、白くて張りのある乳房が露わになった。淡いピンク色の乳首は、すでに少し尖って、熱を帯びてぴくぴくと脈打っている。
「……っ、見るだけなのは禁止……!」
強がって顔を背けるけれど、耳まで真っ赤で恥ずかしさを隠しきれていない。
指先で片方の乳首を軽く摘まむと、うるはの身体がびくりと跳ねた。
「んぁっ……♡」
親指の腹で円を描くように擦ると、先端がさらに硬くなっていく。もう片方の手も這わせて、左右同時に摘まみ、軽く引っ張り上げる。
「はぅっ……♡ ちょ、優しく……」
文句を言いながらも、声は甘い色を帯びている。
さらに強く摘まみ、爪の先で軽く刺激を加えると、うるはの腰がびくびくと震えた。
「んぁあっ……♡ 今……敏感、だからぁ……♡」
言葉とは裏腹に、胸をこちらに押し付けるようにして、乳首を指に擦りつけてくる。うさ耳がふるふると揺れ、吐息が荒くなっていく。
両方の乳首を同時に摘まみ、ゆっくりと引き伸ばしては、指の腹で押し潰すように刺激を続ける。生地から解放された乳房が、熱く、柔らかく、手の中で形を変えていく。
「はぁ……はぁ……♡」
うるはの腿がきゅっと閉じられ、バニースーツの股間部分が、すでに濃い色に湿り始めているのが見て取れた。
乳首を弄り続けたまま、もう片方の手をゆっくりと下ろしていく。バニースーツの股間部分に触れると、すでに生地がぐっしょりと湿っていて、指先がくちゅりと沈み込んだ。
うるはの体に手を置いて軽く押すと、そのままベットへと体を寝かす。
うるはは微かに腰を揺らすだけで、拒む様子はもうない。脚を少しだけ開いて、されるがままに身体を預けている。
指先で布地を横にずらすと、熱くて濡れた秘所が露わになった。淡い色の割れ目はすでに愛液で光っていて、少し開いた部分からとろりと糸を引いている。陰核も少し充血して、ぴくぴくと脈打っていた。
「……見すぎ……♡」
掠れた声で呟くだけで、脚を閉じようとはしない。
指先で割れ目を軽くなぞると、くちゅっ、と小さな水音がした。そのまま中指を入口に当て、ゆっくりと沈めていく。熱くて柔らかい内壁が、すぐに指を咥え込んで締め付けてくる。
「んぁっ……♡」
うるはの腰がびくりと跳ねた。指を根元まで入れて、ゆっくりと抽送を始める。くちゅ、くちゅ、と粘ついた音が部屋に響く。
もう一本指を添えて、二本でゆっくりと掻き回す。親指の腹は陰核に押し当てて、円を描くように擦り続けた。
「はぅっ……♡ そこ……♡ だめ……♡」
声が甘く上ずる。内壁がきゅぅぅ、と強く締め付けて、指を離すまいと絡みついてくる。愛液がさらに溢れて、指の付け根までとろとろに濡らしていく。
指のピストンの速度を少し上げると、くちゅくちゅ、ぬちゃぬちゃ、と濃い水音が止まらなくなった。陰核を親指で強く擦りながら、指を奥まで突き入れる。
「んぁあっ……♡ イキそう……♡ 待って……♡」
うるはの太ももが震え、足先がぴんと伸びる。内壁が痙攣するように収縮して、指を締め上げてきた。
そのまま陰核を集中して刺激しながら、指を深く抉るように動かす。
「だめぇ……♡ イク……♡ イっちゃう……♡♡」
身体が大きく弓なりに反り、脚ががくがくと痙攣する。内壁がきゅぅぅぅっ、と強く締め付け、大量の愛液が指を伝って溢れ出した。
「んぁあああっ……♡♡」
長く甘い声を上げながら、うるはは軽く腰を浮かして上下に揺らす。秘所はびくびくと脈打ち続け、愛液がとろりとシーツに落ちていく。
うさ耳がふるふると揺れ、荒い吐息だけが部屋に残っていた。
Bunny