ライブカメラ

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全国のライブカメラに映る情景を眺める面白さ。
町並みや人々が生き生きと映し出されている。
そこに家がありその中でどんな会話がなされ何を思い巡らせて生きているのでしょう。
そしてこの家の中で何をして何を見て聞いているのでしょう。
この世で何を見て聞いて考えて暮らしているのか。
一人一人それぞれが異なる認識で生活をしている。
見て考えて感じて、働いて生計を成り立たせ目的を持って生きている。
そこに様々な人生があり夢を持って生きている。
町の中を歩いている人々を見ると、仕事帰りのサラリーマンや遊びに来ている若者、カップル、買い物を楽しんでいる人、様々な目的を基に行動している人達がいます。
人それぞれに人生があり想いを持ち頑張って生きている。
生きている人達を客観的に眺める人間観察はとても興味深くて面白い。
映っている男と女は一体どんな内面世界を感覚して歩いているのでしょう。
彼女は彼氏との待ち合わせ場所へと、夢見る乙女の気持ちを抱き心弾ませ颯爽と歩いている。
期待に胸を張って目標を持って意気揚々としている。
夢を抱き目標に向けて突っ走っているのでしょう。
生きている環境は一人一人異なるが、人間としての大きな営みは同じなのです。
そこに車が走っている。目的場所へと向けて走っている車もあれば、当ても無いドライブで爽快と駆け抜けている人もいる。
車内の運転手や乗り合わせている人達は、そこで何を会話して良い雰囲気で盛り上がって過ごしているのでしょう。
真剣な仕事話をしたり、たわいの無い日常の出来事や家庭の話をしているのでしょう。
家の中から世界の人達の日常を見る時、自分も同じようにライブカメラで見られていたらと想像します。
私はどのように人から見られているのでしょう。
私の内なる心は整っているのでしょうか。夢を抱きそれに向けて時間と努力を費やしているのでしょうか。
何も無い平穏無事な日常を送る人々を見ているのと、それが貴重で何よりも尊いものであるような気がしてきます。
何気ない平和な世の中で夢を持って生きられる有り難さ。
またとないライブ空間を生きる人達の動き。
私はきちんと内面を生きているのでしょうか。
ほとんどの人達にとって毎日は同じで、仕事や家庭、買い物に行ったりして頑張って行動をしている。
人生とはルーティンなのです。
毎日の仕事の場所、家庭の場所は変わる事が無いのです。
行動する場所は日々同じですが、そこに内面を克己していく魂があり成長していく。
内面の感情も日々同じものは無く移り変わり行く。
世界を眺める意志や感覚も変化していく。
人が生きるとは内面を人格形成していく事です。
今ライブカメラに映った私と、10年前にライブカメラに映った私では、同じ場所の私でも内面の魂や見ている世界が違います。
人間とは日々同じ行動をしながら人格を向上させていく面白い生物。
10年後のライブカメラの私は一体どうなっているのでしょう。
きっとなりたかった人間になって夢を叶えているのでしょう。

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-08-31

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