23+1

汚れたアーバンの空気を吐き出して
暗澹にもおさらばだと俺は嘯く
繁華の傍ら
俺が歩くのは墓場
夢追い人の生きた跡だ
お前ならば踏み出した
この薄汚れた高架下
空が青く滲んだ涙
網膜は濁った
シャットした電波
傷跡の下の潔白
忘れた いや 消された
いつかの幻想
鳴り止まない喧騒の
飽和の中で淘汰される理性
俺は腐って昼寐
お前と結んだ薬指
さえもどこか靄の中に

23+1

23+1

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-08-15

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