背中合わせの日常

背中合わせの日常
刺激と平凡が交錯する

底なしの欲望 果てなき理性
気分は分単位で乱降下
憂鬱と感じたら高揚
高揚と感じたら憂鬱

茫漠とした無味の平穏の裏には
凄まじい解放の酩酊がある
表裏一帯は
緊張という糸でつながれ
繊細な調和でつり合っている

何もかも壊して
思うがままに行動し
新鮮という情動を感じながら
生きている瞬間を留めたい

でも
何も起こらないルーティンワーク
このつまらない平常を手放したくもない

私はどちらにも選べぬまま
どちらにも染まれぬまま
中途半端な表裏を抱えながら
日常を生きている

背中合わせの日常

背中合わせの日常

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2026-08-11

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