いい子症候群

あたしがあの子の聞き役になることが出来たら良かったけれど。

もうそれも難しいね。

いつからこんなことに?
ホントなら、母になったあなたの娘さんと一緒にいるべきなんでしょうが、あの子が好きになった順番と心からの本音が大事なのかな。

そもそも彼は幼少期からのルールや決まりで疲れてしまったのかも。わたしが気づかなかったせいもあるけど。

真実は教えてくれそうにないから、想像で話すけど。彼は自分の想いが父親によって退けられて悔しかったんだと思うよ。

わたしのお兄ちゃんたちもきっとそう。

その反動で暴力をするようになった。
これは病気じゃない。
普通の感情だよ。

誰だって自分の気持ちを否定されたり、退けられたら悔しいに決まっているよ。

彼の気持ちをできる限り叶えてあげるしかないよね。

いい子症候群

いい子症候群

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-07-15

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