殺すことなかったのに

愛する相手が出来ていたなら、殺すことなかったのに。わたしの二人のお兄ちゃん。

あの息子はあなたの所有物じゃないのよ。あなたの世話をするロボットじゃない。
もう自由にしてあげてよ。

一番元気で楽しいはずの30代。
あなただって、30代は相当遊んで楽しんだはずなのに。

わたしとあの息子は別にどうにもならない。
言ったはずよ、わたしの正体を。

殺すことなかったのに

殺すことなかったのに

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-07-13

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