死人に口なし

死人に口なし

これは実際に現在も起きている郵便局の話ではあるが・・ああ・・奈良市・・「どうしてこうなったの?」萩本欽ちゃんのギャクの台詞ではあるが・・郵便局というお笑いではない現実の世界での話なんだな・・これ・・。

郵政民営化は失敗だった?

 奈良市に東京から引っ越す前は、母の顔後の為静岡市二十年程住んでいた。その前は・・要は、高校卒業までは静岡市、大学から東京・・それでも・・何かにつけ静岡の両親の様子を見に行く事も少なくない・・それで、何方の方が長く住んでいたのかはよくわからない。


 定年退職までは、当然ながら現役職でバリバリ働いていたが、企業法務という職種では郵便物を毎日大量に発送或いは収受する事を常としていた。
 日本国中、どこでも同じだろうが・・昭和の時代には配達は土日にも行われていたし、子供から大人まで郵便物を送り受け取る事で、急用で電話を架けるほどでもない状況では、遠方の知人や親族との会話の代わりとしていた面も多分にあった・・それが郵便の貴重な役割なのだ。
 
 それが、優先民営化から・・状況が次第に変わり始めた。土日祭日は配達しないから不便に思う事もあったが、仕方ない、の一言で済ますしかない。

 
  
 田中優作は離れた他県に親族がいるが、一人や二人ではない。当然ながら互いが意思の伝達とし郵便に頼るのは当然である。
 そんな折・・思わぬ事が・・。

 優作は本年九十八になる高齢者。
 そうなれば、身体のあちこちに支障をきたしたとしても決しておかしくはない。
 同居の子供達の間でも、優作の身を案じ「・・普段から気を付けておかなきゃね・・」が合言葉のようになっていた。
 増してや遠方に住む親族にしてみても・・近くにいてやれないだけに、それ以上気にする事柄の一つがそれでもあった。
 それでも・・何事もなく月日が過ぎていった。


 そして・・。

 まさかの筈の・・優作の体内で病巣は予期していた以上に悪化が広まり・・ついには・・あっけなく・・帰らぬ人となった。

 人の世にはつきものの・・仕方のない事ではあるのだが・・。

 ところが・・ひょんなことから話は・・あらぬ方へと・・。



 こんな事が発端だった。

 優作の家族は親族一同から「・・演技の悪い事を言うようで・・でもね・・万が一の場合には・・何を置いても真っ先に連絡くださいね・・」

 その日常の会話が・・大変な事態に・・。

 通夜の晩に間に合った親族は比較的近県に居住していた者達だった。
 理由は・・電話一本で用が足りたからである。


 ただ・・通夜も葬式にも姿を見せなかった親族がいた。

 この件につき・・後にこんな事が・・。


「・・危篤の電報を出したまでは良かったんだけれども・・」 


 何故か・・配達がされない郵便物があったようである。
 というのも・・それほど近しい関係とは言えない知人たちには信書・郵便にしたため・・。

 (これが・・更に久しい間柄ともなれば・・年が葉書に代え「・・喪中のため新年のご挨拶は失礼させていただきます・・」ということもあるし・・更に滅多に連絡もしないような学生時代の友人ともなれば・・何かの折あった際などにその旨を告げると・・後から「ご仏前」「御霊前」なるものを送ってくることになるケースもある。)

  いや・・問題はその上の段の「郵便物」の事になる。

 通常、東京都では郵便物を送った際に「都下でも23区でも・・翌日若しくは翌々日には相手に届くのだが・・」。
 
 あいにく・・奈良市に居住をしていた優作一家・・おかしなことに・・。
 
 奈良市から発送をしたのが「五月二十一日」・・何故それが分かるかと言えば・・正式には「消印」というモノの日付で判断ができる。
 受け取った者が確認できたのは「六月一日」・・で、翌六月二日には何らかの対応をしているのだが・・。
 此処で・・別に数字のマジックという事ではない。
 郵政民営化から土日の配達は行われなくなった。
 カレンダーで確認をすると「郵便物を送ったのは消印から五月二十一日とわかるのだが・・送り先が受け取ったのは六月一日・・」五月二十一日は火曜日・・翌水曜日・・翌々日の木曜日・・更に金曜日までは平日である・・その次に土日が入るのだが・・発送してから到着をするまでに、土日を除いても・・三日間は・・一体・・郵便物は何処に行っていたのか?という事になる。
 
 当然ながら・・郵便局には問い合わせをし「・・空白の三日間はどういうことなの・・?」となったのだが・・郵便局側の言い分はこうである。
「・・こちら相談係ですが・・詳しい事は分かりません・・え?氏名?おおた・・え?漢字?それは言えません・・」
 こんなところに「個人情報関係ある?」。


 結局は・・藪の中・・芥が竜之介ですら・・「・・俺知らないよ・・あんなもの書いたお陰で・・?」。


 まあ、この件は永遠の謎となった。


 ただ・・優作はつぶやく・・。

「・・おいおい・・死人に口なしとはよくいうものの・・」

 そう、正にそこである。



 それから何年経過をしても・・墓参りに行くと「・・死人に口なし・・」と・・何処からともなくおかしな声が聞こえる。

 結局・・代々続いた墓は、墓じまいとしたようだ。

 日本国が沈没するのは間違いがない現在・・墓などどうでも良い・・え?死んだものはどうなる?

 知らん!知らん!


 「・・死人に口なし・・」

 ・・なんまいだ~チ~ン・・


 
 
 
 

死人に口なし

どうやら・・特段一件だけのことでは無く・・近畿一帯で発生をしている「郵便局の怪談」とも言われているそうな・・学校ではない・・フニャ?
あのな・・奈良市っておかしなことがいろいろ・・本日のニュースになっていた「・・どこどこで貴重な遺跡とも何とも分かりませんが・・何かが発掘されたようで・・」・・って、奈良市では道路工事や建物の工事の際・・「・・ああ・・またや・・また異物が出おったわ・・構わんな・・」である・・。遺骨など・・問題外・・「死人に口なし」状態が連続発生中・・。

死人に口なし

禁忌で発生し・・事情も調べず・・名前も言わず・・電話番号も言えない・・奈良市の郵便局・・死人どころか・・生きとるが・・ほやから・・あかんちゅうの・・。郵便局燃やせ・・運動はじまる・・(あ~ん?)。 尚、日本郵便(株)の本社は東京都千代田区・・法務局で謄本(現在登録事項証明)をとれば・・代表者の家まで分かるのだが・・?

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更新日
登録日
2026-06-05

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