Ex:me

『Ex:me』

廃退しかけて手を止めたまま
頸を締めきれず
息を吸う
僕を呼ぶ声がするたびに
夜が深まる
困惑は
なおのことエニグマを解読しようとして
壊れてもいいと
願った通りに
硝子が割れて、花開こうとしている
痛みは、愛だと
ふと呟いた
もっと愛されたいと期待するようになった
けれど蝶は 
わたしではないものとして花開くので
得られなかった愛を忘れてしまえる

Ex:me

Ex:me

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-05-27

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