なんでもない日

誕生日から生を抜いて
耽美になった
なんでもない毎日が麗しいから
恒久的な
液状金属(はがね)の輸血
数秒の沈黙
待機室の澱んだ甘ったるさ
血が滲む
手首から茜に染まっていく
甘く腐りながら
モナリザのゴミ箱になっていくのね
(わたしのなかに出されたものは
(受け入れますから
腹を空かせたり
膨らませたり
そうしてなにかをうみだしていく

なんでもない日

なんでもない日

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-05-26

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