その優しさだけで、きっと

全部、受け入れてしまえばいい。

そう、嬉しいことも苦しいことも全部。

幸福も不幸も全部飲み込んでいくんだ。

それだけで幸せでいれる。

これでみんな、なんともないよ。



誰かと分け合う必要など、ない。

周りの手を煩わせる訳にはいかない。

目の前が見えなくても平気。



何か言いたそうな顔をした君もいなくなった。

私に愛想尽かして離れていったんだ。



それでいい。

みんな私から離れて行くんだ。

それでいい。

みんなが幸せでいればいいだ。



それでも綴る手が止まらないのは、

誰かに聞いて欲しい、エゴなんだろう。



さ、「次の物語」を押して。

どこかにいる私の事など忘れて。

ありがとう誰か。

……ありがとう私のことを聞いてくれて。



さよなら。

その優しさだけで、きっと。

その優しさだけで、きっと

その優しさだけで、きっと

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-05-06

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