旅の始まり

六月の雪を知って旅に出る



母は見送ってくれた



概念の終わりの道標



鬼神はその存在を飾り物として扱われる事を嫌う
だから旅人を横目で見ながら様子を伺っている
道を開けようか、それとも追い返そうか



月に雲がかかった



鬼神は、まあいいだろうと雲を払った

旅の始まり

旅の始まり

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2026-05-01

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