『月曜日に死ぬ予定だった』
アタシがまだ天使だった頃
君はロミオでシド・ヴィシャスだった
『月曜日に死ぬ予定だった』
女の子の秘密を詰め込んだような
アタシのスカートはひらひらしてて
君のパンツスタイルの隣に
夢みたいに綺麗に納まってた
お似合いだねって言われれば
だって好き同士だからねって言うの
君は当たり前の顔をしてアタシを見るから
期限付きの夢だと誰も教えてくれなかった
手を繋いだまま飛び降りたかったな
無理矢理にでも永遠にしたかった
火曜日からの命なんて要らない
理屈なんて超えるくらい好き
子犬のワルツを聴きながら
詩を書く午後は完璧だった
完璧だったけど頭の隅にいつもあった
アタシはジュリエットでもナンシーでもない
アタシはアタシ以外を演じられない
どんな服を着ても何をしたとしても
それは絶望的な答えだったけど
月曜日を超えなければいいだけ
週末のひと時ならなんだってなれる
ジュリエットみたいに恋に溺れて
ナンシーみたいに高純度でキメる
ただし中身はアタシのまま
君だって同じ気持ちだと信じて
だけど本当は違うって気づいてた
君にとっては今を楽しむ遊びで
火曜日からの日常を待ってるってこと
気づいていたのにな
どうして夢は幸せなまま終わらないの?
それでいて唐突に終わるんだから
とことん救われないなって涙で終わる
「若さが過ぎ去れば、アタシは違う役を生きる」
『月曜日に死ぬ予定だった』