名こそ無かれ、その実は・・。

名こそ無かれ、その実は・・。

社会が悪化し過ぎれば国は滅びる。
社会は大人がつくる。
大人が悪ければ、何れ、子から国に影響が及ぶ。  

量産中の作曲・即興live演奏・曲の歌詞が間に合わないのは?

 子供達が無邪気に遊んでいる光景程面白いものはない。
 勿論、彼等にもヒューマンビーイングとしての特徴は備わっているのだが。
 大人にも増して一心不乱に。
 彼等は正直もの。
 幼少時こそ頭脳のレベルが歴然として窺え。
 三歳児から小学校低学年あたりまでに持てる知的レベルを余すところなく養い、また、学習。
 彼等は自ら秩序やゲーム理論を構築する。
 この時期には既存のゲームは不要。
 頭脳が自主的に発展できる環境をこさえてあげる。
 おじいちゃんおばあちゃんが、可愛がるのは自己満足でもあるが。
 家の中にも遊び場はある。
 折りたたんで置いてある布団は、案外、幼児からすれば低くはない。
 布団に巻き込まれては危険だが。
 では、こんな風にしてみよう。
 布団は柔らかで心地よさを持つ。
 ヒントを与えて反応する子供とそうでない子供。
 高い布団の上から逆さに落ちたら危ない。
 布団の崩し方を教えてあげよう。
 立派な滑り台に代わる。
 幼児は一旦知恵を授けてあげれば、頭脳レベル次第で遊具として活用しだす事もある。
 
 先日百円ショップに行った際の事。
 廉価(れんか)で十分活用できるものも陳列されている。
 それは大人の感覚。
 母と幼児の姿。
 母は最近は見かけないトレンチコートに身を包み容姿は良い。
 ところが、どうやら、幼児が欲しがって手放さないものがテーマのよう。
 大きな声を張り上げ母を泣き落とそうとする幼児。
 母は盛んに躾(しつけ)をすべく譲らない。
 勿論口で諭(さと)すのみで手は触れない。
 私はそのそばを通る際、つい笑ってしまった。
 笑みに近い笑いだ。
 それでも母親には漏れた声が聞こえたようだ。
 私はこう言ったつもりだった。
 おじいさん、何か君たちのそばに落ちていたこれを。
 いや、お金を拾ったが、それで・・。
 そんな事を言う勇気はない。
 それに、母親は自らも教えられてきた教育を子供に引き継ごうとしているのだろう。
 それであるから、うっかり干渉は禁物。
 しかし、何とかしてあげたい。

 そう思いながら・・私は店を出た。
 教育とは何も学校に限ってのことでは無い。
 教師の犯罪ばかり報道されている世。
 学校に入る以前に、子供は親の躾という教育の恩恵を受けられる。
 それは、先程のように親が子に言って聞かせる事のみにあらず。

 子は毎日親を見ている。
 そして、次第に成長をしていく過程で親の仕種を自然に記憶におさめる。
 勿論、頭脳レベルや環境なども拘わっては来る。
 
 然しながら、言葉使い、家の中での仕種、他人に対する対応、そういった事を親がどのように扱うのか。
 利口な子にとっては、何も学校ばかりが教育ではない。
 いや、寧ろ家での親の行動こそ教育の原点と言える。
 教科書や情報すら乱れている世であらば。
 是非も、親が率先し自らの「フリ」をして子を上手に教育すべき。
 学校が悪いのではないが、社会が悪化したとは言える。
 逆に言えば、悪い社会が大人たちにもてはやされ。
 
 子供は親を見て育つ。
 親は悪い社会を子に記憶させてはならない。
 その権限はない。

 私は・・何時までも先程の親子の事が頭に残って離れなかった。

名こそ無かれ、その実は・・。

教育者の社会に育った私からのメッセージ。
子供が悪いのは友達のせい、学校の教師のせい、
教育機関ばかりの問題ではなく、先ずは家庭からの教育改革を行うべきであり、そうするには・・社会が正しくなければあり得なくなる。 

名こそ無かれ、その実は・・。

私が勝手に書いた文字。 「名こそ無かれ、その実は・・」 思いがけぬ、古代の老子の言葉に似たようなモノがある・・では、どうやって他国の古代まで遡ったのか?

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-04-24

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