景明前夜にて、自称文明人議員とのクソしょーもない質疑


質・ねえ?総理ねえ。総理はね、軍国主義を思わせるパレードだとか敬禮だとかね色んな軍事的行事とかですね、あとは色んな無駄な会議だとか天下り先とかね、それらを色々廃止するというね客観的に見てね、我が国の財政的信用を考えてもですね、すごい良いこといっぱいされてますと思うんですよね。我々もね、高く評価してるわけですよ。そこんところはね。それは良いと思うんですよ。
ですけどね、それを言ったらね、我々は宮中祭事まで廃止させようとしてるんじゃないのかとかね、言ってしまえば言いがかりのようなものを言ってこられる方々もいらっしゃるわけですがね、私たちはね、国家転覆をはかってんじゃないんだからそんな事は申しませんよ。
ですがね。それより我々が言いたいのはですね、この間の総理のあの、振舞いのことなんですね。
これまでもちろん頭を下げて陛下に禮を尽すといいましょうか、最低限のね振舞いとして禮をして恭しくするというのは当然にあったわけですけどね、この前の総理の、というか周りの閣僚や関係者の皆さん方の振舞いも含めてですね、なんですかあれは!あんなにも床に頭をつけるように土下座するようにしてね、陛下が目に入る内はいつまでも土下座したまま全員が完全に屈服してるかのようにして居たわけですね。
あれはね、私はね、とんでもない時代錯誤だと思えてならないんですね!(そーだ)軍国主義の復活ですよ。ね?皇国日本と、神の国日本と言って国民を蹂躙したあの忌々しき忘れてはならない我々の黒歴史ですよ。(そーだそーだ)
ね?国民主権は脅かされて居ますよ!国民の皆さん。ね?我々はね、天皇中心的なね、軍国主義的な独裁政治をね許すわけにはいかないんですよ。ね?この民主主義、国民主権を勝ち取るために一体どれだけの、ね?国民の努力と苦悩があったと思ってるんですか?(喝采)
ね。総理ね。あのような振舞いを全世界に見せたというのは非常に大きな責任を伴うと思いますよ。ね?どうなんですか。ね。説明してください。(そーだ)

答・はい、あの~、すいません。

質・あ?然うですか。謝られるんですか?ね。謝るんですね?(どよめき、野次、喝采)

答・はい、謝ります。なので、これからも厳かに宮中祭事に臨んでまいりたいと思います。

質・え?聞いてらっしゃったんですか?はなし。ね?謝られるということは今こちらが指摘したことを改められるということですね?(野次)

答・ええ、はい、ですから、謝りますので、これからも考えは変りません。(野次、喝采)

質・なんですかそれは!え。びっくりですよ皆さん!ね?なんですかこれは。それが一国の総理大臣の態度というんですか!ね?(けたたましい野次、喝采)

答・すいません。(野次)

質・あのね、総理ね、いったい何に誤って居られるんですか?ね。軍国主義的な振舞いを、というか然ういうことを指摘されても仕方のないようなことをして、ということですか?ね。それについてですか?

答・すいません。(すごい野次)

質・いや総理、ね。逃げないでください。(そーだ)すいませんは分かりましたから、いったい何がすいませんなんですか。ね?これ以上になると答辯を不当に拒否して居るのと変りませんよ?(そーだ、野次、喝采)

答・はい、あの~、わたくしは、陛下や皇室を崇拝して居るなどということは御座いません。誤解を招いてしまったのなら、すいません。(野次野次)

質・いや総理ね。あのような振舞いを全国民に全世界に見せてしまわれてからね、そんなこと言われても何も説得力なんてありませんよ!(そーだ)あの振舞いがどこをどうして崇拝してないだなんて風に思えるんですか?もし崇拝してらっしゃらないというのなら何がどうして然うなんですか?ね。

答・はい、あの~、何て言うんですか。(野次)本当に、すいませんなんですよ(野次)陛下や皇族の皆さまとともに、この国の受け継がれしものを守ろうとしてしまって、すいません、と。(尻上がりの野次)

質・何をおっしゃってるですか!ね。軍国主義が、皇国思想が我々国民をも含めた日本という国の伝統だとおっしゃるんですか!(野次野次野次)皆さん聞きましたか!ね?しかも総理は陛下を巻き込んでね非常に政治的なね、軍国主義的な思想で国民主権を踏みにじろうとなさってるんですよ!(そーだ、野次、怒号、喝采)これはとんでもないことだ。ね?国民からどのような信任を得て総理となられたか、ね?わかってますか総理。ね。平和国家としてね、国民主権を守り抜く国民の代表としてですよ!(そーだ)ね?総理ね。謝るのは後でいいんでね、改めてね、あの振舞い、そして今のご発言、ね、それらからして総理が陛下や皇室を崇拝して居るというのは明らかだと思うんですがね、どうなんですか。

答・いや、あの~、崇拝する心というのは敢て一切も持って居ないんで御座いまして、その点に関しては陛下や皇族方に非常に申し訳ない気持ちであります。本当にすいません。(大野次)

質・いやいやいや!ね。総理が謝るべきは国民に対してじゃないですか?(そーだそーだ)ね?国民主権を忘れたんですか!総理は今、一億人の人権を主権を踏みにじったんですよ!(そーだ、喝采、野次)ね。あなたはね、総理に相応しくない!(そーだ、喝采、野次)然るべき対応は今後の国会で十分に取らせていただきますがね、先ずここで総理、ね、自らの進退について言及されるべきではありませんか?(喝采)

答・えっと、あの~、すいません。総理に相応しくないと思わせてしまい、すいません。これからもご心配をおかけしますが、これからも精進いたします。すいません。

質・いや舐めてる!舐めてるよ国民を!(そーだそーだそーだ、野次、喝采)ね?居座る積りですか!全国民がみてますよ。世界中にみられますよ。ね?権力にしがみつく軍国主義者がね(野次)答辯を投げ出してね、国民主権を脅かそうとしてるんですよ!(そーだ、喝采)ね。我々は負けません。この民主主義を勝ち取るために命も顧みず血汗を流した先人たちの意志を引き継ぐためにもですね、負けるわけにはいかないんだ!(そーだ、そーだ、そーだ、喝采、野次、罵声、怒号)総理。ね。決着は選挙によるべきでしょう。武器による威圧や暴力ではありません。その覚悟がありますか?お答えください。(喝采、野次)

答・覚悟は、ありません。(野次、罵声、どよめき)わたくしは只、前に進むために謝ることと考えます。必要なのはわたくし達が心を一つにすることでした。わたくし達が守るべきものは、わたくし達が何をしようと何を言おうと、ずっと何も変って居ません。変るとしたら、わたくし達です。だからすいません。皆さまにはお願いしないといけない。なのですいませんと、いうことです。(罵声、怒号)

質・軍国思想に染まれというのか!(野次、罵声、怒号)ね。皇国民のフリをしろというんですか!(野次、罵声、怒号)国民にばかり変化を強いて、総理は何も変らない。譲らない。時代錯誤の恐怖政治だ!軍国政治の復活ですよ!(野次、そーだ)国民の皆さん、負けてはなりません。戦い抜きましょう!我々は負けません。命果てるまで戦います!(喝采、地響き)民主主義に、国民主権に勝利を!軍国主義をこの国から永遠に駆逐すべく我々は前線で肉弾となります!(共鳴、喝采)民主主義は勝つ!わたしも負けない!我が党も決して屈しない!その決意を以て質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました!(大喝采、大罵声、大怒号、大地鳴り)

景明前夜にて、自称文明人議員とのクソしょーもない質疑

景明前夜にて、自称文明人議員とのクソしょーもない質疑

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-04-23

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted