あれやこれや 261〜268

あれやこれや 261〜268

261 なんの病気?

 1週間前から左顔面が痛くなった。頭頂部をどこかにぶつけた? というような痛み。それに耳の奥も痛い。喉も痛い。歯も痛いような……
 眉の下に5ミリくらいの赤いものが。最近眉が白いので眉マスカラを付けている。それも値段の安いものを。そのせいか? 
 治らないのでかかりつけの内科に行った。左顔面が痛いと言ったら、風邪ですね、と抗生剤に咳、鼻水の薬、それにロキソニン。
 この先生、皮膚科の看板も出している。

 薬を飲むと症状はやわらぐ。しかし明け方は痛い。こめかみも痛い。
 いちばん心配したのは奥歯のブリッジ。もうかなりの年月が経っている。作り直しなんてなれば、いや、元の歯がダメになってたら……歯はいちばんお金がかかるから恐怖。それで、歯間ブラシで磨きすぎて余計痛くなる。でも、食べるのは平気だし触っても平気。では耳鼻科? 中耳炎とか? 待つよ待つよ。狭い待合室で長時間待たされて風邪を移されたこともある。
 
 仕事に行くと、どうしたの? 眉の下? 
 赤いところが大きくなって8ミリくらいの楕円に。顔は怖いよね。え、これは皮膚科か眼下どっちだろうね、なんていう会話。
 まさかこの痛みはこの発疹から来てるのか?
 では行くべきは皮膚科か眼科。そこはしばらく行っていない。去年、粉瘤ができたときは前述の内科で治療したけど。皮膚科専門のところがいいか?
 そして次の朝は目が腫れた。瞼が落ちて、下のたるみがなくなってた。これは絶対眼科だ。10年以上行ってないが絶望的に待つ。そういえば歩いて10分くらいのところに眼科ができていたはず。
 10時まで仕事だったけど、すぐに行った。新しくてきれいな医院。待合室の椅子もゆったり。でもね、こういうこともあるのだろう。マイナンバーカードの機械がおかしくて、自費になるけどいいかと聞かれた。ずっと問い合わせをしているようだ。この痛みにこの瞼、自費でもなんでも診てもらわなきゃ。
 しばらくして復旧してよかったのだけどまだ待つこと待つこと。1時間。そして検査。一通りの検査。まあ、目の検査も大事。 
 ようやく呼ばれて症状を話すと、瞼は皮膚科なのだそう。すぐ近くにあるからそちらに行くよう紹介状を書いてくれた。目薬は出してくれたが。
 その皮膚科は大通りにあっていつも待ってる人が外にまで溢れている。診察時間ギリギリに行ったら受付終わりました、と冷淡な言葉。夕方仕事だし、午後の診察はやめた。

 そして今日、朝起きたら目が半分以上小さくなっていた。朝イチで並ぶ覚悟だけど、眼帯はないしこの顔で行くの? 
 夫がサングラスしていけば、と。ゴルフのために作ったサングラス。真っ黒で目が見えない。こちらも恥ずかしいけどしかたない。短い距離だけど夫が車で送ってくれた。15分前なのに長蛇の列。座れなかったら辛いな。
 
 その日は院長先生ともうひとり先生がいたのでどんどん呼ばれていく。私の後ろに並んでた人が呼ばれても私はまだまだ。院長先生の方はなかなか進まないみたい。待つこと1時間。顔を見るなり、帯状疱疹だな、とすぐに検査。待つこと数分。バッチシ帯状疱疹だった。原因がわかってホッとした。歯でなくてよかった。
 目ももう1度見てもらった方がいいと言われ、近いから寄った。またまた待つこと1時間。左目の検査をして、視力は変わりないと。
 診察では目の中はまだ(?)大丈夫。皮膚科の薬でひどくはならないだろうとのこと。

 もう、疲れて疲れて帰ると夫が料理していた。おいしいパンも買ってきてくれていたのでそれを食べて薬を飲んでひと眠り。
 そういえば夫が帯状疱疹になったときは、背中の発疹が片側しかなくてすぐにピンときたのに。翌日医者に行って痛くなる前に治療できた。
 入居者さんをお風呂に入れた時もお腹の片側だけに発疹が3個。あれでピンときてナースに見てもらい痛くなる前に治療できた。 
 左顔面が痛かったときに気づくべきだった。検索しても出なかったけど。発疹はひとつだったから。今になってうっすらぽちぽち出てきたけど、塗り薬でひどくならなければいいが。
 薬は4日分でまた来院。また並ぶのか。しかたない。眼科、皮膚科は、耳鼻科もだけどそういうものなのだ。なぜあまりないの? 

 でも、目の検査をしたら緑内障の疑いがあるので、瞼の腫れが治ったら視野の検査をすることになった
 父が緑内障で失明したので、わかってよかった。そうだったら目薬を付けることになるのかな? 緑内障の薬はまつ毛が長く濃くなると聞いたことがある。それはいいけど。

 帯状疱疹は生涯で1度はかかるのだとか。ワクチンの無料接種届いてたのに。すぐに行っておけばよかった。

262 最近観てるYouTube

 最近YouTubeで『熟年離婚した夫の末路』とか『絶縁宣言した息子の末路』等々、同じような内容で、ナレーションや字幕の漢字の誤字誤読がひどすぎるものを観ている。
 長年連れ添った専業主婦の妻を、生産性がない女だと虐げて出ていかれる。妻は結婚してから買った家と貯蓄と夫の厚生年金の半分を受け取り自由なひとり暮らし。夫は家を売り部屋を借りるが、家事もゴミ出しさえできず汚部屋になっていく。そして戻ってくれ、と詫びる……がもう遅い。ほとんど同じ内容。なのに観てしまう。
 ナレーションの漢字の読み方が笑える。
 母さんをハハさん、お義母さんをオギボさん。文章を変なところで切って喋る。
 字幕の漢字は間違いだらけ。女房が尿房、嗚咽をお越つ。命じを明治。まるで間違い探しをするために観ているみたい。
 
 
 夫が退職したとき、離婚を考えたことがある。狭いマンションにずうっと一緒にいるのだ。テレビはつけっぱなし、夕飯時は
「今日はなんのご馳走?」
 あのときは、年金分割を考えなかったからひとりで生活するのは無理だと思ったけど。

 夫にしてみれば、ずっと家族のために働いてきたのだ。腰痛やヘルニアや尿路結石のときも、指先を切断した時もほんの少ししか休まなかった。子どもが生まれたときも退院のときもいないこともあった。
 現役時代は薬を飲んでも高かった血圧が、辞めた途端正常に。すべてストレスだったのか?
 大変だったのね、それはわかる。
 それでも退職後は生活を変えないとね。
 退職したら、行ってはいけない場所がある。勤めていた会社、同窓会、投資セミナー、スナック…… (これもYouTubeから)

 うちの夫もいろいろ考えたようだ。まず朝のスーパーの品出しのバイトをはじめた。働けば真面目だ。バイトなのに几帳面。鍵まで持たされ早く行く。給料はすべて夫のものだけど。
 次に安いカメラのセットを買い、いじっていた。すぐにしまい込んだが。それから料理をするようになった。レシピをみて印刷して3、4品作る。同時進行できずに食べるときには冷めている。
 食べる専門の時は熱くしてくれ、と言ってたくせに……私は文句は言いません。
 それから狭いベランダでプランターに野菜を植えた。いろいろやったが沢山収穫できるのはミニトマトにバジル。バジルソースは食べたことがなかったが絶品。娘たちにもあげると喜ぶ。
 今は、絵を描いている。これはずっとやりたかったと言ってたので、Amazonで画材セットを頼んだ。まあまあ上手で驚いた。額に入れて飾ると子どもたちが褒める。カメラを持って風景を撮りに行く。今度投稿の表紙にしようか?
 あとは、働いていた会社の人たちにゴルフに誘われる。私となら平日で半額でできるのに。誘っていただけるうちは行ったほうがいい。


 もうひとつの動画は、子どもや孫に金を注ぎ込み蔑ろにされる母の動画。
 ひどい嫁に洗脳された息子。孫の誕生日や祝いの席に嫁の両親を呼び、母には来るなと言う。金だけ出させてひどい扱い。ついに母も切れて一切の援助を打ち切ると……息子夫婦の家計は破綻。
 同じような話なのに観てしまう。


 うちは大きな援助はしていないが、これから先、孫にいくらかかるのだろう? なんてこの間、メモに書いてみた。なにしろ孫が6人。羨ましがられるが大変だ。それにまたひとり、秋に生まれる予定。
 見栄張らなくてもいいものを。到底年金だけでは足りない。だから私も働いている。この年で働かせていただいている。若い人と話せるし、いろいろあって面白い。体のために、宝くじが当たっても働いてたほうがいい、と思う今日この頃。

 でも帯状疱疹になり、顔にプツプツ出てきたからしばらく休まないと。この顔では外にも行けないし退屈退屈。
 昨日も今日も夫が買い物して料理してくれた。もう、洗濯も掃除もできるし、私がいなくても大丈夫だわ。

 長い夜、駄文だけど書いて見直ししたらあっという間に1時間。投稿していることは、まだ内緒。

263 なにやってるの?

 近くに大きな病院がある。今は介護施設の方が規模が大きくなったが元々は精神科。アルコール依存症、ドラッグ、リストカット……
 
 Aさんの話。
 定年退職したがまだ住宅ローンが数年残っている。
 40歳過ぎて買ったマンション。その後結婚した。妻はバツイチで連れ子が2人。
 会社では役職につき、まあまあの高級取り。ゴルフの会員権も買ったし車も買い替えた。
 しかし病気が見つかり薬代が高額。妻も体が弱い。車は手放した。

 娘が離婚した。3人の子がいるのに離婚した。
 そしてアルコール依存症に。
 娘は病院。3人の子は養護施設にあずけられた。引き取る体力がもう老夫婦にはない。
 孫たちには会えないと言う。

 詳しいことはわからない。
 夫は言われた。ローンが終わってていいよな、と。我が家の狭いマンションは20代で買った。確かにローンは終わったが管理費修繕費、駐車場代はかかる。

 先日長女が来た。高校時代はひどかった。母は何度も呼び出されたが、執念で卒業させた。就職先も決まらず派遣を転々。
 母は誓った。この子が出産するときは、絶対に絶対に手伝いになんか行かない、と。
 その娘が、今はふたりの子育てに必死だ。この娘、なにかあれば、子を置いて出ていくのでは……なんて思わせるような娘だった。娘でなければ付き合いたくない。

 離婚してアルコール依存症、子どもは施設。我が娘の身に起こりそうだ……なんて会話に、若い頃は死んでもいいと思ったそう。楽しんだから未練はない、と。親に心配かけておきながら。
 でも今は、
「絶対死ねないよね」
 子を置いて死ねない。

 私も子が小さいときはそう思った。でも、成長して……ひどかった。
『勉強しない子どもたち』に書いたけど、3人の子どもたち、皆ひどかった。おまけに私の父が……母に死なれひとり暮らしの父は、ほとんどアルコール依存症。そして認知症。
 ひどかった。ひどかった。亡くなっても思い出したくないくらい。
 でも、投稿するようになり材料にさせてもらっている。小説にも登場させた。
 今になって思う。病院に連れていくべきだった。怒って嘆いて諦める前に。
 父は、病気だったのだ。自分では治せない。

 さて、Aさんの娘さんは、アルコール依存症から抜け出せるのか?

 
 アルコール依存症は専門的な治療や自助グループの支援を受けることで、抜け出す(断酒を継続する)ことが十分に可能。
 意志の強さではなく、脳の病気として捉え、適切な医療機関と繋がることが回復への第一歩となる。
 アルコール依存症から抜け出すための方法
 専門医療機関への相談(断酒が基本)
 体からアルコールを抜く「解毒期」、生活改善の「リハビリ期」を経て、断酒を継続する。
 自助グループへの参加AA(アルコール・アノニマス)や断酒会などの自助グループで、同じ悩みを持つ仲間と体験を共有することが大きな支えになる。
 薬物療法・精神療法 飲酒欲求を抑える薬(断酒補助剤)の使用や、認知行動療法などで飲酒行動を改善する。
 環境を整える 周囲に断酒を宣言し、酒を飲まない環境を作る。ストレスを溜めすぎない、空腹を避ける。
 回復のために知っておくべきこと 「節酒」ではなく「断酒」 依存症になるとお酒のコントロールが不可能になるため、少しでも飲むと元に戻ってしまう。二度と飲まない生活を目指す。病気と付き合う。慢性的な病気であり、治癒ではなく「回復」し続けるという認識を持つ。
 再発は恥ではない。断酒中に飲んでしまっても、すぐに治療を再開すれば再び回復の道に戻れる。諦めないことが最も重要。早期治療が回復への近道です。
(AIによる概要から)

264 古巣のサイト

『小説家の「chaconne」氏についてですね。同氏は、講談社が運営する小説投稿サイト「NOVEL DAYS」で活動している人気のWeb小説作家です。同氏の主な活動や作品に関する詳細は以下の通りです。
 作家プロフィールと活動拠点プラットフォーム: NOVEL DAYS(chaconneさんの作者ページ)実績: 作品数24話、総PV数は98万回を誇り、多くの読者から支持されています。
 主な作風: 現代ドラマや社会派の小説、自身の内面や音楽をテーマにした作品(「ひらめいた曲」「作品の中の音楽」など)、短い掌編などを得意としています。
 なお、チャットノベル作品である「わたしのお気に入り」や「色褪せない音楽」なども高い人気を集めており、NOVEL DAYSのランキングにも登場しています』
AIによる概要より

 ふと思いついて『chaconne小説家』で検索してみた。ヒットしたのでびっくり。すごい評価で、連れ合いに自慢したくなった。

 ノベルデイズに投稿をはじめて5年が過ぎた。その後、星空文庫他サイトにもペンネームを変えて投稿している。
 最近まで毎日のように次々湧き上がってきた文章が出てこない。長編小説からはじまり介護エッセイ、音楽のチャットノベル、某サイトの毎日出るお題で投稿していた短い話が、ここしばらく停滞している。
 以前は旅行先でも夜書いて投稿していたのに。

 もう、しばらく休憩でもいいか? 
 投稿しなくてもノベルデイズの読者さんは過去作を読んでくださる。
 どういう方なのだろう?
 今はファンレターも拒否しているし、活動報告も書いていない。ノベルデイズのファンレター欄は…‥時々恐ろしい。
 ノベルデイズはコマーシャルがなくていいけれど、よくわからない。作品数はどのくらいあるのだろう? 投稿した頃はランキングを最後まで開いてみたことがある。ジャンル別で1万くらいだったかな?
 このサイトのpv数はよそのサイトより断然多い。多すぎて、本当ですか? なんて思ってしまう。だいたいのサイトは読んで読まれてお互い様。空白が続くとそこで終わる。
 こんな私の作品がここではもうすぐ100万pv数に達する。今では毎日500から1000以上のpv数がある。まあ、作品数も多いけど。
 当時は投稿しなくなれば自然に消えるだろうと思っていた。星をいただけないからランキングにはほとんど上がらないから、新規の読者はできないだろう、と。
 どなたが読んでくださるのか? 読みやすいのか? 面白いのか?

 でも…‥たぶんエッセイや音楽チャットノベルを読んだ方が、小説も開いてくださるのだろうけど……
 投稿したての頃は中、長編小説ばかり書いてたから。pv数少なかったわ。
 でも…‥開いて読まずに閉じる。そんな気配がこの頃多い。長いものは苦手なのか? 
 私も同じ。字数で敬遠しちゃうから。

 
 古巣のノベルデイズのことを書かせていただきました。音楽エッセイはチャットノベルなので読みやすいと思います。良かったら覗いてみてください。

https://novel.daysneo.com/sp/author/chaconne/

 星空文庫さんはランキングはないけど、pv数は毎日増加しています。こちらの方が小説を読んでいただいてるかも。時々全話読んでくださる気配が。

265 サ終

 前話で自慢した古巣のノベルデイズに投稿をして5年が過ぎた。最初の作品は長編小説。
 pv数は少なく星はしばらくひとつも付かず恥ずかしかった。ごくたまに全話を一気に読んでくださる気配がした。20万字以上の長いもの全話にpv数がひとつずつ……
 その後コンテストに介護エッセイを3話投稿した。ふたりの方からファンレターをいただき続編を書くことにした。
 それからある方の作品をヒントに音楽のチャットノベルを次々投稿した。
 5年が過ぎ、私の作品が100万pv数を越えた。毎日1000前後のpv数がある。
 投稿しなくなれば自然に消えるだろうと思っていたのに。他サイトでは読んで読まれて…‥の関係が終わるとそれっきり。長編はまず読んでもらえない。だからノベルデイズはありがたかった。運営は無関心なようだが。

 3年以上前、ランキング、作品評価の改善を検討中、みたいなお知らせがあったけど、それっきりだった。
 星をいただけないからランキングには上がらない。新規の読者はできないだろうが、時々検索エンジンというものに引っかかるのか? 
 音楽エッセイのpv数が桁違いの時がある。最近では映画のおかげか、マイケル・ジャクソン。偶然に来て他の作品も読んでくださったら……いつまでも、投稿しなくなっても読み続けられたら……

 などと思っていたところにサ終のお知らせ。ボーっとしているからしばらく気づかなかった。活動報告を読んで知った。サ終がサービス終了であることも。 
 少し前、ノベルバでもサ終のお知らせがあった。こちらは過去1年以上pv数ゼロ。ゼロゼロゼロのオンパレード。いっとき音楽エッセイを連日読んでくださる気配があって、その収益も3円あるそうだが、それも消滅。

 ノベルデイズは読んでくださる方が桁違いだったのに。連作を続けて読んでくださったのに。
 このサイト、100万pv超えてる作者さん、ザラにいますよ。他はお馴染みさんが数人読んでくれるとランキング上位に行ける。
 星空文庫はランキングもない。pv数だけ。それがいい。長くいるとわかる。星もいらない。コメントもいらない。
 誰かが来て読んだ。それだけでいい。
 そう、こちらは毎日誰か来て読んでくださる。(今のところは)

 ノベルデイズはコマーシャルがないから、書籍化された本もない(?)から儲からない?
 コマーシャル入れても、会費がかかっても続いてほしかったなあ。
 残念。残念。

 もうすぐ消滅。

266 赤ちゃん その後

【お題】 誕プレ会議

 歳なので、無知なので、疎いので、誕プレが誕生日プレゼントのことだとは知らなかった。

 プレは、「前の」「あらかじめ」「事前に」という意味を持つ言葉。
 プレ幼稚園
 プレインベンション(J.S.バッハの「インベンション」へスムーズに入るための準備段階として編集された、全音楽譜出版社の定番ピアノ練習曲集)
 あとは? 思いつかない。

 誕生の前の会議。
 孫が心臓に異常があるとわかり、最寄りの産院から大学病院に移り検査検査。出産時にはまた別の子供病院の先生も待機してくれて、オギャーと同時に診てくれたとか。
 事前の会議があったのかな?

 すったもんだのこの2年。いや、まだ2年経たないのに。心臓は手術して完治。問題ないけど、門脈が……とか、肝臓が……とか経過観察。
 娘はお気楽、旦那もお気楽。孫は元気に食欲旺盛に育っている。
 
 計画したのか知らないけど、上は小1の男の子。この子も男。どうしても女の子が欲しいから、と3人目ももうすぐ生まれる。でも、また男だって。
 もう、4人目は? なしね。
 
 一応大学病院で検査して、たぶん胎児に異常はないけど、臍の緒がどうのなんのと、ちょっと怪しい。まあ、心配ないみたいだけど。

 実は私も3人目のこの娘が心臓病で大変だった。この娘がひとり目だったら……たぶん次は産んでいないだろうな。

 だから、すごいな、と思う。強いのか、考えていないのか? 大変だよ。これから。ばあちゃんはもう歳なの。
 でももう少し頑張らないと。
 ありがたいことに医療費、無料なのです。

267 やはり……

 238話のその後です。

 マンションの同じ階の端の男性。40年以上住んでいるが、付き合いはない。たまにあっても挨拶はない。
 おとうさんは入居してすぐに亡くなった。おかあさんは総会には必ず出てきて、意見を言うしっかりした方だった。
 
 娘さんは嫁ぎ息子さんは家で仕事をしていた。
 やがておかあさんも亡くなった……だろう。お知らせはなかった。
 
 その、ひとり暮らしの男性には滅多に会わない。総会にも出ないし、理事になっても常に欠席。
 
 1年くらい前、エレベーターを降りたらその男が立っていた。私に向かい、
「ブラクミンか?」
と、言い放った。

 一瞬なにを言われたのかわからなかった。
 子どもに言っても部落民という言葉はわからない。
 美容師さんに言ったら、そういうテレビよくやっているよ、とのことだ。

 それから、数ヶ月前、仕事帰りだから、朝の10過ぎ、私の前をその男が歩いていた。帽子を被りスーパーの袋を持ち、歩くスピードはほぼ私と同じ。
 何か言われたらイヤだから私はペースを落とした。向こうから年配の女性が自転車でやってくると、男は叫んだ。聞き取れなかったが、
「なんとか、かんとか、ババア」
 自転車のおばさんは私と目が合うと、
「ババアって言われちゃったよ」
と、少し笑っていた。ムカついてただろうに。

 それから男はマンションの手前でしゃがむと、なにか飲んでいた。
 私は通り越した。なにも言わないで…‥と思ったが、やはりなにか言い放った。聞き取れなかったが。

 夫に話すと、男には言わないようだ。自分より大きな男には。
 ムカつく。施設の男性も人を見る。男の職員にはおとなしいのに、女だと思うと怒鳴る。
 
 ムカつく。
 今度なにか言ったら言い返してやる。
 以前、店長 (女)が駅で切符を買うとき、もたもたしていたら、若い男に、
「早くしろよ。ババア」
と言われ、
「今、なんて言った?」
と、言い返した。
 店長の威厳に若い男はそそくさと行ってしまった。ほんとにすごいババアだった。

 私も言ってやる。
「今、なんて言った?」
と。
「ババアを甘く見るんじゃないよ」

 でも、ただ偏屈なだけなのか?
 すでに認知症なのでは?
 怪しい。
 あんな男じゃヘルパーさんもいやだろうな。施設に入って来られても嫌われる。
 どうなるのだろう? この方は? この先?

 そして先日の事。
 男の隣の部屋の住人と理事長と警察が話していた。
 偏屈男が隣に迷惑かけて苦情を言っているのかと思ったが……
 やがて、救急車のサイレン。消防車のサイレン。緊迫した隊員たちの動き。
 これは……あれだ。きっと。

 以前にもあった。1階のエレベーター前のひとり暮らしの男性が亡くなった。
 異臭がしていた。私は近くの畑の肥料の匂いかと思っていたが、妊娠中の娘が言った。
「すごいにおいだよ。動物でも死んでんじゃないの?」
 まさか……ね。

 しかし、そうだった。
 後日身内が部屋を片付けて、やがて別の人が入居した。

 美容師さんが言ってた。近くの団地でもしばらく姿が見えない部屋に、ベランダ側から突入したら……旅行中だった……

 ベランダから見ると男たちが数人。さっさとガラスを割って突入すればいいのに、そうもいかないのか? 

 翌日から、その部屋の玄関ドアは開け放たれていた。

 近所付き合いのない偏屈な男。孤独死するよね、なんて夫と話していた。
 でも、こんなに早いとは……

268 努力に勝る……

【お題】 私の好きなセリフ



 好きな言葉は
『努力に勝る天才なし』 
 誰のセリフなのか?

 でも……
 嘘だな。

 努力しても努力しても、ピアノも字も英語も上達しなかった。
 なにをやってもだめだった。

 姉は一緒に始めた水泳を今でも続けている。もう、いくらでも泳げるという。大晦日には25メートルを108本。
 私はようやく25メートルを泳げるようになった時に、いろいろあって辞めてしまった。続けていたら、泳げたのだろうか?
 お嫁も、水泳はバタフライも得意らしい。息子に話していた。
「陸の上とは違うよ」

 ゴルフは続けているが、まだ飛ばない。
 豪快な美容師さんは、若い時、ソフトボールをやっていた。ゴルフは、打ちっぱなしに1度行っただけだが、当たれば飛んだそうだ。
 私はキャッチボールも届かなかった。いつか飛ぶ日が来るのだろうか?

 そんなことを話すと、豪快な美容師さんは、偉大なる凡人、と言う。(ラジオからの雑学らしい)

 なにをやっても、平均点。
 仕事も家事もスポーツも。

「それはすごいことなのよ。ひとつのことを極めなくても、Yさんは偉大なの」

 努力しても平均点。
 私は偉大なる凡人。

 最近はこう言うの。
 ピアノはもう孫のところだし弾いてないわ。
 もう歳だから、ゴルフも飛距離が出なくなったわ。


 お題からいろいろ考えて思い出した言葉がある。 

『楽しんでいる奴には敵わない』

 検索して見つけた。
 
『楽しんでやってる奴には敵わない』
とは、義務感や努力で取り組む人よりも、心から面白がって夢中になっている人の方が、結果や成長で圧倒的な強さを発揮するという意味の言葉。
 この考え方のルーツは、紀元前500年頃の中国の思想家・孔子の『論語』に残された有名な言葉。

『論語』雍業(ようぎょう)篇。
「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」

 孔子は人の取り組み度合いを3つの段階に分けた。
1. 知る者 (知る人・知識がある人)
 言われたことや、知識・道理を知っているだけの段階。

2. 好む者 (好きな人・努力する人)
 好きだから頑張る、と努力している段階。知識だけの人よりは優れている。

3. 楽しむ者 (楽しんでやっている人)
 損得や苦労を忘れ、プロセスそのものを「楽しんで (面白がって)」いる段階。努力している人をも遥かに凌駕する最強の状態で、これが「楽しんでる奴には敵わない」の本質。

 なぜ『楽しむ人』が最強なのか?
持続力が違う:嫌々やっている人は疲弊するが、楽しんでいる人は自発的に続けるため、結果的に膨大な時間を費やせる。
吸収力と発想が違う:プレッシャーや不安よりも好奇心が勝るため、柔軟なアイデアや高いパフォーマンスが生まれやすくなる。
(AIによる概要)


 こんなお題が出ると、次々調べてしまう。ほとんどAIからの引用なのだけど、時間かかるのよ。
 トイレも食事も後回し。目が疲れても少し頭痛がしてきても続けちゃう。
 好きだから? 楽しんでる?
 
✳︎

『努力に勝る天才なし』とは、不断の努力を続ける人は、生まれ持った優れた才能 (天才)をも超えるという意味の言葉。
 明確な発祥や作者は特定されていない。
 野村克也やイチローなど、多くの著名なアスリートや指導者が座右の銘や名言として言及している。


『偉大なる凡人』
 鍋倉夫によるヒューマンドラマ漫画、
『路傍のフジイ〜偉大なる凡人からの便り〜』
 職場では目立たない地味な中年男性・藤井を主人公に、世間の『幸せの定義』を考え直させるような日常を描いている。

『偉大なる凡人 辻本光楠 その生涯と業績』
京都商業学校 (現・京都学園)の創設者である辻本光楠(こうなん)の生涯をたどる一冊。

269 赤ちゃん0

 本当は『赤ちゃん11』か『その後のその後』なのですが……

 娘の家に来ている。九十九里の海まで歩いて10分。2階の部屋の窓を開けて寝ている。疲れているのに夜中に目覚める。もうすぐ2時。波の音が聞こえる。

 娘の3人目の子が亡くなった。予定日まで2週間。検診に行ったら心音が聞こえないと、泣きながら電話がきた。
 
 こんなことってあるのね。
 仕事は次の週から休みを取っていた。2人の子の世話をするために。男の子だから大変だから、体力つけておかなきゃ、と歩いていた。ダンベルも頑張っていた。下の子はまだ2歳前。私は腰痛をやってから、極力抱っこはしてこなかったが、そういうわけにもいくまい。腰ベルトして、腰バンド巻いて腰痛体操もしていた。

 もう、心音が聞こえない。
 死産。

 でも、死は、じっくり悲しみに浸ってはいられない。
 陣痛起こさせて出して(放っておいたら出てこない? 母体は危険になる)
 それに、火葬しなければならない。焼いてもらわなきゃならない。
 戸籍には入らないが、手続きもいろいろ……
 パパは大変だ。

 上の子の小学校は遠い。
 下の子の出産の時は保育園だった。子供の足で歩いて35分、頑張った行き帰り。私は2往復。
 小学校はもっと遠い。集団登校はあるが親の送り迎えが多い。私は運転できないので歩いてもらわなければ。

 下の子はパパがいなくなると泣いた。仕方ないので抱っこ。重い。この子は心臓の手術をしたのによく食べる。まだ、いろいろ心配なこともあり経過観察なのによく食べる。元気だ。
 
 この子で大変な思いをしたのに、女の子が欲しいから、と間をおかずに出来た3人目は男の子だった。

 あんなに大変だったのに、また、なにかあったらどうするの? 
 そんなふうに思っていた。勇気あるなあ、と。

 娘は3、4日で退院したら、上の子の運動会に行くつもりでいる。そして次の日は火葬の予定。
 楽しいことと、悲しいことが入り乱れ、どうにでもなれ!

 ばあちゃんは、子守りにご飯炊き。
 この家の炊飯器はおいしく炊ける。炊飯に60分もかけるモチモチコース。子供2人が白米をよく食べる。

 上の子の宿題を見る。音読を聞いてやる。
『うみのかくれんぼ』
「ハマグリって足があるの?」
「1本だけね。あのベロみたいなの」

 もうひとりの弟が死んじゃったけど……
 にぎやかだ。

あれやこれや 261〜268

あれやこれや 261〜268

  • 随筆・エッセイ
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-04-18

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. 261 なんの病気?
  2. 262 最近観てるYouTube
  3. 263 なにやってるの?
  4. 264 古巣のサイト
  5. 265 サ終
  6. 266 赤ちゃん その後
  7. 267 やはり……
  8. 268 努力に勝る……
  9. 269 赤ちゃん0