湿った夢

暗い夢を見た
湿った暗い夢を

ここはどこだろう。
とても暗く静かな場所だ。

重たい布団を被っているのだろうか。
身体にへばり付くような閉塞感があり、ひんやりとしている。

しかし、涼しく暗く静か空間で心地が良い。

一点だけ気になることは、上からザッザッバンバンと音がすることだ。
どうも上の階の住人が何かをしているらしい。

しかし、心地が良い。
また眠くなってきたのか、身体の感触が薄れていく。その中で胸だけが濡れている。
手で触れないが濡れており、広がっていくのがわかる。
暗いため色もわからない。

夢うつらとしている目が覚めた。

部屋は暗く静かだ。
まるで土の中のようだ。

そんな暗い夢を見たのだ。

湿った夢

読んでいただき、ありがとうございました。

湿った夢

  • 小説
  • 掌編
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-04-10

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