梅花散る
梅の花が散り始めた
代わりに椿が咲き始めた
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古い梅の枯枝を混じえた荒れた枝振りに咲く白い花には風情がある
光琳の絵に描かれた梅よりも美しいと思う
枯枝があってこそ生きた白い花が味わい深くきれいに見える
こういう風情を雅趣というのだろうと思う
「東風吹かば・・」
清廉、清楚、上品
梅は白梅に尽きる
そして・・椿は
梅の味わいとは全く正反対の趣が感じ取れる
艶やかな葉と赤い鮮やかな花の組合せ
葉だけでも魅力的だが、そこに鮮やかな花が加わる
長年、剪定の工夫を凝らしてきたものの、つまるところは剪定は行わない自然の形が最も美しいのではないかと思うようになった
藪に咲く椿・・藪椿
「名樹 散椿」いやいや・・絞りならざるを
椿は赤の一重の藪椿に尽きる
シンプルで深みがある
都はるみ・・は・・どうだろう
「あんこ椿は恋の花・・」
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間もなく様々な花が咲く季節を迎える
ピンク 桃 桜
白 ユキヤナギ ハクモクレン コブシ コデマリ
黄色 レンギョウ エニシダ ミモザ サンシュウ
紫 モクレン
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春を愛する人は心清き人
すみれの花のような・・
草の花もきれいで美しい
黄色い菜の花が咲き始まった
「 ままごとの 飯もお菜も 土筆かな 」
星野立子
時間は流れてゆく
春はすぐそこに来ている
梅花散る