白樺内省

白樺内省

 文学がひとつの軌跡でありたい
 白樺、内省、私だけのマイウェイ
 白紙の上では雄弁だったね
 いつだって答えを求めてるペン

 痛み苦しみもやがては消える
 フラッシュバックだけやけに暴れてる
 痛みは慈悲、苦しみが自信
 これからどこへ向かう、明日の私

 閉ざしてる過去、今それよりも
 麻酔を手放し、傷跡を縫合
 訊かない方法、知らない方向
 君が残すジャスミンの芳香

 願えば願いは叶う訳じゃない
 願った夜だけ努力を重ねて
 積み上げたページと指先でタッチ
 出版をする度に誓う「この次」

 見上げた明け方、暮れ方、夜空
 仕上げた文章は私の誇りだ
 けれども終わりは自惚れに等しい
 どこまでも、そう、どこまでも

「明けても暮れても夜通し書いた」
 泣いても、狂っても、拭わぬ儘さ
 記憶の怪物が肩を叩いた
 減ってく勇気よりも増す闘志

 作家と名乗る事に意味は無い
 肩書きだけならガキの遊びだ
 自らに起こす反乱分子の文士
 自分の暗がり照らし出す光

 耐え難い夜に全て終わらせる
 もう見たくない、夜明けは要らない
 懐かしいメンツと浮かんでる日々
 ひとつひとつに別れを告げる

 言いたくない、弱音の数々
 自身の弱さに絶対に勝つ
 負けた日なんてあっただろうか
 私は生きてる、今も生きてる

 生きてる証拠にペンを手に取る
 詩作、短編、ブログ、朗読
 全て全てが生きてる証
 私がこの手で残した筆致

 見上げた明け方、暮れ方、夜空
 仕上げた文章は私の誇りだ
 けれども終わりは自惚れに等しい
 どこまでも、そう、どこまでも

「明けても暮れても夜通し書いた」
 泣いても、狂っても、拭わぬ儘さ
 記憶の怪物が肩を叩いた
 減ってく勇気よりも増す闘志

白樺内省

白樺内省

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2026-02-18

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