異世界マナー講師②
☆「(ユニークジョブ『マナー講師』は、偽りのマナーを相手に信じ込ませる事が出来る。…それがどんな理不尽な内容でも。)」
●「あ、あの先生…菓子もお持ちしましたし…」
○「そろそろ貴方様を奴隷商に紹介させて頂いても…?」
▲「私共も生活が掛かっておりますので、その…大人しく売られて頂けると…」
☆「そうだな。ある程度マナーは身についたようだし、考えてやっても良い。…だがお前ら、何か忘れてないか?」
●「ま、まだ何か?」
○「(帰りてぇ。)」
▲「(もうコイツよくないか?)」
☆「身だしなみ。言葉ばかり繕ったって、誠意は伝わらないんだよ。」
☆「(あの後俺は、『風呂屋を紹介する』と言って盗賊共を近くの街まで連れて行った。そしてそのまま衛兵に引き渡した。それ程前科も無かったようだし、真面目に働けばその内出て来れるだろう。しっかり更生して欲しいものだ。)…良いことしたな。」
☆「さて、今後の事を考えないとな。」
☆「(現状、盗賊共から奪った金で懐は潤っているが…更なる策が必要だろう。)」
異世界マナー講師②