『過去形にする才能』
約束破ったの
嘘にしたの、全部
『過去形にする才能』
優しい冷たさだったから
いけないと知ってても恋をした
甘い言葉だけでは満足できない
アタシにはぴったりの人だった
本当は誰でも良かったんじゃない?
いつも口には出さない本音
大きな飴玉みたいに喉に詰まって
少しずつ苦しくなってく
大人は狡いから全部は言ってくれない
好きとかって言葉にも何だか
靄がかかってるのは気の所為かな
手を繋いで歩くこともできない癖に
日曜日の隣県は絶好のデートコース
そんな悲しい決めつけを押し付けないで
車の中でするキスしか知らないって
多分切ないことなんだから
友達に言えないなんて些細なこと
別に気にしてないけど気にして欲しい
特殊な今の状況を楽しんでるのも事実
もうすぐ特殊でもなくなるけど
普通の恋人同士ってどんなの?
それに変わってしまう未来が嫌
世間に埋没してよくある風景になる
だったらお互い別の人でもいいよね
卒業したらは免罪符じゃないの
そんな時だけ甘い言葉を使うから
冷めた振りが現実になってく
頷いたあの日を裏切るのはアタシ
『一時の熱に変換してアタシは大人になる』
『過去形にする才能』