百合小説「レズ小説」
百合小説「レズ小説」
百合小説
ある図書館である。日曜日である。
一人の女性が本を開いて勉強していた。彼女は佐藤京子という。
それは司法試験の勉強だった。
その席の前に一人の女性が座った。
彼女はカバンから文庫本を取り出して読んでいた。
京子はチラッと前の女の人を見て、綺麗な人だなと思った。
そして何かどっしりしていて頼りがいがありそうな人だなと思った。
ここの図書館は午後5時、閉館である。
閉館10分前になった。
「閉館10分前になりました。図書館はあと10分で閉館します。貸し出しをする方はお急ぎ下さい」
というアナウンスが流れた。
そして「蛍の光、窓の雪」のメロディーが流れ出した。
京子は司法試験の過去問題をカバンに入れて立ち上がろうとした。
その時。
「ねえ。あなた。司法試験の勉強をしているのね」
と前にいた女性が言ってきた。
「ええ」
と京子は答えた。
「実は私、司法試験の資格を持っているの。よかったら、ちょっと話さない?」
相手の女の人が言った。
「わあー。本当ですか」
「ええ。本当よ。あなたが司法試験の勉強をしているのを見て、なつかしいくなってね・・・・これからどうするの?」
「これからマクドナルドへ行って勉強を続けるつもりでした」
「じゃあ私も一緒に行っていい?」
「ええ。嬉しいです」
こうして二人は近くのマクドナルドに入った。
二人ともダブルチーズバーガーセットを注文して食べた。
「私は佐藤京子と言います。よろしく」
京子がお辞儀した。
「私は筒井順子。よろしくね」
相手の女性が言った。
「実を言うとね。あなたを見た時、何か孤独を感じたの。それで声をかけたの」
「そうでしたか。順子さん、ってカンがいいんですね」
「やっぱり当たっていた?」
「え、ええ」
京子が言った。
「実を言うと私、大学を卒業して会社に就職したんですけれど、集団に馴染めなくて。それで一人で出来る仕事をしたいな、って思って。それで色々と考えたんですけれど、司法試験の資格を取って弁護士になろうと思ったんです」
京子が言った。
「そうだったの。ところで京子さんは何処に住んでいるの?」
順子が聞いた。
「近くのアパートです」
「じゃあ私、京子さんのアパートに行ってもいいかしら。司法試験の勉強法を教えてあげるわ」
順子が言った。
「うわー。嬉しいです。幸せです。司法試験に通った人に教えてもらえるなんて」
京子は飛び上がって喜んだ。
こうして二人は京子のアパートに行った。
順子は京子に丁寧に司法試験の勉強を教えてあげた。
それがキッカケで二人は付き合うようになった。
京子は会社員だったので昼間は会社に行かなくてはならない。
しかし仕事が終わると順子が京子のアパートに来てくれて司法試験の勉強を教えてくれた。
京子は順子が好きであり順子も京子が好きだった。
それは「友達」という関係以上のものだった。
お互い相手に対する想いは同じなのに京子はシャイなので言い出せなかった。
ある時、勉強している時、二人の手が触れ合った。
「あ、あの。京子。私、あなたが好きなの」
順子が京子の手を握りしめて言った。
「わ、私もあなたが好きだわ。初めて見た時から」
京子が言った。
「ねえ。京子。キスしてもいい?」
順子が京子に聞いた。
「ええ。いいわよ」
京子が言った。
二人は畳の上に座り込んだ。
そして向き合った。
順子は京子の体を抱きしめた。
順子は京子の口に自分の口をチュッと触れさせた。
そしてすぐに顔を離した。
それは一瞬だった。
しかし京子は心臓がドキドキしていた。
順子はニコッと笑った。
「ねえ。京子。バードキスじゃなくてディープキスしてもいい?」
「ええ。お願い。やって」
順子は顔を京子の顔に近づけていって唇と唇を触れ合わせた。
順子の舌が京子の口の中に入ってきた。
順子の舌は、まるで生き物のように、京子の口腔の中の歯や唇の裏をまさぐって動いた。
もう京子の口腔からは、ネバネバした唾液が出ていた。
順子の舌が京子の舌に触れあった。
こうなってはもうどうしようもない。
京子も順子の舌を受け入れた。
二つの舌がお互いに、じゃれ合った。
京子の口腔からは、ネバネバした唾液があとから、あとから出続けた。
それを順子は吸い込んだ。
10分くらいしてから順子は舌を引っ込めた。
そして京子から顔を離した。
京子は恥ずかしそうに顔を赤くしていた。
そんな京子を見て順子は、ふふふ、と笑った。
「ねえ。京子。今度は、おっぱいの擦りっこをしない?」
順子が言った。
「ええ」
京子は従順に答えた。
「じゃあ上着を脱いで」
「はい」
順子に言われて京子はセーラー服を脱いだ。
発育のいい胸の膨らみを包んでいる白いブラジャーが露わになった。
順子も自分の上着を脱いだ。
順子も白いブラジャーだけになった。
順子は背中に手を回して自分のブラジャーのホックを外し、ストラップを肩から降ろして腕から抜きとった。
ブラジャーの中に収まっていた順子の豊満な乳房が露わになった。
そして順子は、京子の背中に手を回して、京子のブラジャーのサイドベルトのホックを外し、ストラップを肩から降ろして腕から抜きとった。
これで順子と京子の乳房は露わになった。
このレズビアンでは順子がタチ役で京子がネコ役だった。
「ふふふ。可愛いおっぱいね」
そう言って順子は自分の胸を京子の胸に近づけていった。
順子は自分の乳首をそっと京子の乳首に触れさせた。
左の乳首も右の乳首も。
「ああっ」
京子に激しい興奮が起こって京子は咄嗟に叫んだ。
「ふふふ。京子。じっとしていて。気持ちよくさせてあげるから」
そう言って順子は自分の乳首と京子の乳首だけを触れ合わせて、ゆっくりと体を動かした。
「ああっ。お姉さま。つらいです」
そう言って京子は順子の肩を両手でつかんだ。
順子も京子の肩をつかんだ。
乳首だけが触れ合っている快感、そして背徳的な行為をしているということが、京子を興奮させ、京子の乳首はだんだん勃起していった。
順子の乳首も激しく勃起していた。
京子はハアハアと荒い息をしていた。
「じゃあ、今度はおっぱいを押しつけ合いましょう」
「はい」
そう言って順子は京子の乳房に自分の乳房を押しつけた。
豊満な乳房が接触し押しつけ合って、それは、ひしゃげたりした。
そして順子は時々、乳房を離して、また、乳首だけ触れ合わせたりした。
「ああっ。気持ちいいっ」
京子が叫んだ。
「ふふ。そうでしょ」
順子は余裕の口調で言った。
「さあ。スカートも脱いで。パンティーだけになって」
順子が言った。
「はい」
京子は立ち上がってスカートを降ろし足から抜きとった。
京子はフルバックの白いパンティー一枚だけになった。
順子も立ち上がり、スカートを降ろし足から抜きとった。
順子もフルバックの白いパンティー一枚だけになった。
「さあ。これで愛し合いましょう」
「はい」
そう言って二人はパンティーだけという姿で向き合って座り、乳首の擦りっこをしたり、キスして舌をからめあったりした。
順子がそっと手を伸ばして京子のパンティーに触った。
「ああっ」
京子が反射的に声を上げた。
京子のパンティーを触ると、そこはもう濡れていた。
順子がそっと京子のパンティーの中に手を入れてアソコを触ると、そこは愛液で濡れていた。
「ふふふ。京子ちゃん。感じちゃっているのね」
順子が余裕の口調で言った。
「は、はい。で、でもこわいです。私はイエス・キリストを信じるクリスチャンです。こういう背徳的な行為をしてはいけないと思うんです」
京子が言った。
「イエス・キリストも同性愛のことについては言及していないわ。でも背徳的な行為には違いないわね。でも背徳的だからこそ、余計、興奮するんじゃないの?」
順子が聞いた。
「はい。お姉さまの言う通りです」
ふふふ、と順子は笑った。
順子は神を畏れていないようだった。
「も、もう神に裁かれても構いません。お姉さまと一緒になら地獄に落ちても構わないという気持ちになってしまいました」
そう言って二人は体をピッタリとくっつけ合って抱きしめあった。
日が暮れてきた。
「京子ちゃん。今日はこのくらいで終わりにしましょう」
順子が言った。
「はい」
二人は体を離した。
「京子ちゃん。アソコとパンティーが濡れているでしょ。シャワーを浴びてきて」
「はい」
京子はパンティーを履いたまま風呂場に行った。
そしてシャワーを浴びて、浴衣を着てもどって来た。
「おねえさま。実は私、マゾなんです」
京子が顔を赤くして言った。
「ええ。そうだろうと思っていたわ」
順子が言った。
「私は生まれつきマゾでした。テレビドラマや漫画でも美しいヒロインが捕まって敵にやられそうになるシーンがあると興奮してしまいました。私もああなりたいと。悲劇のヒロインになりたいと。でも男の人でSの人と付き合うのはこわかったんです。男って、美しくないし、乱暴だし、強引だし。それで、順子さんのような、優しそうな女の人に虐められたいと思っていたんです。順子さん。どうか私を虐めてくれないでしょうか?」
京子が言った。
「ええ。いいわよ。今週の日曜日に私の家に来てくれない。私の家でSМプレイをしましょう」
順子が言った。
「嬉しい。お姉さまになら何をされても幸せです」
京子が言った。
そう言って順子は京子の家を出て行った。
・・・・・・・・・・・
やがてその週の日曜日になった。
京子は順子の家に行った。
ピンポーン。
インターホンを押すと家の中から「はーい」という声が聞こえてきて、パタパタと玄関に向かう足音が聞こえてきた。
そして玄関の戸が開いた。
家の中から順子が顔を出した。
「いらっしゃい。京子ちゃん」
順子がニコッと笑顔で出迎えた。
「こ、こんにちは」
京子が少し緊張した様子でペコリと頭を下げた。
「さあ。どうぞ。入って」
順子が手招きした。
「お邪魔します」
そう言って京子は順子の家に入った。
京子は居間のソファーに座らされた。
「大きなお屋敷ですのね」
京子が言った。
「ええ。父が会社の社長で、今、海外支社に出かけていて、父は世界のあちこちの海外支社を飛び回っていて、この家に来るのは、年に数回だから、ほとんど私が一人で自由に使えるの」
順子が言った。
「そうだったんですか。順子さんのお父さん、って海外にたくさんの支社を持つ会社の社長さんだったんですか。知りませんでした」
京子が言った。
「京子ちゃん。私、パスタを作ったの。一緒に食べましょう」
「はい」
京子はリビングルームの隣りにある食卓に着いた。
順子はキッチンに行って、バスタとサラダとアイスティーを二人分、持ってきて、食卓の上に乗せた。
パスタには小エビがたくさん入っていた。
「小エビのタラコソースにしたの。どうぞ」
順子は嬉しそうに言った。
「わあー。美味しそう」
頂きます、と言って二人は順子の作ったパスタを食べた。
「うわー。美味しい。順子さん、って料理が上手いんですね」
京子はニコッと微笑んだ。
「そう言ってもらえると嬉しいわ」
順子が言った。
「こんなに優しい順子さんに、これからどんなふうに虐められるかって想像もつきません。わからないと、こわくなってきます」
京子が言った。
「あっ。そのことなんだけど。私も京子ちゃんをどう責めたらいいのか、わからないの。だから、今日は京子ちゃんが私を責めて。京子ちゃんが、どんな責めが好きなのか知りたいの」
順子が言った。
予想外のことに京子は戸惑った。
「え、そ、そんな・・・」
京子は戸惑っているようだった。
「Мの子はМだけじゃないはずよ。Sも持っているはずよ。だって女が責められるのを見ると興奮するんでしょ」
「え、ええ。それはそうですけれど・・・私、女の人を責めたことなんてないし・・・」
京子が不安げに言った
「私はSもあるけれどМもあるわ。SМの純度が高い人は、皆、SとМの両方を持っているはずよ」
順子が言った。
「え、ええ。でも、それは想像の世界の中だけの話です」
「だから、京子ちゃんの想像の世界を現実にやってみるのよ。私が虐められ役。だから今日は私が虐められるわ」
「わ、わかりました。やります」
京子は覚悟を決めた。
「よし。決まり。じゃあ私について来て」
そう言って順子は立ち上がった。
そして部屋にある一つの戸を開けた。
すると、それは地下へ向かう階段となっていた。
京子は順子のあとについて階段を降りて行った。
すると地下には大きな地下室があった。
京子は驚いた。
「どうして、こんなに大きな地下室があるんですか?」
京子が聞いた。
「私の父にもSМ趣味があってね。気の合ったМの女の人をここへ連れ込んでSМプレイをしていたの」
順子が言った。
「そうだったんですか」
京子は驚いた。
「じゃあ、京子ちゃん。私を虐めて。何をしてもいいわよ」
順子が言った。
京子は部屋の中にあった椅子に座った。
順子は京子の前で京子の命令を待って立っている。
「じゃあ、手始めに私の前で四つん這いになってみて」
京子がおそるおそる言った。
「はい」
順子は京子に言われたように従順に京子の前で四つん這いになった。
まるで犬のようである。
「順子さん。あなたは私の飼い犬よ。何か私に奉仕してみて」
京子が言った。
「はい。ご主人様」
そう言って順子は目の前の京子の組んだ右足の足指をペロペロ舐め出した。
「ふふふ。くすぐったいわ。でも何だか面白くなってきたわ」
京子の心に順子を虐めてみたいというサディズムの心が起こり出した。
京子は足を組み替えて左足を上にした。
それは、今度は左足を舐めて、という意思表示だった。
順子は京子の意思表示を理解して目の前の京子の組んだ左足の足指をペロペロ舐め出した。
「ふふふ。舐め方が下手よ。もっと丁寧に舐めなさい」
そう言って京子は左足の親指と人差し指で順子の鼻をはさんだ。
「ああっ。お許し下さい。京子さま」
そう言われても京子は許さない。
京子は図に乗り出して順子の顔に足の裏をつけてグリグリと揺すった。
「ふふふ。犬にしては可愛い顔ね」
そう言って京子は順子の顔の目や鼻や口や耳を手で弄った。
京子の加虐心はどんどん高まっていった。
もう京子にはためらいの気持ちがなくなっていた。
「ふふふ。犬が服を着ていては、おかしいわね」
そう言って京子は椅子から立ち上がった。そして四つん這いの順子のもとに屈んだ。
そして順子のスカートのファスナーを外し、スカートを降ろしていき順子の足から抜きとった。
これで順子の下は白いパンティーだけとなった。
次に京子は順子の着ているシャツのボタンを外していった。
ボタンを全部、外すと順子のシャツの裾を持ち上げて、順子の頭の上に回し、両腕から抜きとった。
これで順子はブラジャーとパンティーだけという姿になった。
そして京子は、順子のブラジャーの背中のサイドベルトのホックを外し、両腕からブラジャーを抜き取った。
そして京子は順子のパンティーを降ろしていき両足から抜き取った。
これで順子は一糸まとわぬ丸裸になった。
「ふふふ。どう。順子。女の前で丸裸になって四つん這いになっている気分は?」
京子が聞いた。
「は、恥ずかしいです。みじめです」
「ふふふ。そうでしょう。でも、あなたは私の忠実な飼い犬なのよ」
京子は順子の下垂した乳房を揉んだり、美しい黒髪を撫でたり、と体のあちこちを弄んだ。
そして京子は順子の尻の前に座った。
「ふふふ。順子。尻の割れ目がもっとよく見えるよう膝を大きく開きなさい。そして顔を床につけなさい」
言われて順子は膝を大きく開いた。
そして顔を床につけた。
それによって順子の尻は高々と持ち上がり尻の割れ目がパックリと開いた。
窄まった尻の穴とアソコの割れ目がもろに見えた。
「ふふふ。順子。尻の穴もアソコの割れ目も丸見えよ」
そう京子は揶揄した。
そして京子は順子の尻の割れ目を毛筆でスーとなぞったり、爪楊枝でツンツンと突いたりした。
その度に順子は「ああー」とつらそうな声を上げた。
「ふふふ。女もこうなっちゃおしまいね」
京子が揶揄した。
「ふふふ。順子さん。あなたは私の飼い犬よ。飼い犬は御主人様の言うことをちゃんと聞くのよ」
京子が命令した。
「はい」
「さあ。順子さん。パンティーを放り投げるから拾ってきなさい。あなたは犬なんだから四つん這いのまま、口で咥えてもどって来るのよ」
そう言って京子は順子のパンティーをポーンと遠くに放り投げた。
順子は四つん這いのまま、のそのそと犬のように歩いて、パンティーの所へ行き、それを口で咥えてもどって来た。
「よしよし」と京子は順子の頭を撫でた。
「じゃあ次はブラジャーよ」
そう言って京子は順子のブラジャーをポーンと遠くに放り投げた。
順子は四つん這いのまま、のそのそと歩いて、パンティーの所へ行き、それを口で咥えてもどって来た。
「よしよし」と京子は順子の頭を撫でた。
「じゃあ、飼い犬プレイはこのくらいにしておいてあげるわ。さあ、立ちなさい」
「はい」
言われて順子は立ち上がった。
順子は座っている京子の前で立ち上がった。
順子の裸は美しかった。
「ふふふ。美しいプロポーションね」
そう言って京子は椅子から立ち上がった。
「さあ。順子。両手を前に出しなさい」
京子に言われて順子は両手を前に出した。
京子は順子の両手に革製の手錠をかけた。それはSМショップで売っている物だった。
天井からは太いロープが垂れている。そしてそのロープの先は輪っかになっていた。
京子は順子の手錠を頭の上にあげて、手錠を天井から垂れているロープの輪っかに通した。
これで順子は天井から吊るされている形になった。
「ふふふ。順子さん。もうこれで身動き出来ないでしょ」
「は、はい」
順子を吊るしたことによって京子は順子を自分の物にしたような気持ちになって嬉しくなった。
もう京子が手錠を解かなければ順子は自由になることは出来ないのだから。
裸にされて吊るされている順子を見ているうちに京子にムラムラした感情が起こってきた。
「順子さん。好き」
そう言って京子は背後から順子に抱きついた。
そして体をピッタリと順子の体にくっつけた。
柔らかい女の体の温もりが伝わってきた。
しばし京子はそのまま、じっとしていた。
いつまでもこうしていたいと思ったからである。
しばしして京子は順子の乳房を触った。
そして、ゆっくり優しく揉んだ。
「ああっ。許して」と順子は喘ぎ声を出した。
それは多分、間違いなく、確実に、演技だろうと京子は思った。
男(見知らぬ男)が強引に女を裸にして吊るして女の体を弄べば女は恐怖におびえるが、女同士であり、さらに京子と順子は仲のいい友達であり、その上、順子の方から「今日は私を虐めて」「何をしてもいいわよ」と言ったのだから。
ちゃんとSМプレイをしなくてはならないと京子は思った。
「順子さん。私は敬虔なクリスチャンなのに私は神の教えを裏切ってしまったわ。私をこんな背徳的な関係にしてしまったのは、あなたなのよ。私は地獄行きよ。どうしてくれるの?」
「ご、ごめんなさい。許して下さい」
「ダメよ。あなたは私を地獄行きにした罰を受けなさい」
そう言って京子は順子から離れムチを手にとった。
順子のスベスベした柔らかい華奢な体をムチ打つことはためらわれた。
なので、軽くそっと10分の1の力で、順子の尻に当ててみた。
ピシン。
軽い音が鳴った。
「ああー。痛いー。お許し下さい。ご主人様」
順子は全身をくねらせて激しい叫び声を上げた。
しかしそれは明らかに演技だった。
京子は10分の1の力で、そっとムチを尻に触れさせただけなのだから。
しかし順子の演技に刺激されて、京子に順子を虐めたいというサディズムがムクッと起こってきた。
「ふふふ。順子さん。あなたの犯した罪はこんな程度のことで許されるものじゃないわよ」
そう言って、京子は、もうちょっと力を入れて順子の尻をムチ打った。
ピシーン。
軽い音が鳴った。
「ああー。痛いー。お許し下さい。ご主人様」
順子は全身をくねらせて激しい叫び声を上げた。
それも演技であることは明らかだった。
しかし京子の心の中でサディズムの炎が灯り出した。
ピシーン。ピシーン。ピシーン。
京子は順子の尻を何度もムチ打った。
といっても手加減して本当に痛くならない程度に。
しかし順子はムチ打たれる度に、
「ああー。痛いー。お許し下さい。ご主人様」
と全身を激しくくねらせて叫んだ。
その順子の反応が面白く京子はもう無我夢中で順子の尻や脚や背中を鞭打った。
ビシーン。ビシーン。ビシーン。
順子が顔を後ろの京子に向けた。
「ゆ、許して。京子ちゃん」
順子は涙を流していた。
ここに至って、京子は自分の加虐心にまかせて、順子を虐めてしまっていたことを知った。
「ご、ごめんなさい。順子さん」
そう言って京子はムチを手放し急いで順子の元に駆けつけた。
「すぐに吊りを解きます」
そう言って京子は順子の手錠にかかっている吊り縄を解いた。
これで順子は吊りから解放された。
次に京子は順子の手錠をはずした。
これによって順子は裸ではあるが、拘束が完全になくなった。
京子は布団を敷いて、その上に順子を寝かせた。
京子は順子に服を着せてやろうと思って順子のパンティーとブラジャーを持ってきた。
そして京子は順子にパンティーを履かせようと順子の足にパンティーをくぐらせた。
すると順子がムクッと起き上がった。
「有難う。京子ちゃん。自分で履けるわ」
そう言って順子は中腰になり、パンティーを腰まで引き上げた。
そして、自分でブラジャーも着けた。
そしてまた、パタンと布団の上に寝た。
京子は冷たい水を入れた洗面器を持ってきて、タオルをそれに浸して、うつ伏せに寝ている順子の尻や背中をふいた。
「順子さん。ごめんなさい。つい調子に乗っちゃって。痛かったでしょう?」
京子が聞いた。
「ううん。痛くなかったわ。でも京子ちゃんが、どんな責めが好きなのかもわかったし。私もマゾの喜びをうんと味わえたし。体も心も裸になれて幸せだったわ」
そう言って順子は再び布団の上にひれ伏した。
京子には順子が、どのくらい痛かったのか、順子の涙は本物だったのか、それとも演技だったのかは、さっぱり、わからなかった。
その日のプレイはそれで終わりだった。
「じゃあ、今度は私が虐められる番ね。順子さん。私をうんと虐めて」
京子が言った。
「ええ」
そう言って京子は順子の家を出て行った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
京子はSМプレイをしてみたいという長年の思いが叶って嬉しかった。
その晩、京子は心地よい満足感で寝た。
自分はマゾだけだと思っていたが、サディズムもあるのだなと、改めて感じさせられた。
順子さんに対しては、ちょっと、やり過ぎちゃったかなと反省していた。
なぜなら泣くまで虐めてしまったのだから。
しかし順子さんが思ったよりМの気が強いのに京子は驚いた。
Мの人はおとなしくて優しいから、次回は自分が虐められる番だけれど順子さんは、私をちゃんと虐められないのじゃないかと京子は思った。
翌日。
京子は会社に出社した。
会社では隣の席に、飼い猫ちゃりりん、というあだ名の同僚がいた。
本名はもちろん、あるのだが、みな、「飼い猫」「飼い猫」と呼んでいた。
この飼い猫ちゃりりん、という上司は意地悪で何事につけて、京子に注意した。
「会社に出社した、というのは、おかしいでしょ。会社に行ったでしょ」としつこく注意してきた。そして自分は色々なことを知っているのだぞ、ということを自慢していた。
コロナ騒動が2020年に始まったが、飼い猫ちゃりりんは、コロナワクチンは毒だと言い出した。そしてコロナウイルスは世界の大富豪たちが、金儲けのためにやったことで、彼らは、世界を支配しようとしている闇の政府だと言い出した。テレビや新聞は本当のことを報道していない、WHOはビルゲイツが支配している、日本の厚労大臣の武見敬三も買収されている、闇の政府(DS、ディープステート)というのがあって、コロナワクチンはmRNAワクチンで、日本人は人体実験にされている、などと、おかしなことを言っていた。
科学技術が進歩してmRNAという遺伝子ワクチンという素晴らしいモノが開発されたのに、ワクチンは毒だと言ってゆずらない。どう考えたっておかしい。ネットばかり見ているので、ツイッターで拡散されている陰謀論に完全に洗脳されてしまっているのだな、と京子は見ていた。
飼い猫ちゃりりんに「思いやり」や「愛情」などない。
上から目線で威張って部下をいじめて喜んでいるだけの、くだらない人間だと京子は思っていた。その週も京子はさんざん、飼い猫ちゃりりん、に意地悪く注意され叱られた。
京子にとっては、それがストレスだった。
京子は早く週末になって、本当の「愛情」を持った順子に会いたいと思った。
順子が孤独な京子の心の支えだった。
・・・・・・・・・・・・
やがて待ちに待った週末の日曜日になった。
京子は順子に愛される期待と少しの緊張感に心をときめかせて電車で順子の家に行った。
ピンポーン。
インターホンを押すと家の中から「はーい」という声が聞こえてきて、パタパタと玄関に向かう足音が聞こえてきた。
そして玄関の戸が開いた。
家の中から順子が顔を出した。
「いらっしゃい。京子ちゃん」
順子がニコッと笑顔で出迎えた。
「こ、こんにちは」
京子が少し緊張した様子でペコリと頭を下げた。
「さあ。どうぞ。入って」
順子が手招きした。
「お邪魔します」
そう言って京子は順子の家に入った。
「お姉さま。会いたかったわ」
入るや否や京子は順子に抱きついた。
「私もよ」
そう言って順子も京子を抱きしめた。
(ああ。やっぱり優しい素晴らしい人なんだわ)
と京子は感動した。
京子は居間に連れて行かれ、ソファーに座らされた。
「順子さん。この前、私、順子さんをムチ打ちしちゃったけれど大丈夫でしたか?」
「ふふふ。大丈夫よ」
順子が言った。
「今日は私が虐められる番ですね。遠慮なくうんと虐めて下さい」
京子が言った。
「京子ちゃんは、どんな風に虐められたいの?」
「何をされても構いません。順子さまは私のご主人様です。順子さまの好きなように虐めて下さい」
「じゃあ、この前、京子ちゃんが私をイジメたようにやってもいい?」
「はい。構いません」
「じゃあ地下室に行きましょう」
「はい」
こうして順子と京子は地下室に降りて行った。
順子は安楽椅子に座り、その前に京子が立たされた。
「京子ちゃんは私の飼い犬よ。飼い犬が服を着ていては、おかしいわ。服を全部、脱いで」
「はい」
京子はワイシャツを脱ぎスカートを降ろし、ブラジャーを外し、パンティーを降ろして足から抜きとった。
これで京子は一糸まとわぬ丸裸になった。
「さあ。京子ちゃんは犬なんだから四つん這いになりなさい」
「はい」
京子は順子の前で四つん這いになった。
生まれて初めて人の前で丸裸になって四つん這いになって、京子は長年の夢想が叶って被虐の快感に浸っていた。
出来ることなら、いつまでもこうしていたいと思った。
「じゃあ、お食事をしましょうね」
そう言って順子は椅子の裏にある皿を持って椅子に座った。
それは順子の好きなパスタだった。
「じゃあ頂きます」
と言って順子は自分の持ってきたパスタを美味そうに食べ出した。
京子にはくれない。
京子は、自分にもパスタの皿を出して四つん這いのまま食べさせてくれるのだろうと思っていたので、その予想が外れて意外な思いだった。
順子はパスタを食べ終わると「あー美味しかった」と言ってタバコを咥え、フーと一服した。
京子も順子の家に行けば、ご馳走してくれるものだと思っていたので、朝ごはんは食べなかった。順子が美味しそうに食べるのを見て京子に激しい空腹が襲ってきた。
京子の腹がぐーと鳴った。
「あなたもお腹が減っているの?」
「は、はい」
「じゃあ、あなたにもお食事をあげるわ」
そう言って順子は京子の前にトンと皿を置いた。
それを見て京子は「ああー」と悲鳴を上げた。
皿の中には、ゴキブリの死骸が山盛りになっていたからである。
「さあ。これがあなたのご飯よ。食べなさい」
順子が言った。
京子は全身をワナワナと震わせた。
「ご主人様。これだけはどうかお許し下さい」
京子は早くも涙を流していた。
いくら虐められたいといっても、ゴキブリを食べることはどうしても出来なかった。
しかし順子はニヤニヤ笑って京子を見ている。
「京子ちゃん。あなたは私の飼い犬よ。ご主人様の命令にはちゃんと従わなくっちゃ駄目よ」
順子は非情な要求を微笑んで言った。
ここに至って京子は、順子はうわべは優しそうだが、相当なサディストなのだと気がついた。
「ゆ、許して。順子さま」
京子は涙をポロポロ流しながら哀願した。
しばし順子は京子が泣くのを楽しそうに眺めていたが、
「仕方がないわね。それじゃあ、これは許してあげるわ。代わりにこれを食べなさい」
そう言って順子はゴキブリの皿をとって、代わりに別の皿を京子の顔の前に置いた。
それは順子と同じパスタだった。
「さあ。お食べなさい。でもあなたは犬なんだから手を使っちゃダメよ。口ですくって食べるのよ」
「あ、有難うございます」
やっぱり順子さんは、優しい人なんだなと思った。
京子の涙は悲し涙から嬉し涙に変わった。
京子は四つん這いのまま、皿に口を近づけてパスタを口に含んで食べた。
京子はパスタを全部食べた。
「美味しかった?」
「はい。ご主人様」
「そう。それはよかったわね」
そう言って順子は京子の頭を優しく撫でた。
「じゃあ今度は立って」
「はい」
順子に言われて京子は立ち上がった。
「さあ。京子ちゃん。両手を前に出して」
順子に言われて京子は両手を前に出した。
順子は京子の両手に革製の手錠をかけた。
そして順子は天井から垂れているロープに京子の手錠を通しロープを引っ張っていった。
京子の手首は上へ引っ張られて、京子は天井から吊るされた形になった。
「どう。京子ちゃん。裸にされて吊るされる気持ちは?」
順子が聞いた。
「み、みじめです。そして、こわいです。順子さまが何をなさるのかわからないので」
「京子ちゃんは何をされたい?」
「何でも好きなようにして下さい。私は順子お姉さまの奴隷ですもの」
「京子ちゃんは何をされたいの?」
順子がまた聞いた。
「私を鞭打って下さい。この前、順子さまにムチ打ちをしてしまいましたから。その罰として私を鞭打って下さい」
「わかったわ。でも私の大切な、いとおしい京子ちゃんをムチ打つのは可哀想だわ」
そう言って順子はリモコンスイッチを操作した。
すると、ウィーンとマネキン人形のような物が近づいてきた。
マネキンはムチを持って、それを高く振り上げていた。
「な、何なのですか。これは。順子さま?」
「これは東芝自動ムチ打ちロボット・サディスト君よ。私はどうしても京子ちゃんをムチ打つことは出来ないわ。だから東芝が開発したムチ打ちロボットに代わりにムチ打ってもらうわ」
そう言って順子はリモコンのボタンを操作した。
すると、マネキンの上半身と腕がクルリと回り、ムチがヒュンと振り下ろされた。
「グレート1から10まであるわ。1がソフトで10がMAXよ。京子ちゃんは、どのレベルにしたい?」
「い、1にお願いします」
「わかったわ。じゃあグレード1でやるわ」
順子がリモコンのグレード1をピッと押すと、マネキンロボットの上半身と腕がクルリと回り、ムチがヒュンと振り下ろされた。ムチは京子の尻に当たった。
ピシン。
「どう。痛かった?」
「いえ。大丈夫です。何ともないです。もうちょっとグレードを上げて下さい」
「わかったわ。じゃあグレード3にしてみるわ」
そう言って順子はリモコンのグレード3をピッと押した。マネキンロボットの上半身と腕がクルリと回り、ムチがヒュンと振り下ろされた。ムチは京子の尻にピシンと当たった。
「どう。痛かった?」
「いえ。大丈夫です。何ともないです。もっとグレードを上げて下さい」
「京子ちゃんは、どのくらいの痛さがいいの?」
「MAXでお願いします。だって私も前回、調子に乗って順子さんを思い切りムチ打っちゃったんだもの」
「MAXはそうとう痛いわよ。これは本格的なハードマゾでも耐えられないほどの痛さよ」
「構いません。MAXでお願いします」
「わかったわ。じゃあMAXにするわ」
そう言って順子はリモコンのグレードをMAXにした。
マネキンロボットの上半身と腕がクルリと回り、ムチが勢いよくビュンと振り下ろされた。ムチは京子の尻にビシーンと当たった。
「ああー。痛いー」
順子はリモコンのストップボタンを押した。
「大丈夫。京子ちゃん。もうちょっとグレードを下げましょうか?」
「いえ。いいです。一度、裸にされて吊るされてムチ打たれたいと思っていたんです。順子さんのような優しい人に遠慮なくうんとイジメられるのが私の夢だったんです」
「じゃあMAX。連続でいくわよ」
「順子さん。私が悲鳴を上げたり、許しを乞うても、私をイジメ続けて下さい。それと順子さんはブランデーを飲んで私が泣き叫ぶ姿を楽しんで下さい」
「わかったわ」
そう言って順子はワイングラスにブランデーを注いだ。
そして、リモコンで「MAX。連続」を押した。
ムチ打ちロボット・サディスト君が勢いよく動き出し、京子の尻を激しくムチ打ち出した。
ビシーン。ビシーン。ビシーン。
「ああー。痛いー。お許し下さい。順子さま」
京子は早くも涙を流しながら順子に哀願した。
しかし順子は、京子に言われた通り、ブランデーを飲みながら、ムチ打たれて泣き叫んでいる京子を眺めていた。
ビシーン。ビシーン。ビシーン。
非情なロボットは容赦なく京子をムチ打ち続けた。
京子の尻は真っ赤に腫れ上がっていた。
「ゆ、許して。順子さま」
京子は泣き濡れた瞳を順子に向けた。
「京子ちゃん。私、ちょっと出かけるわ。ロボットは止めましょうか?」
「いえ。いいです」
「じゃあ、ちょっと私、出かけるわ」
そう言って順子は椅子から立ち上がり地下室の階段を昇って行った。
地下室ではムチ打ちロボット・サディスト君がビシーン、ビシーンと非情に京子の尻をムチ打ち続けていた。
・・・・・・・・・・・・・・
順子がもどって来たのは、1時間くらいしてからだった。
地下室の扉が開いて順子が降りてきた。
ムチ打ちロボット・サディスト君は容赦なく京子をムチ打っていた。
ビシーン。ビシーン。ビシーン。
京子の尻は真っ赤に腫れ上がっていた。
「も、もう、許して下さい。順子さま」
京子は泣き濡れた瞳を順子に向けた。
「わかったわ」
そう言って順子はリモコンのストップボタンを押した。
ムチ打ちロボット・サディスト君の動きが止まった。
順子は裸で吊るされている京子の所に行った。
「痛かったでしょう。京子ちゃん」
そう言って順子は優しく裸の京子を抱きしめた。
そして髪を優しく撫でた。
「ああ。お慈悲を有難うございます。順子さま。私、最高に幸せです」
京子はポロポロ涙を流しながら言った。
「じゃあ吊りを解くわ」
そう言って順子は吊りを解き、そして京子の手錠も外した。
これで京子は裸ではあるが完全に自由になった。
順子はギュッと京子を抱きしめた。
京子も思い切り順子を抱きしめた。
「順子さん。好きです」
「私も京子ちゃんが好きよ」
二人はしばし抱きしめ合った。
「京子ちゃん。少し休んで」
そう言って順子は布団を敷いて裸の京子を布団の上に寝かせた。
そして濡れタオルでムチ打たれて赤くなっている京子の尻をふいた。
そして順子は京子にパンティーを履かせ、ブラジャーを着け、ワイシャツとスカートも着せてやった。
しばし京子は順子に見守られながら休んだ。
やがて日が暮れてきた。
「京子ちゃん。大丈夫。起きれる?」
「はい。起きれます」
そう言って京子は起き上がった。
「さっきは出かけてしまってゴメンね」
「いえ。いいです。優しい順子さんのことですから、きっともどってきてくれると思っていました」
「ちょっと夕ご飯の買い物に行ってきたの。リゾットよ。一階にもどって一緒に食事しましょう」
「はい」
二人は立ち上がって地下室の階段を登って一階に上がった。
「さあ。京子ちゃん。食卓に着いて」
「はい」
言われて京子は食卓に着いた。
順子はキッチンに行って皿を二つ持ってきた。
そしてそれを食卓の上に置いた。
それはトマトリゾットだった。
「うわー。美味しそう」
京子は思わず生唾を飲み込んだ。
順子も向かい合わせに食卓に着いた。
「頂きます」
と言って二人は一緒にトマトリゾットを食べ出した。
「美味しいわ。順子お姉さま」
「ふふふ。そう言ってもらえると嬉しいわ」
二人はワインを飲みながらリゾットを食べた。
「ふふふ。次回は私が虐められる番ね」
順子が嬉しそうに言った。
「あ、あの。順子お姉さま」
京子があらたまった真顔で言った。
「なあに?」
「そのことなんですけど・・・私、やっぱり順子さんに虐められる方が幸せなんです。だから次回も順子さんが私をイジメてくれませんか?」
「ふふふ。わかったわ。私もそれがいいと思っていたの」
「じゃあ来週も私をイジメて下さい」
京子が言った。
二人はトマトリゾットを食べ終わった。
順子の車で京子はアパートに送ってもらった。
その晩、京子は心地よい快感で眠りに就いた。
・・・・・・・・・・・・
翌日の月曜日になった。
京子は会社に出社した。
京子は会社が嫌だった。
なぜなら隣の席の「飼い猫」が威張り散らすからだ。
課長が飼い猫の席にやって来た。
「飼い猫くん。青木くんがコロナにかかってね。しばらく休むことになったんだ。だから君が代わりにやってくれ。これは青木くんの仕事なんだがね。歴史大長編小説・坂東の風200万枚のチェックだ。誤字がないか、ちゃんとチェックしてくれ」
そう言って上司は飼い猫にドサッと200万枚の書類を渡した。
「はい。わかりました」
と飼い猫は上司には礼儀正しく返事した。
しかし上司の姿が見えなくなると飼い猫はその本性をむき出しにした。
「なんで私があのバカの仕事をやらなきゃならないのよ。あのバカ、コロナワクチンを7回も打つからこういうことになるのよ。コロナワクチンは打てば打つほど自然免疫が下がって感染しやすくなると忠告してやったのに。私の言うことを聞かないからこういうことになるのよ」
とつぶやいた。
この怒りの吐け口は隣の京子に向けられた。
飼い猫は200万枚の書類をドサッと隣の京子の机に置いた。
「あなたもコロナワクチン肯定派でしょ。政府の言うことが正しいと思っているんでしょ?」
「は、はい」
京子は正直者なので正直に答えた。
「あなたみたいにテレビや新聞の言うことを鵜呑みに信じている人がいるからコロナは収まらないのよ。青木の分の仕事はあなたがやりなさい。終わったら私に報告しなさい。私がそれをチェックしてあげるから」
そう言って飼い猫は自分の席のパソコンを立ち上げた。
この飼い猫というのは閑職で仕事の合間に何か小説のようなものを書くのである。
いつか飼い猫が昼食に行った時、京子は飼い猫のパソコンをそっと開けてみた。
なんだか断片のつぎはぎのような小説で意味がわからなかった。
そしてそれを、小説投稿サイトに投稿していた。そして他人の小説にやたら難クセをつけていた。
飼い猫はエラソーに他人の作品に指導するのが人生で唯一の楽しみで小説投稿サイトを利用していた。
本当に嫌な人だなーと京子は思った。
しかし京子は内気な性格なので強気の飼い猫に逆らうことが出来ないので仕方なく、青木の分の仕事にとりかかった。
・・・・・・・・・・・・
そしてやっとその週が終わった。
京子は順子の家に行った。
順子の家に行くことが京子の唯一の楽しみだった。
ピンポーン。
インターホンを押すと家の中から「はーい」という声が聞こえてきて、パタパタと玄関に向かう足音が聞こえてきた。
そして玄関の戸が開いた。
家の中から順子が顔を出した。
「いらっしゃい。京子ちゃん」
順子がニコッと笑顔で出迎えた。
「こ、こんにちは」
京子が少し緊張した様子でペコリと頭を下げた。
「さあ。どうぞ。入って」
順子が手招きした。
「お邪魔します」
そう言って京子は順子の家に入った。
京子は居間のソファーに座らされた。
「順子さん。私、緊張とワクワク感で最高潮に達しています。今日はどんなふうにイジメてもらえるのかと思うと・・・」
「ふふふ。京子ちゃん。遠慮しないわよ。もしかすると京子ちゃん死んじゃうかもしれないわよ」
「こ、こわいです。でも順子さんに殺されるのなら幸せです」
「じゃあ、さっそく地下室に行きましょうね」
「はい」
こうして順子と京子は地下室の階段を降りていった。
順子は玉座の椅子に座った。
京子は順子の前に立っている。
それは教員室に呼び出されて先生の前に立っている生徒に似ていた。
姿も心も。
「京子ちゃんはフラダンスが出来るのよね」
「下手ですけれどちょっとなら出来ます」
「じゃあ踊ってみてくれない。京子ちゃんのフラダンスを見たいわ」
「は、はい」
順子はオーディオのスイッチを入れた。
地下室にアロハ・オエの曲が流れ出した。
「さあ。京子ちゃんの踊りを見せて」
「はい」
京子はカーホロでしなやかに腰を振りながら横移動した。ハンドモーションは大地、太陽、雨、風、鳥、などと可愛らしいものだった。
「上手いわ。京子ちゃん」
パチパチと順子が拍手した。
京子も褒められて得意そうだった。
「私にもフラダンス教えてね」
順子が言った。
「ええ。喜んで」
「でも難しそうだわ。私に出来るからしら?」
「順子さんは運動神経が良いし要領がいいからすぐ覚えられると思います」
「嬉しいわ。京子ちゃんに教えてもらえるなんて」
「ふふふ。私の言った通り上手く出来なかったら、ビシビシ叱っちゃおうかしら」
京子がふざけて言った。
「こ、こわいわ。京子ちゃんに叱られるのを想像すると」
「ふふふ」
「でも、今日は私がご主人様で京子ちゃんは私の奴隷よ」
「は、はい。覚悟は出来ています。何を命令されても私は順子さまに従います」
「じゃあ京子ちゃん。さっそく服を脱いで。飼い犬が服を着ていてはおかしいでしょ」
「はい」
そう言って京子はシャツのボタンをはずしワイシャツを脱いだ。
そしてスカートも脱いだ。
これによって京子は白いブラジャーとパンティーだけになった。
「京子ちゃん。ブラジャーとパンティーも脱いで」
「はい」
言われて京子はブラジャーをはずしパンティーも脱いだ。
これによって京子は一糸まとわぬ丸裸になった。
順子はスマートフォンを三脚に立てて、京子のヌードを写真に撮った。
カシャ。カシャ。
「あっ。ご主人様。恥ずかしいです」
そう言って京子はアソコと胸を両手で隠した。
「ふふふ。京子ちゃん。いじらしくて可愛いわよ」
そう言って順子は片手でアソコを、片手で胸を隠している京子を写真に撮った。
「ふふふ。京子ちゃん。これからが本番よ。裸でフラダンスを踊りなさい」
「ええー」
順子は一体、何を考えているのだろう?
京子にはさっぱり、わからなかった。
「裸じゃ恥ずかしい?」
「は、はい」
「じゃあ片手だけのフラダンスでいいわ。残りの片手で恥ずかしい所を隠してもいいわ。それで踊りなさい」
「は、はい」
京子は片手でアソコを隠した。
「ところでご主人様・・・・」
京子がおそるおそる言った。
「なあに?」
「それを撮影するんですね?」
「ええ。そうよ」
「撮影してどうするんですか?」
「ふふふ。さあ。どうしようかしら。ともかく踊りなさい」
そう言って順子はオーディオのスイッチを入れた。
地下室にアロハ・オエの曲が流れ出した。
「さあ。京子ちゃん。曲に合わせて踊りなさい」
「はい」
アロハ・オエのいかにも南国風のメロディーが流れ出した。
京子は片手でアソコを隠し片手のハンドモーションでフラダンスを踊り出した。
順子の前だけで裸で踊るのなら恥ずかしくはない。
しかしそれを撮影された動画を順子がどうするのか、という恐怖に京子はおびえていた。
順子は結構、サドの度合いが強いからだ。
京子は片手でアソコを隠しながら、片手のハンドモーションでカーホロの腰をくねらせた横移動をしながら、波、や、風、や、花、や、雨、のハンドモーションをした。
左に移動した後は右に移動した。
左に移動する時は右手でアソコを隠し、左手でハンドモーションをし、右に移動する時は左手でアソコを隠し、右手でハンドモーションをした。
つらかったのはアミである。アミとは移動せずにその場で腰だけ回す動作である。
京子は片手でアソコを隠し、片手で胸を隠してアミをした。それはこの上なくエロチックだった。
音楽は流れ続けた。
アロハ・オエの次は、カイマナヒラ、月の夜は、赤いレイ、タイニー・バブルス、ブルーハワイと曲が変わっていった。ご主人様の命令は絶対である。京子は曲に合わせてフラダンスを踊った。京子は運動神経が鈍かった。そのため、スポーツは何も出来なかった。しかしフラダンスなら簡単そうで、「これなら私にも出来そうだわ」と思い、一心にフラダンスを練習した。熱心な練習によって京子のフラダンスはどんどん上達していき、You-Tubeにアップしたら、100万回、再生された。そして日本でも名の知れたフラダンスの講師になった。
男たちは京子のフラダンスを見るとメロメロになった。
それを裸で踊らせようとは、どういうことだろう?
京子にはさっぱり、わからなかった。
フラダンスの曲が一通り終わった。
パチパチパチと順子が拍手した。
「上手かったわよ。京子ちゃん。はい。パンティーとブラジャーを返すから着なさい」
京子はオドオドした態度でパンティーを履きブラジャーを着けた。
京子はクナクナと座り込んでしまった。
その姿もデジカメに撮られている。
「順子さま、いや、ご主人様。その動画をどうするのですか?」
京子がオドオドした態度で聞いた。
「ふふふ。さあ。どうしようかしら。You-Tubeにアップしたら削除されちゃうから。X-ビデオにアップしようからしら。それと、あなたの会社の飼い猫さんに送ろうかしら」
順子は思わせ振りな口調で言った。
「ご主人様。それだけではお許し下さい。飼い猫さんは血も涙もない非情の悪魔です。そんなことをされたら私はもう生きていられません」
京子はポロポロ涙を流して訴えた。
「じゃあ四つん這いになりなさい。飼い犬はいつも四つん這いでしょ」
「はい。わかりました」
そう言って京子は四つん這いになった。
「じゃあ、お食事にしましょうね」
そう言って順子は鍋を持ってきた。
京子に悪い予感が起こった。
そしてその予感は当たった。
鍋の中にはゴキブリの死骸がうず高く積まれていた。
「さあ。お食べ」
順子は非情なことを当たり前のように言った。
「順子さま。どうか、これだけはお許し下さい」
京子は涙をポロポロ流して訴えた。
そして目の前の順子の組んだ足の指をペロペロ舐め出した。
順子は、「ふふふ」と笑っている。
京子はうんと忠誠を示すことによって順子に同情してもらおうとした。
京子は順子の足指を一本一本、根元まで丁寧に舐めた。
順子はそれを面白そうに見ている。
京子が順子の左の足指を全部、舐めると順子は足を組み替えて右足を上にした。
京子は今度は順子の右足の足指をペロペロと舐めた。
足指を一本一本、根元まで丁寧に舐めた。
順子は左足の親指と人差し指で京子の鼻をつまんだり、足裏を顔につけてグリグリと揺すったりした。
「ああっ。順子お姉さま。幸せです」
京子が言った。
「ふふふ。京子ちゃん。あなたの忠実な態度に免じて、ゴキブリ食は勘弁してあげるわ」
「有難うございます。ご主人様」
そう言って順子はゴキブリの皿を引っ込めた。
代わりに順子は金属製の皿を京子の前に置いた。
今度は何を食べさせようとするのか、と思っていると、順子は、ドッグフードの袋を開けて、皿の中に注いでいった。
「さあ。京子ちゃん。ドックフードなら食べられるでしょ。角切りビーフとササミと8種の野菜ブレンドが入っているから美味しいわよ。最近のペットは贅沢ね。人間の食事より高かったのよ」
「ああ。ご主人様。お慈悲を有難うございます。これなら食べられます」
そう言って京子は皿に盛られたドッグフードを、四つん這いのまま、口ですくってモグモグ噛んで食べていった。
「ふふふ。京子ちゃん、みじめね。この光景を京子ちゃんを産んで育ててくれた、お父さんとお母さんが見たら、どう思うからしら」
順子は意地悪なことを言った。
途端に京子に父と母の姿が意識されて、京子は真っ赤になった。
「ご、ご主人様。あんまり意地悪なことは言わないで下さい」
京子は反射的に言った。
そして京子はドッグフードを全部、食べた。
「よしよし。おりこうさんね。ちゃんと残さず食べて」
そう言って順子は京子の頭を優しく撫でた。
「さあて。今日は京子ちゃんをどんなふうにイジメようかしら」
順子はタバコを吸いながら考え込んだ。
「あ、あの。ご主人様」
「なあに?」
「この前は東芝自動ムチ打ちロボット・サディスト君にムチ打たれましたが・・・出来たら順子さんにムチ打たれたいんです。飼い犬の分際でご主人様に物申して申し訳ありませんが・・・」
「いいわよ。でもどうして?」
「やはり人間、しかも愛する順子さまにムチ打たれたいんです。心がこもっていますから。私、子供の頃から美しいヒロインが悪の組織に捕まって拷問されて、ヒロインが泣いている姿を見ると、うらやましくって、うらやましくって仕方がなかったんです。ようやく順子さんという理想の女性が見つかって、順子さんにムチ打たれることを夢みていたんです」
「わかったわ。私がムチ打ってあげるわ」
「有難うございます。ご主人様」
「でもその前にもう一度、ロボットによる責めをしてもいい?」
「はい。構いません。東芝自動ムチ打ちロボット・サディスト君ですか?」
京子が聞いた。
しかし順子は即座に否定した。
「違うわ。確かに今、SМプレイの需要が伸びていて、家電メーカー各社はSМロボットの開発に必死なの。女の子でマゾの子は多いでしょ。でもSМパートナーで相性の合う相手を見つけるのは、極めて困難だし、いきなり男の人にイジメられるのは、こわくって、まずロボットに虐められたいと思っている女の子が多いの」
「そうなんですか。知りませんでした」
「そこで今日は、パナソニックが開発した、痴漢ロボット・エッチ君、を試してみようと思うんだけど、いいかしら?これはまだ試作品なの。使い勝手はどうかと私、家電メーカーに頼まれているの」
「はい。構いません」
「じゃあ京子。立って。いつもの天井からロープが垂れている所があるでしょ。そこへ行きなさい」
「はい」
京子はパンティーとブラジャーだけという姿で立ち上がった。
そして天井から垂れているロープの下に行った。
「さあ。京子ちゃん。両手を出して」
「はい」
京子は両手を出した。
順子は京子の手首に手錠をして、それを天井から垂れているロープに結びつけた。
これで京子は天井から吊るされている形になった。
順子は安楽椅子にもどって座った。
京子は今度はどんなロボットに何をされるかわからなくて困惑している。
「じゃあ、行くわよー」
「はい」
順子がリモコンスイッチを押した。
すると、ウィーンとマネキン人形が京子に近づいてきた。
パナソニックの痴漢ロボット・エッチ君である。
ロボットは京子の背後にピタリと止まった。
顔は、秋田のなまはげの顔をしていた。
ロボットはウィーンと両手を伸ばしていき、京子のガラあきの脇の下をコチョコチョとくすぐり出した。
「ああっ。嫌っ」
京子は身をよじって、くすぐりを避けようとした。
しかしロボットには京子の動きを感知するセンサーが内臓されているので、京子が逃げようとしてもロボットは執拗に、まるで生きた人間のように、京子の脇の下を追ってきて、くすぐった。
「ああっ。つらいです。順子さま」
京子は憐れみを乞う瞳を順子に向けた。
しかし順子はタバコを吸いながらニヤニヤとロボットに虐められる京子を見ていた。
次にロボットは片手を京子のブラジャーの中に入れて揉み出し、片手を京子のパンティーの中に入れ、京子のアソコをまさぐり出した。
「ああっ。嫌っ」
京子は身をよじって避けようとした。
しかしロボットには京子の動きを感知するセンサーが内臓されているので、京子が逃げようとしてもロボットは執拗に、まるで生きた人間のように、京子の胸とアソコをまさぐり続けた。
「ああっ。つらいです。ご主人様」
京子は憐れみを乞う瞳を順子に向けた。
しかし順子はタバコを吸いながらニヤニヤとロボットに虐められる京子を見ていた。
「どう。京子ちゃん。ロボットに痴漢される気持ちは?」
順子が聞いた。
「つ、つらいです。でも何だか、順子さまの命令で、順子さまのしもべの、いやらしい男に私を弄ばせて、順子さまは、それを非情に楽しんでおられるようで、順子さまに虐められているようで気持ちいいです」
京子が言った。
「ふふふ。私もそういう効果があると思ったの」
「これはね痴漢されたい願望のある女性たちのために開発されたの。結構、売れるんじゃないかしら」
と順子は言った。
パナソニック痴漢ロボット・エッチ君は、京子をいやらしく弄び続けた。
しばらくそれを見て楽しんでいた順子はリモコンスイッチのストップボタンを押した。
すると京子を弄んでいた、パナソニック痴漢ロボット・エッチ君の腕の動きが止まり、ウィーンという音と共に、手はパンティーとブラジャーの中から出てきた。そしてウィーンという音と共に京子から離れて行った。
「京子ちゃん。どうだった?」
「はい。私が虐められているのを順子さまが見て楽しんでおられるようで気持ち良かったです」
「そう。それはよかったわね」
「ちょっと待っててね」
そう言うや順子は椅子から立ち上がって地下室の階段を昇って行った。
京子は一人きりになった。
京子は不安になった。
また長時間、放置されるのだろうか?
しかし京子の不安は当たらなかった。
地下室の扉がギイーと開いた。
手にムチを持っている。
おそらくこれは仕切り直しで、地下室に閉じ込められた京子を拷問するという意図だろうと京子は思った。
「京子ちゃん。私がいなくなって、こわくなかった?」
「いえ。こわくありませんでした」
「そう。それはよかったわね」
と言って順子はニコッと微笑んだ。
「ふふふ。京子ちゃん。こうやって私は服を着ているのに京子ちゃんは下着だけで吊るされて私に見下されているのよ。気分はどう?」
「みじめです。でも、その、みじめさが最高の快感なんです」
ふふふ、と順子は微笑んだ。
「じゃあ始めるわよ」
「はい。よろしくお願いします」
こうして二人のドラマが始まった。
「ふふふ。京子ちゃん。京子ちゃんはまだパンティーとブラジャーを着けているわね。拷問は人間の尊厳を全て奪い尽くすのよ」
そう言って順子は京子のブラジャーのサイドベルトのホックを外し、ストラップのアジャスターを外してブラジャーを取り去った。
そしてパンティーを降ろして足から抜きとった。
これで京子は一糸まとわぬ丸裸になった。
「ふふふ。どう。こうやって丸裸にされて見下されている気分は?」
「みじめです。でも、その、みじめさがいいんです」
「じゃあ、ちょっと、丸裸で吊るされている京子ちゃんを鑑賞するわ」
そう言って順子は安楽椅子に座った。
「ふふふ。京子ちゃんのフラダンスは美しかったわ。でも今は丸裸で吊るされて何も出来ないわ」
「ああっ。恥ずかしいです」
京子は順子の前でフラダンスを優雅に踊ってみせたことを思い出して、落ちぶれてしまった今との落差に激しい羞恥を感じた。
「ふふふ。私、京子ちゃんを殺してしまうかもしれないわよ」
順子が言った。
「順子さまに殺されるのなら幸せです」
順子は、ふふふ、と笑ってワイングラスにワインを注いでゴクリと飲んだ。
「京子ちゃんもワイン飲みたい?」
「は、はい」
京子はオドオドと答えた。
「そう」と言って順子はワイングラスにトクトクとワインを注いだ。
そしてワイングラスを持って立ち上がり京子の前に行った。
「さあ。京子ちゃん。ワインを飲ませてあげるから顔を上に向けて口を大きく開いて」
「はい」
京子は顔を上に向けてアーンと口を大きく開いた。
順子はワイングラスを京子の口に近づけた。
(ああ。こうして見下されながらも、順子お姉さまと一緒にワインを飲めるんだわ)
と京子は嬉しくなった。
その次の瞬間。
順子はワイングラスのワインを京子の顔にぶっかけた。
「ああっ」
京子は予想外のことに驚いた。
「ダメよ。京子ちゃん。私はご主人様で、あなたは奴隷なのよ。奴隷の分際でご主人様とワインを飲もうなんて傲慢なこと考えちゃ」
順子が厳しく注意した。
「ご、ごめんなさい。ご主人様。私が身の程知らずでした」
京子はペコペコと謝った。
京子には順子が演じているのか本当にサディストなのか、わからなくなってしまった。
「じゃあ、始めるわよ」
「はい。うんとイジめて下さい」
順子は京子の背後に立ってムチを振り上げた。
しかし京子のスベスベした柔らかい華奢な体を見ると京子をムチ打つことはためらわれた。
なので、軽くそっと10分の1の力で、京子の尻に当ててみた。
ピシン。
軽い音が鳴った。
「ああー。痛いー。お許し下さい。ご主人様」
京子は全身をくねらせて激しい叫び声を上げた。
しかしそれは明らかに演技だった。
順子は10分の1の力で、そっとムチを尻に触れさせた、だけなのだから。
しかし京子の演技に刺激されて、順子に京子を虐めたいというサディズムがムクッと起こってきた。
「ふふふ。京子ちゃん。虐められて苦しんでいるあなたは、とても可愛いわよ」
そう言って、順子は、もうちょっと力を入れて京子の尻をムチ打った。
ピシーン。
軽い炸裂音が鳴った。
「ああー。痛いー。お許し下さい。ご主人様」
京子は全身をくねらせて激しい叫び声を上げた。
それも演技であることは明らかだった。
しかし順子の心の中でサディズムの炎が灯り出した。
順子は京子の尻を何度もムチ打った。
ピシーン。ピシーン。ピシーン。
といっても手加減して本当に痛くならない程度に。
しかし京子はムチ打たれる度に、
「ああー。痛いー。お許し下さい。ご主人様」
と全身を激しくくねらせて叫んだ。
その京子の反応が面白くて順子はもう無我夢中で京子の尻や脚や背中を鞭打った。
ビシーン。ビシーン。ビシーン。
京子が顔を後ろの順子に向けた。
「ゆ、許して。順子さま」
京子は涙を流していた。
ここに至って、順子は自分の加虐心にまかせて、京子を虐めてしまっていたことを知った。
「ご、ごめんなさい。京子ちゃん。ちょっとやり過ぎちゃったわ」
順子はペコペコ頭を下げて謝った。
「ううん。いいんです。順子さまに虐めてもらえて私、幸せです」
順子は急いで、京子の手錠をはずした。
そして布団を敷いて京子をその上に寝かせた。
順子は冷たいタオルで京子の赤く腫れあがった尻を丁寧にふいた。
そして掛け布団をかけた。
これで、その日の二人のプレイは終わりとなった。
こうして二人は、京子М、順子Sの関係を続けている。
京子も司法試験に合格した。
京子は会社を辞めて順子の勤めている法律事務所で弁護士として働いている。
2026年2月3日(火)擱筆
百合小説「レズ小説」