覚悟の優しさ

独りで抱え込まないでね、という禁止は
相手の負担を共に背負う覚悟がないならしてはいけない
ただ一時的にでも相手を安心させたいがために発した言葉は
誰のためにもならない虚しい嘘だ

共感とはもっと時間のかかるものではなかったか
かつての私は安易に共感を装ってはいなかったか
共感とは共有であることを真に理解していなければ
人に優しい言葉をかける資格も傾聴する資格もない

覚悟をもって為された告白を、その吐露を
適当に躱す人間はもう、人と関わる資格はない
優しくなりたいと思う資格すらない

覚悟をもって言うんだ、見守っているよ、と
それはその人の人生の一部になるということ
私はあなたを安心させるよ 永続的に

覚悟の優しさ

覚悟の優しさ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-01-11

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