優しくなくても
人は何かを期待しなくとも十分、生きていくことができるのだ。
(ミシェル・ウエルベック『ランサローテ島』)
希望をなくした朝の清々しさが心に沁みる
惰性で生きたっていいじゃないか
高尚な目的を持ち続けて生きるのは
疲れるんだから、たまには休息しろよ
なんの慰めにもならないかもしれないけど
僕はきみが生きていてくれたら嬉しいよ
優しさを模索するのだって体力がいる
僕はきみが優しくなくても生きていて欲しいと
思った、きみはまず自分に優しくなるべきだよ
他人のことを考えるのなんて、あとからでいい
命と優しさは秤にかけるまでもなく命が重いさ
生きるのは苦しいことばかりだけど
もう少し生きてみようぜ、それが
世界への復讐になると信じて、そして
僕らがまた出会えると信じて
優しくなくても