詩終 83 (エゴ) 早川佳希 言葉がぼくの前を走ろうとするぼくはそれを見ていた背後にぼくの視線を感じながら走っていこうとする言葉は自身の空無に光を当てられ暗闇のようにただその不在を明らかにされていったぼくはそれを見ていた 詩終 83 (エゴ)