鬼神
コミック『修羅の刻』を読むたびに思うことがある
陸奥一族、なんとカッコいいものか、と
あのような修羅を見せられては
自身の内に棲まう鬼など足下にも及ばない
私は他者よりよくこう言われる
優しく穏やか
仏様のようだ、と
だが、違う
このサイトの閲覧者なら既に気づいていることだろう
哀しみを抱いた小鬼
だと
そう
修羅にもなれない弱き鬼
分かっている
そんなことは承知の上
それでも
弱いながらにも
戦ってきた
人との闘いではない
己との闘いだ
渦中
鬼の中に神を見た
私は私の道を行く
鬼神
コミック『修羅の刻』を読むたびに思うことがある
陸奥一族、なんとカッコいいものか、と
あのような修羅を見せられては
自身の内に棲まう鬼など足下にも及ばない
私は他者よりよくこう言われる
優しく穏やか
仏様のようだ、と
だが、違う
このサイトの閲覧者なら既に気づいていることだろう
哀しみを抱いた小鬼
だと
そう
修羅にもなれない弱き鬼
分かっている
そんなことは承知の上
それでも
弱いながらにも
戦ってきた
人との闘いではない
己との闘いだ
渦中
鬼の中に神を見た
私は私の道を行く
鬼神