雑詠・冬
冬の藪 ガマズミの実の残りあり
竹林に冬陽なき径一軒家
孟宗竹の林の中に細い道があったので、覗き込んでみたら、家が一軒あるようだった
その道は草も生えていない、竹の幹に囲まれた、陽の差さない地面が続いている静かな細い道だった
普通の樹木の木立と違って、竹林の内は暗さがない
竹という植物は密生していても暗さを感じさせない
ゴミ出しの夜道歩きて冬の星
風つよく竹の鳴りたる師走かな
雑詠・冬
冬の藪 ガマズミの実の残りあり
竹林に冬陽なき径一軒家
孟宗竹の林の中に細い道があったので、覗き込んでみたら、家が一軒あるようだった
その道は草も生えていない、竹の幹に囲まれた、陽の差さない地面が続いている静かな細い道だった
普通の樹木の木立と違って、竹林の内は暗さがない
竹という植物は密生していても暗さを感じさせない
ゴミ出しの夜道歩きて冬の星
風つよく竹の鳴りたる師走かな
雑詠・冬