真空の比喩 112 (足跡)

あっちとこっち
道が別れているとき
それぞれの道には足跡がある
足跡はぼくを惑わす。

あっちもこっちも
間違いさ
足跡に決めさせるならば。

あっちでもこっちでも
間違いはないさ
ぼくが選ぶならば。
あなたが選ぶならば。

真空の比喩 112 (足跡)

真空の比喩 112 (足跡)

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-12-11

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