真空の比喩 102

おはよう
ずっとそこに朝はある
朝だと思ってた朝って
夢から覚めた夢です
人々の最後の記憶は朝だった
起きよう
この目で昼を夕を夜を見よう
唯一の一日は
無数の一日だろう
それぞれの一日を
交わそう

真空の比喩 102

真空の比喩 102

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-12-11

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted