車中泊

車中泊

車中泊は何て魅惑的でウキウキするのでしょう。
到着すると、ゆったりと後部座席に座り好きな本を読んで過ごす贅沢な時間。
車内という一人だけの空間で思う存分本を読み、非日常の世界に酔い知れる。
人生の秘密の時間を一人謳歌できる、夢見る車内の居心地の良さ。
そして好きな音楽をイヤホンを付けてじっくりと聞き込む自問自答の空間。
家では無い非日常のミステリアスな自由を満喫できる素晴らしさ。
好きな物に囲まれて、思想は良い事だけを思い巡らせ整理されていく。
全て整理された完全に自分だけの時間に忘我の境地に迎えられる。
外を眺めれば木々が生い茂り、見晴るかす平野の青々とした光景が広がる。
美しい景色を見ながら趣味に耽る力が抜けたオアシス。
そして思いもよらない美しいアイデアが閃き机を広げて紙にメモする。
素敵なアイデアが整然と紙に書き留められ見つめ返すとそこは宝物。
面白いアイデアが頭の中を巡り有頂天になる喜び。
そしてスマホを見ながらYouTubeを見て楽しみにふける悦事。
車内では一つの世界が出来上がり、ミニ書斎のような自分の思考を整える時空を超えた発散の仕組み。
ポータブル電源でライトを付けて物を書いたり本を読んだりと、明るい照明を手にした人類は何でも想像するものは実現できると自信を持つ。
そしてクーラーボックスからキンキンに冷えたビールを乾杯しぷはーっと力を抜いていく行為。
そしておつまみを少しずつ頬張り、考え事にふけて深く深く安らかに沈んでいく。
リラックスして安心に浸されているのを感じる私がいる。
良い音楽がじんわりと沁み渡り微かな喜びに打ち震える。
良い言葉が想像力を発揮し美しい光景を生み出していく。
足を伸ばして背中をもたれかけて全身を休めさせると宇宙が見えてくる。
宇宙とは全てが満たされた時に現れてくるものなのです。
夜も更けて夜空を見上げれば満天の星空が顔を出しています。
本当に美しい流れ星が移り行き見惚れて願い事をする。車内でしか感じれない独特な癒やしの空間があります。
流れるままに移りゆくままに時が過ぎ去っていく。
そして次はお弁当を開けて美味しい食材を味わう悦楽の時間。
星空を眺めながら美食を堪能する快感に、あー幸せだと心に萌える新しい感性。
また流れ星が流れ行く美しい奇蹟。
世界が今から始まるのです。さあ、見晴るかす情景に新しい感性が始まりました。
そして満天に輝く星々を眺めながら、横になりじーっと宇宙と向き合う神秘な空間。
広大深遠な黒の時空が私と対話する脱身脱法の無重力。
全ての思いが宇宙へと昇りつめていく。

車中泊

車中泊

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-11-24

Copyrighted
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