ホテル

ホテル

ホテルに宿泊する目的は一体何なのでしょう。
一番大事な要素にグルメを求めるというファクターがあるのではないか。
ビュッフェスタイルで自分の好きな食べ物をプレートに盛り付ける喜びの時間。
ホテルのビュッフェで盛り付けられている食材は、見た目から最高に美味しそうです。
季節の野菜や肉魚をふんだんに使い、味付け豊かに彩り鮮やかに並べられている。
芸術作品を見るかのように、彩り豊かで引き立つ風味がテンションを上げさせてくれる。
レモンやバジル等の引き立たせる素材が添えられ、元の食材の良さを生かしている。
シェフが作った熟練した手さばきによる、巧妙で繊細な料理が私の胸をときめかせる。
味付けが極まりスパイスの香辛料を隠し味として絶妙に生かし、味覚を刺激し夢見心地にする。
まるで魔法使いが目を奪う物凄い美しき想像性を発揮して、有頂天にさせている。
様々な手法により物の見事に手を変え品を変え変幻自在に、味覚のバリエーションを豊かに作り出す。
その具材と具材を混ぜてスパイスや調味料をミックスすれば、誰も感覚した事のない至福の世界に連れて行く。
シェフの感性で卓越した腕前を発揮し、美味の味覚を作り出す凄さ。
押し寄せる旨みのオンパレードに、脳内は喜びの物質を生み出し幸福感を味わう。
味覚を旨みで刺激する作為が生きる喜びです。
職人は見た目を美しく仕上げ絶妙な魅惑の世界を創り上げていく。
プレートに添えて、色鮮やかな食材を見つめて嬉しさにじーんと浸る。
そして口に持って行くと、一流の味付けをされた食材が風味豊かに現れ、旨みの中枢を刻々と刺激する。
喜びにキュンとして、あー美味しいと心の底から声を上げるのです。
美味しいと感覚させる天才シェフによる料理は圧巻です。
美味しくてみんなを喜ばせる手法を、全ての知識を持って生かし知り尽くしている。
その道で修行を積み、味覚を究めたマスターが料理する一品は喜びを知り尽くされている。
食材を様々な形状に色彩まで揃えて加工し、様々な食材同志を一緒に絡めていく巧みさ。
巧妙な調理術で調味料やスパイスを付け加え、味を高みにまで昇りつめさせる。
焼く煮る炒めるという調理方法からシェフの技術によって、ものの見事に美味しい料理のカラクリが暴かれていく。
美味しいとは何処から来るのかを心得ている。私にもその秘密を教えて欲しいです。
ビュッフェで最上級の食材を最も旬な時期に頂く贅沢なご褒美。
生きる喜びが沸いてきます。
人生で一番生きている実感が沸いてくるのは、真剣勝負で料理と対話し自問自答する時なのです。
あーホテルに行けば美味しい手の込んだ究極の一品があります。
ひたすら料理と向き合い集中して味わう時、至福が訪れる。
瞑想しているような静謐さで、旨みを噛みしめて悟りの平和をもたらす。
あー美味しい良かった。
この一言で人生は前向きに明るく捉え直し母胎に辿り着くのです。

ホテル

ホテル

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-09-18

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted