バギー
バギーに乗る行為とは夢を見させる素晴らしい行為なのでしょう。
バギーに跨ぎこいで押し出していく喜び。
足を地面につけて前へと押し出すと、バギーが勢い良く加速していく解放感。
胸が高鳴る夢に満ちた発進に、今見ている世界が美しく色めいている。
風を切って走る面白さで、笑顔で一杯になる。
自分でバギーを動かしハンドルを握って曲がるときめきに有頂天になる。
地面と車輪がすれて微妙な振動を感じながら、ハンドルを握りしめる。
走る感覚を体全体で感じ、溢れる情熱で前へと突き抜けていく。
情景が嬉しげに流れて行く夢見心地。
前へと走っていく肉体感覚がとても躍動的で胸が高鳴る。
足で踏み出せばスピードが上がっていく爽快感。
踏み出す足の強さによってスピードを調節できる微妙なさじ加減。
ハンドルを回すと向きが変わり車体が曲がっていく未知なるときめき。
思い通りに選択して、自分の好きな方向に進むことができる優越感。
車体を曲げていく感覚で夢見るロマンを感じ尽くす。
道に沿ってハンドルを切ってカーブしていく面白き夢の時間。
地面と車輪のこすれる音が、アナログの極地の精緻な響きとなって体の中を駆け巡る。
走っている車体感覚が本能を呼び起こし、脳内のスイッチを点灯させ移りゆく気持ちよさ。
流れゆく情景が人生のワンシーンとなって美しい色彩を発して駆け抜けていく。
少しスピードを高めて、気分は上々でハンドルを切って駆け抜ける気持ち良さ。
風を切って颯爽と走り前へと情景が突き進む。
目標としていた地点を目掛けて走る得がたい情の移象の揺らめき。
命が蘇るのを感じる。
実際に車とやっていることは全く同じで、大人になれた気分でバギーを操り動かせる忘我の喜び。
バギーを目的に辿り着く為の手段に変えて、車輪を回転させて走りハンドルを操り曲がっていく。
バギーで走る行為の楽しさは人間が潜在的に持っている、動く存在に対する憧れから来るのです。
地面上を車体の微かな振動をハンドルに感じて、前へと走っていく気持ちよさ。
走ろう。さあ、走ろう。人間は停滞してはいけない。動き続ける生命体なのですから。
退屈な感情を、走って動き続ける喜びへと解放しよう。
動き続ける脳内シナプス。流れ移ろいゆく情景、車体から眺める色彩は人生模様そのものなのです。
ときめくときめかされる。
バギーで駆け抜ける行為が私を癒やしていく。
諸行無常の眺めに一期一会の感覚を知る。
運転してきた全ての眺めが一つ一つ自分の人生経験となる喜び。
全ての情景が美しい秘め事なのです。
さあ、走ろう。さあ、走り続けよう。
バギー