ビール

ビール

仕事終わりのビールの一杯を頂く喜び。
キンキンに冷えたビールを冷蔵庫から取り出しグラスに注ぐ。
黄金の雫が缶から注ぎ落ちる麗しきパッションのご褒美。
濃厚な黄金のエキスがグラスに注がれ立ち昇るロマンの詩情。
シュワーと軽快な音響が染み渡り爽やぐ気品高き色情。
白い泡が立ち、旨みの玉が幾層にも重なり凝縮する清らかな渦。
グラスにビールの魔法の液体がかさを増してこみ上げてくる。
喜びが興奮が熱情が勢い良く渦巻く、厚くて濃いロマンの液体が注入される。
泡を発してしゅわしゅわと上がる熱い蒸気のむせ返る情念。
コップから溢れそうになる泡が、四方に広がり蒸気を飛ばす。
ジョッキには綺麗な黄金の麦が無限彼方に映す。
広がる青空で究極に研ぎ澄まされた黄金のビールが、至福のオアシスを表現した。
そしてグラスを傾けて口に一杯に注いでいく。
うわーっ口に一杯広がるビールの濃厚な旨みのエキスが、無限の情念を発散させる。
泡が弾け飛びしゅわしゅわと発酵する無限の爽快感。
突き抜けて限界突破する旨みの渦が脳天を研ぎ澄ます。
冷えたビールのなめらかさが転がり、快感のさざ波が押し寄せてくる。
きーんと冷えた美味いビールをそのまま喉へ通す極上の時空。
喉がぷちぷちと音を立てて潤い緩やかに流れて行く旨さのエッセンシャル。
ひんやりと冷えて濡れていく芳醇な水が高鳴る喉ごしを通じて、濃い旨みのうねりが突き上げる。
はーっと声を出して凄絶な快感にふんぞり返り身を悶え旨みを感じ尽くす。
しゅわしゅわと喉が喜びのシンフォニーを流していた。
ロマンの本流に身構えよ。
人生で初めて感じる救いの体験。
黄金色に輝くビールを眺めながらグラスを傾けると、麗しき綺麗な色彩で喜びを発色している。
泡が昇り優しく広がる深遠な安らぎ。
そして口に注ぐと、ビールの生々しい風味が立ちこめ生き返る爽快感。
美しい心が蘇る。
口に広がる心地よいビールの生々しい風味が、深遠な旨みの聖地へと連れて行く。
広がる彼方の爽快なファンタジスタ。
味覚でビールの旨みを感じ尽くす凄いうねりの深き濃厚さ。
そして喉に流すミステリアスなわくわく感。
キーンと突き抜けるビールの旨みがくーっと脳天を突き抜ける。
喉が本流に悶え立ち尽くす深遠さ。
深く深く沈んでいく旨みの作用反作用に噛みしめる清涼感。
旨みの本流に悶え立ち尽くす究極の立地点。
世界の中心に立って、生まれたままの人間に立ち返る。
気分はどうでしょう。
冷えたビールが喉を通り突き抜けた凄絶さに昇天した。
頑張った人間にはご褒美があります。難しい事はやめましょう。ただただ美味しければいいのです。
深遠なビールの詩情に心打たれて明日からも頑張っていけるのです。
さあ、美味しいビールがある。明るく前向きに頑張ってきましょう。
人生が生まれ変わる準備に掛かるのです。

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-09-18

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