チョコパフェ

チョコパフェ

チョコパフェを頂く時の喜びは本当に日々の労苦を和らげてくれます。
カップの上にはチョコのアイスとクリームとフローズンがふんだんに取り揃えられてあります。
さらにその下にはコンフレークとスナックが散りばめられている。
チョコが豊富に使われた茶褐色に輝かしく光るパフェ。
チョコシロップが美しいアーチを描いて架かる崇高なライン。
まずチョコのクリームを頂くと、口の中でとろけて絶妙な色気が沁み渡る味でした。
シロップが微かに添えられ、口の中が甘さに溢れて溶けて満たされ馴染んでいく。
柔らかいクリームの甘い感触に、ふわふわでもちっとした舌触りを噛みしめて雫となり溶けていく。もの凄い濃厚なチョコの旨みが浸透していく。
溢れ返る旨みの凝縮で突き抜けるチョコアイスを口にしたたらせると、ひんやりとした冷感で口腔内に快感がとめどなく押し寄せてくる。
シャキッと頬張ると、しなやかで弾力のあるアイスの噛み応えがした。口の中で転がせて味わい尽くし、液状のパウダーとなって溶ける刹那の喜び。
噛み応えのあるチョコアイスをじっくりと味わい、旨みを取り出して浸透させていく。
甘い旨みが詰まった魅惑の味の園で一杯に広がるチョコと私の愛の交換。
肌触りが冷えてざらざらした高揚の彼方に、旨みの中心地で悶えたフローズンチョコをカリッカリッと音を立てながら、シャキシャキ感の水々しさの中に噛み砕いていく。
歯ごたえのシャキシャキ感とチョコの旨みが滲み出して濡れている。
口の中がチョコの液状化で満たされて一杯に喜びが溢れていく。
凍ったフローズンチョコの肌触りがシャリシャリして何とも気持ちが良く清涼である。
氷とは何て噛み砕く行為そのものが至福なのでしょう。
凍るという神秘の食感に、リズミカルな砕く作業で滲み出る濃厚なチョコの旨み。
口の中心に旨みの本能がとめどなく覚醒されていく。
清らかに流れて行く一番清涼な風を受けて生まれ変わる。生まれ変わる為に、チョコの旨みを味わい尽くす一心の諸動作。
チョコとは茶褐色の深遠な色味にエッセンスの解答を持ちあわせている。
深い茶色の情緒のある味わいを堪能する万感を含んだ秘められた喜び。
チョコの濃厚で深いニュアンスを含んだ絶妙な意図を読み解いていく神秘。
濃淡の微妙な陰りの中に、無限の変奏を含んだ神妙な物思いに耽る美しき味。
洗練されたチョコの味わいを、このような完全なデコレーションで極美な造型を保ち、パフェとして渾然一体にして再現した人は凄い。
様々なチョコの形態を絶妙に組み合わせ一体化して組み合わす、味覚のマスターブレンド。
美味しいものしかそこにないブレンドで、人を喜ばせる感性に驚くのです。
口腔内に一杯に広がるチョコの旨みの精緻に、凝縮されたエッセンスが轟いている。
パフェの様々な形態のチョコを、全てスプーンに載せて渾然一体に頂く時、想像を超える濃縮された旨みのエッセンスに、極限のブレンドを感じ尽くし昇天したのです。

チョコパフェ

チョコパフェ

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-09-18

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted