アスレチックとゲーム
アスレチックでの夢見る心が大人にも必要なのではないか。
登って跨いで滑って降りる。
アトラクションの面白き肉体運動に、はしゃぐ抑えきれない衝動。
段差を乗り越えて一つ一つよじ登り上へ上へと目指す。
ロープに手を付けながら丸太を渡っていくハラハラドキドキの魔法の時空。
手すりに触れながら、狭い通路をゆっくりつたっていくスリル満点の度胸試し。
床に敷き並べられた丸形のクッション材の上を、両腕を広げてバランスを取りながら歩いて行く。
それから丸太の上を軽妙に足を乗せて、跨いで次の丸太へとつたっていくアクション俳優の如き動き。
それを抜けると空気のトランポリンがあり、軽快にリズミカルにジャンプしてぴょんぴょんとうさぎのように弾んでいく。
ぴょんぴょんと跳ねる動作の面白おかしさ。
跳ねる動きの躍動性の極致。
期待値を超えてジャンプする不思議な浮遊状態のマジック。飛ぶ事はこれ程までに楽しいのか。
ボール球が一杯に敷き詰められた所へと、思いっきりジャンプする狂喜乱舞。
ボールの中に体を渦組めて埋まると、隠れんぼもできます。
そしてボールを投げて遠くへ遠くへ飛ばす行為の夢見心地の神妙さ。
ボールを投げ合い避けてかわして、また相手に向けて投げ、笑顔が弾け全てが快方に向かっていく。
先には迷路があり、左右に目当てをつけて進んでいくとまだ見た事の無い情景が広がっている。
面白い先へ先へと見た事が無い光が遠くへと続いていく。
するとぱっと光が見えて、これこそが出口なのです。
その先には車を運転できるゲームスペースがあり早速ハンドルを握ってみる。
何てリアルなハンドルの動きなのでしょう。
左右にハンドルを切ると、画面上の車が見事に呼応して動く絶妙な応答性の快感。
何て自分でハンドルを操作して未来への機軸を決定する気持ちよさ。
良く出来ている車のアーケードゲームは現実のリアルを追従する。
車体が上下左右に揺れるのが、もの凄く心地が良い。
車をリアルに運転している快方感をリアルに再現できている。
コインゲームもしてみましょう。
コインを入れてルーレットが回りボタンを押して止める行為に、人生の喜びが詰まっている。
お気に入りの場所で止まると、当たりとコインが3倍になって出てくる得も言われぬ快感。
コインが出てくる音と、倍増したコインを手にする喜びは人智を超える。
挑戦と報酬のメカニズムで人間はやる気が出てくるのです。
さあ、またアスレチックに戻って走って飛んで跳ねて跨いで進んでいきましょう。
凹凸な地面につり下がった障害物を面白おかしく乗り越える、遊び心で体をくねらせて避けて前へ進み、時に滑って転びまた立ち上がり、また障害物を跨いで乗り越えて進む喜び。
その先にあるゴールへ向けて人は頑張って走り続ける。
ゴールに到着した時の達成感は、頑張った人だけに訪れるご褒美なのです。
この喜びに生きる。アスレチックは人生に喩えられる。
さあ、アスレチックで遊んで生きる意味を知るのです。
アスレチックとゲーム