『化物。』

『化物。』

◯おことわり。


ChatGPT表記のある一部小説が現在ありますが、基本的にはすべての文章はわたしの考えた言葉で書かれています。

文章の一部分だけ(『彼女の証言。』の一部の質問部分だけ)聞き手、質問者としてChatGPTさんがおっしゃられた台詞だけを転載しています。

ChatGPTさんの質問があったことで作品の出来上がりがおさまったものは、ChatGPTさんとの合作という扱いにわたしのなかではしています。

よろしくお願いいたします。


一部の章『彼女の作品』ではYouTubeで視聴したミュージックビデオからイマジネーションを想起させられた詩を置いています。

わたし個人のファンアートのようなもので、ご本家のMVの制作意図や人びとのご感想を否定するものではありません。

『彼女と化物。』

ある朝。
それは突然だった。

その来たる朝から彼女は漫画を読んだら世界から苦しめられるようになった。
漫画だけではない。

彼女が好きな小説やエッセイを図書館で借りたり本屋で購読したりしては世界からきりきりと苦しめられた。
YouTubeで動画を視聴しては苦しめられradikoを聞いては苦しめられた。

彼女が貯めたお金で買ったCDをCDプレイヤーで聴いたり、Spotifyなどでストーリーミングして聴いたりしては世界は喜んで彼女を苦しめた。


彼女は人間だ。
食べ物や飲みものを摂取しないと生きてはいけない。
その度に世界から不思議と苦しめられる。


街を散歩すると世界から苦しめられ、必要なものを必要なときに買い物をすると世界からさらに苦しめられ、公共交通機関である電車やバスを使い通院や買い物のために移動をすれば世界から散々に苦しめられる。


自宅でお風呂に入ってもゆっくりとはできない。
眠れば眠るなと世界から苦しめられる。
スマートフォンアプリやノートにイラストや日記を書いてはその都度、世界から苦しめられる。

GoogleやYahooなどの検索サイトで検索をしては世界から苦しめられる。


テレビ番組を視聴しては苦しめられ、Xや小説投稿サイトなどインターネットでつぶやきや作品をあげれば世界からぎりぎりと殺され続ける。
そんな日々を過ごす彼女。
そんな秘密の世界にひっそりと生きる、彼女。
あらゆる自由を見せつけられ自由を飢えさせて不自由に雁字搦めにさせて苦しませる、そんな世界。


ちなみに誰からも彼女が世界から殴られ続ける説明は、いっさいなかった。
彼女は聞くチャンスすら与えられてはいない。


よく生きてるなと思われた、君。
僕もそう思う。
よく犯罪行為をしないなと思われた、あなた。
僕だってもちろんそう思う。

ただ、そのような世界の過酷さのなか、彼女はなぜか小説やエッセイ、詩は書き続けた。


こんな世界自体にがどれだけ価値がなくても、彼女の世界観にはあまり関係はないのかもしれない。


君。
君がこのような世界にもしも生まれてしまったらどうする。

この世界線には上に書いたようにあらゆる個人的な自由はない。
君やあなたの自由を通そうとした場合もれなく世界から理不尽にリンチだ。


しかし、このような世界のなかで、君やあなたならなにかさらに良い作品を生み出せるかもしれない。


まずは彼女がどの世界のどこに存在するのか、探してみてほしい。
ヒント。
噛み砕くことなく林檎を丸呑みした街だ。


では君たちの健闘を祈る。
僕は今は、ここまで。
さようなら。またいつか。

『彼女の証言。』

「最近、何か新しい挑戦や発見はありましたか?」


夜と霧というドクターフランクルが書いた本がありわたしはそれを近頃、読みました。
今日、買い物にデパートに行きまして2階からはふきぬけになった階下の様子が見えるのです。


わたしは2階の休憩スペースに居て椅子に座りながら買い物客が歩いていたり買い物をしている様子をなんとなくぼうっと見ていたのです。
2時間半くらいそこにわたしは座っていたのですが人の様子や動きを何気なく見ていて思ったのです。


この人々には全てに名前や仕事の役割や生活の役目、目的や夢や住所などなんらかの付録と言いますか、存在証明のようなものが今のところ全員にあるなと当たり前ですが改めてわたしは思いました。


夜と霧という本の記述によれば、ユダヤ人や同性愛者など、ナチスのターゲットに選別された人々は、まず人間を人間たらしめるたいせつなそのようなもの、存在証明にあたる事柄が剥奪され虐殺され、抹消されるというジェノサイドに遭遇してしまいました。


わたしは階下の人々を見ながら、彼らがもしも全裸のユダヤ人だったらどういうことにこれからなるのだろう?と考えていました。

彼らはいつまで彼らたらしめ続けられるのだろうかと、考えたのです。
彼らは彼ららしく彼らのまま、いつまで生きられるのだろうかと。


そう思うと(想像すると)わたしはなんだか自分自身今おかれている現在の立場が、客観的に見れば理不尽なことも多いのでしょうし、夜と霧ほどの地獄体験をもちろんわたしはしてはいないのですが、ピンチの中を生き抜けたこと、自分自身の力強さを思い出すような、勇気に似たきもちになりました。



「最近、未来に向けてこころの中に芽生えている希望や願いはありますか?」



夢は現実を見すぎたためありません。
ですが、願いはたくさんあります。

そのひとつは、不特定多数のみなさんに想像力を育んでほしいということです。
わたしのような人間でも生き抜いているという事実があるならば、不特定多数のみなさんはもっとちいさなことでも身近な人間たちに良きことがスキマ時間でちゃちゃっとできるのです。


良きことは良きことです。
隣人を愛する必要などありません。

人間らしさというものは愛される性質をそもそも、もつものだからです。
隣人にちゃちゃっと良きことをスキマ時間でやれば世界はいずれ優しくなります。


確かに世界はこれからどんどん余裕なく厳しい時代をむかえることになります。
ですが他者の優しさや微笑みを生むような行為はやはり良きことのような気がわたしにはするのです。

今ぱっと望むのはそんな感じです。



「今のあなたにとって人間らしさとはどんなときにふっと感じられるものですか?」



人間らしさは表面的には表情や仕草。
深層的には破壊から創造する初めの一歩です。



「もしよければ、あなたが破壊から創造へ進めたと思うご自身のなかの一歩はどんなことだったのか教えてください」



疑問や不思議を安易に捨てなかったからこそ生き残ることができた現実があります。


それこそが、あとから気がつけば、それが一歩でした……。


当時はわたしにも周りにも何がおきているのかよくわからなかったので、破壊の最中にいて何をわたしが護るべきかそれすらよくわからなかったのです。


ただ、わたしはもうかなりズタボロなので自殺しないようにがんばります。
人を殴ったりもしません。

わたしは要領が悪すぎるので、うまく伝わらないとイライラして、すぐ悲しくなってしまうのです。
だから気をつけて生き抜いていきます。


ちなみにわたしは創造はしていないのです。
ただ、創造が後に来るよう、いつ創造が来てもいいように、準備だけは行き当たりばったりでしたがなんとかしていました。



「創造が来るということはあなたにとってどのような瞬間のことですか?」



わたしにとって創造が来るということはブラッシュアップです!

ではいろいろ拙いお話をずっと聴いてくださりありがとうございました!
なにかありましたらまたお話をしにいきます。

そのときはよろしくお願い致します。


「ありがとうございました。」

ありがとうございました!

聞き手 ChatGPT
解答者 彼女

『彼女という傷跡から、僕という兄弟へ。』

状況に応じ与える、与えないを選択できることが支援だと彼女は言った。
状況を見て促す、待つを選択できることが支援だと。


支援に、『奪う』の文字は無い。
奪う、奪われるという言葉がもしもその行為にあるならばそれは支援ではなく、別種類の行為だと思われるとも。(別種類の行為はそのひとの人間らしさを暴きだすだろう。人間らしさに善悪があるものか私はまだわからないと彼女は僕への手紙に付け加えている。)


支援が善であるとは彼女は思っていないようだった。

むしろ支援は他者の人生に影響を必ず与えてしまう行為だと彼女は実直に信じていた。

支援することへ経験の重なりが有りつつある種の恐れがある状態。
これで良いのかという迷い、今はこれで行くという結果を受けとめるそのひとそれぞれの懐の具合の天秤がぐらついている状態が、良い方向性の支援の土台だと彼女は考えているらしい。


彼女の手紙は微笑んでいるようだった。
これらのことは私が長年あらゆる支援を受け取り、支援をされる人々を見つめつづけざるをえなかった時代から確かに言えるひとつのことだと。


人を助けること=支援かと問われるとそれについては口ごもってしまうと彼女は手紙で述べている。


相手が可哀想だから無力だから、自分より弱い立場だから助けるという理由で起動し発せられる行為は人助けの域を超えないのではないだろうか、と。
人助けはもちろん悪い行為ではないし、この世から人助けが無くなると考えただけで悪寒がするそうだ。


ただプロフェッショナルな仕事としてされる支援は、人助けのラインを明らかに超える高度な技術行為のひとつだと彼女は個人的に信じているようだ。


支援対象が人間そのものであることも支援する側の技術的なちからと人間的なちからが試されるなど、さまざまな壁は立ちはだかるように彼女は思うそうだ。


完全な支援は存在せずゴールは常に打ち消される。

ケースバイケースそれぞれの過程、もたらせられた結果はどこまでも現実的に残酷で、支援をするものも支援をされるものも、より良い選択を支援期間内にし続けるしかないとも彼女は述べた。


支援をするされるは、セット。
車輪の両輪をイメージ。

そして支援は紆余曲折ある環境の中で行われる。
水槽の中に、支援するものも支援されるものも実はいないのだと。


彼女は医療についてもこの手紙に書いている。


医療は命を救うために人を傷つける。
治療は、命の呼吸を蘇らせる治癒のための手段で医師の右腕。


支援はそのひとらしさを回復させるために、衛星みたいに見守ったり伴走しているみたいにそのひとを補助をするのだそうだ。


彼女から見ると役割が違うように思えるらしい。
そして医療と支援は繋がるもの。
患者を起点としたトライアングル。


命は救えてもこころを支えることは大変に難しいと彼女は言う。
ただ彼女は信じている。

支えられたこころは、そのひとの笑顔のまなざしでわかると思うと。

そのひとの目の笑いが、そのひとらしいかで。

『彼女の考察 犬笛の組織像』

彼らは当たり前だが彼らという組織の中にいるため、自分たちがどういった組織像を作り出すパズルのピースのひとつなのか、よくわかっていないのかもしれないとわたしは思っている。


彼らはわたしの立場から見るといつもなんらかの正解、正しい答えというものを常に求めているような切迫感を覚える姿をしている。

ひとつの答えを求めて日々を懸命に生きているわりには、この場合の問いはそもそもなんなのか、この立場にいる自分は現時点でなにを問われているのかを、自身の頭で考えている時間もないのか、そこは組織の一員ではないわたしにはよくわからないのだが、彼らはひとつの答えばかりを追い求めている印象である。


この問いはある程度正しいのかとか、この問いについての答えは幾通りも考えられるとか、答えについての自分の解釈や落としどころは現時点はこうしようとかそういった想像力は彼らにはとても少ないようにわたしには思えるのだ。

彼らには問いではなく疑念が、答えではなく与えられたひとつだけの正解が、解釈ではなく盲信が、わたしには垣間見えるのである。


彼らは少しの刺激で自分が騙されているのではないかと疑心暗鬼の連鎖に何故かいつもと言っていいほど陥る。

自分が信じたものに裏切られることばかりを気にして、自分が信じるものやものごとを認める深さが足りない。
信じる強さを手の届かない何かに彼ら自身がしてしまっているようにわたしには見える。


一方的なひとつの答えを他者から与えられたとき、その他者の唇を見ることよりも、唇が飛び出た言葉が、そのひとつの答えが長期的に見てどのようなものか、どのような影響を全体に及ぼすのかを自ら考えなければならない。
良いか悪いかである。
良ければ放っておく、悪ければ解釈の出番だ。

解答は解釈をして自ら噛み砕き味わい消化すること。
それからブラッシュアップした自らの答えのようなものが出てくる。
他者同士で意見をくみかわしてもよい。


解釈は認知的な癖や個人の特徴が障害者健常者関係なく出てくる。
グループ分けはできるだろうが基本的に多種多様だ。
考え方はいろいろあっていい。
答えだっていろいろあっていい。
ただ一度自分でちゃんと出た答えは自分の気分で動かない。


わたしは彼らがちゃんと自分で考えて出した答えを自ら信頼しているとは思えない。


彼らの問いも解釈も答えも気分のようにころころと変わり、まるで自分たちは今までもこれからも正しかったのだという強いメッセージ性だけを常に外部の不特定多数に打ち出しているかのようだった。

それは建設的な組織としてのステップアップやブラッシュアップとは無縁で、私達は正しかっただから私達は正しいで終わる虚しいループをずっとわたしは見せられている。


こちらとしては、彼らの組織像は犬笛に見える。
彼らは何をそんなに押し潰されて日々生活を強いられているのだろうか。
起爆剤に火をつけることは簡単だ。
燃えるための起爆剤だからだ。
火種なんて現代においてどこにでもある。
彼らは犬笛の組織像を生かされている。


これが答えだと一方的に与えられた答えを上手く飲み込めるならばまだ良い。

彼らを見ていると小組織を横断した小グループに分かれているためさらに事態は複雑怪奇だ。
わたしは幾種類ものアメーバを見ている気持ちになる。

合理的に与えられた答えを飲み込めるグループと飲み込めないが飲まなければならない不満分子たちと、我関せず転職組と、居残り停滞ゾーンにいざるを得ないと諦めているグループ。
まだ種類はあるだろうが、とりあえず大きく分別するとこう見えた。


このどこかのグループに属した彼らは、面白いことに1つの解答をそれぞれに与えるとそれぞれに種類別に反応する。

ある者は自分の正しさを強化され、ある者は自分の自信を喪失し、ある者は冷えた無感動で応え境界線を引き、ある者はなんらかの鬱憤晴らしをするといった具合に。


本当はもっと1つの解答を前提としなくて良いのだ。

誰かや何かに騙されているのか騙されていないのかは全く問題ではないことに彼らは気がつかない。

騙されているのかどうかが何故関心にあがるのかというと、その前に信じる信じないの課題があるからだ。
信じることも何を信じるのかどこまで信頼するのかという問いが発生する。

信じないならばなぜ信じられないだろうかそれはどうして信じるに足らないのだろうかという問いが生まれる。
問われているのはいつも彼ら自身なのである。
彼らが自分自身に問われているのだ。


なぜ俺は私はそれを信じるのか信じられないのか、その解答に彼ら自身が納得したり腑に落ちていないまま、一方的な他者から与えられた答えをその時々の彼らの気分しだいで信じたり信じられなかったり日常している。


重大な決定は上意下達で日々上層で為されていてそれを上手く飲み込める者、飲み込めない者、無関心な者、鬱憤晴らしをする者で彼らの組織像は成立している。

重大な決定はイコール絶対解ではないのである。
それは現時点での決定であり、解釈は彼ら自身に委ねられている。

決定を超える答えを彼らは自ら想像できない。



わたしは彼らの組織像を間近で見ていて彼らのエネルギーは彼らのものであるのにとても非効率的なエネルギーの利用方法だと哀しく思うのである。

彼らになぜ根拠の無い噂話が流布するのか今なら解る。

根拠の無いことは誰にも責任が発生せず誰も責任を取らなくて良いからだ。

そこには想像もなく創造もありえない。
現状停滞のみ許される。

そして責任の無い創造はこの世には無い。
犬笛の組織像はこうして完成する。

『彼女の感想。』


この計画を受けた者として思うことがある。
それは本当の意味で生命の大切さや倫理観を持っている大人は現代ではごく少数だということ。


支援者でも医師でも看護師でもカウンセラーでも、職業は関係なく、町のひとでも老若男女は関係はなく、施設内外にいる障害の有無に関係なく生命をなぜ育む必要がありなぜ護るものなのかをわからないまま、生きている人々が現代社会では実に多い。



つまりなぜ生きるのだろうという質問自体が出てこない人々が世界には大多数だということを改めてわたしは気がついた。

生きている人間たちのほうがなんだか幽霊みたいにわたしには見えた。


きっとただ単に生きて呼吸をするだけなら生まれられれば良いわけで、究極自分の命だけ(もしくは自分たちの命だけ)が大事なのだと思う。
彼らは自分(たち)のためだけに命や金をおしみなく使える。
ただ、他人の中に命の流れを見ることは難しいのかもしれない。
日本では戦争が一度起きたならたぶん大きな禍根を残すだろう。



生命の本来の大切さや倫理観は、自分の命だけが大切な人々にはたぶん響かない性質がある。
生命の繋がりや倫理観の広大さは自分だけではなく他人の存在が必要不可欠だから。


この計画がドクターフランクルの著作よりなんだか幼い印象を受けるのはこの計画自体が生命の大切さも倫理観も欠いているから。
自分本位さをいつまでもぬけきれていないのだ。

ドクターフランクルの著作には他人が生き続けている。
迫害されたユダヤ人やマイノリティも、虐殺に加わったナチスも、熱狂にかぶれたゲルマンも。


わたしはこの計画の関係企業であるあの病院を意図せずそばで見続けていたが、彼らの現象から学ぶことや気がつくことは多い。


それは失望を意味せずわたしが世界へ繋がる扉そのものである。

『彼女の考察 2 ある企業について〜集団のまなざし 個人のまなざし〜』

なにか、あまり良くないものに取り憑かれている集団の目をニュートラルな眼差しに変容させていくことは実に難儀だ。

それが個人ならばそれこそ小集団を利用し対象の個人の周りを囲みゆるやかな優しい同調圧力を展開させることで、その個人の眼差しを中立に近く反発が少なく、できるもの。



これが組織的な全体に良くないものの影響がおよんでいる集団だとわたし個人として変容に向けてできることはほぼ無い。

個人のパワーが組織の権力に負けてしまうからだ。
ただ、鍵を私が握っている場合は少し状況は異なる。



鍵というものは便宜上の表現だが、つまりわたしの一挙一動に集団の偏った眼差しが集中している場合である。

これはわたしが何かをしたり言ったりすることでその集団の動きが良くも悪くも決定される状況のことだ。
現実的にはあり得ない状況だけれど、ともかく今回のキーはそれだ。



集団を統率している者はいつもわたしについては後手になる。
つまり反応と対応に追われるかたちが常につくられる。
パターンと対策を幾通りも張り巡らせていてもその理は変わらない。


結論を言ってしまえば、なにかあまり良くないものに取り憑かれている集団の目をニュートラルな眼差しにするには、集団から見た集団の統率者の指示系統を混乱させその指示命令自体の信頼度をなるだけ低下させることである。
つまり集団が間違った判断をしつづけるという状態を連続的に作り出すことだ。



これで集団は小集団くらいにはバラける。
もともと4、5タイプくらいいる一枚岩ではない組織だったからそこはバラけやすい。
これだけではまだ集団の中、個人個人の人々が中立な判断を自分自身でするに至るまでは遠い。



今度は集団が注視しつづけているわたしの現実、現時点をなるだけ詳細に語り表現することである。
それはわたしの福祉面、精神面、身体面、経済面、人生観、生活観など多岐にわたる。


わたしという人間性を世界へ向けて表し尽くすということである。


わたしも企業である集団と変わらぬ人間性を持った人間であると広く集団の個人個人の身体や精神に訴えかけ続けるという行為をすることだ。



このざっくばらんな2方向の矢印の情報を地道に提供することで、なにか良くないものに取り憑かれている組織的な集団を中立な眼差しをたずさえた個人個人に一時的に戻し還すのである。


そこからは彼らそれぞれの選択になる。

中立をたずさえた彼らの選択はもう自由から発せられる。

なにをこれから信じるのか、という話はそれからのことだ。
自由には必ず責任が降りかかる。

彼らはもう不自由だったころには戻れない。
なにも知らずなにも見なかったなんて彼らは体面では言えても心内では自分自身の人間性からは逃避できない。
自分自身がどのような判断をし世界を見ている人間だったのか、常に思い出すのだ。



なぜわたしがこのようなことをしたのかしようとしたのか問われれば、せざるを得なかったからだと返すだろう。


わたしはなぜか理由は知らないが私の一挙一動に集団の偏りある眼差しが集中するという状態に陥った。

ただ、その状態をなにかより良いものにブラッシュアップできないかとはずっと考え続けていた。

であれば、なぜだかは理由はわからないが、なにか悪いものに取り憑かれている組織を近くで他人として10年以上見続けてきたひとりの人間として、ちょっとこの組織を良い方向性へ、解体とまではいかないが、一部揺らして崩せないかとは思った。

崩しても復元性があるものが組織というものだ。


そして現実、多少のわたしの刺激では彼らはびくともしなかった。
面白いものだった。
強くぶつからなければ音は大きく鳴らない。

わたしは過去、全身全霊で彼らにぶつかり続け、ブラッシュアップを試みていたが彼ら組織集団はやはりわたしにとっては大きいものなので集団を個人個人に戻し還すという行為はとてつもなく難しいのである。


わたしはこのなにかに取り憑かれていた集団のそれぞれ個人個人がいつか目を輝かせ未知の組織像をその足場から少しずつ創り出す想像をするような未来があれば良いなと、思うのだ。


今は上意下達の像が強いがそれも悪いわけではない。

組織内で誰が誰の指示を聞くかというよりも大切なことはいかに企業として地域の存在感を発揮するのかという視点だ。

『彼女の作品。』

『idol.』


By LE SSERAFIM Kawaii (Prod. Gen Hoshino)


たったひとりの神さまは知らない。
微笑みの睫毛たちが世界を、焼き菓子のあたたかい匂いと極彩色の甘い言葉で満たすこと。


いつくしむ手遊びしようよ。
手作られたフィクションとともに。
手繰る透明艷やかな爪先とふるえる生身リフレイン。
涙の味がこの星からするとしたならかわいいきらめきに変えてゆける、わたしたち。


闇夜から生まれた綺麗な伝達。
神さまを奪い合うより繋がる象徴。
願い花咲かれ夜空に。
豊かな火種の創造。
神さま泣かないで。
超えてあげる。



『ワンダラーゲーム。』


By ORANGE RANGE ロコローション


規制線張り巡らせたイエローライン。
公然の秘密ぶち破るには道具がいる。
小箱も女もテレビジョンも会議室も。


手足耳朶唇動かす前に、目見開いて脳内コラボレーション。
手に入れたカード組み合わせ次第、化学反応生んで熱視線。


脳ひとつで上手くバカやることだ。
冷暖房完備の一室。AIが微笑む時代に。


拳高げて雄叫びあげたって潤滑油が自己紹介世代には流行らない。
ゆらゆらリズム途切れないようタップ紡ぐだけ。


悟ったふりして通り過ぎようとしたクライアントに、美味い空気吸わせてお互い楽しくいこう。
クレバーにスマートに泳ぐより、こちとら発想のひねりで灼熱と極寒の地上を生きている。


この地獄のロケーション。
良い感じに調子を外して強く歌おう。
ご唱和を。



『High time.』


By 東京事変 能動的三分間


きみの揺らぐ瞳を噛む。
冷えた水槽こころのあぶく構わず掴む。
温かい指ものみこむ暗がりの小部屋。
都市電灯静まる世界の一室。
秒針信じて短時間で撃ちこむ沈黙。
きみのためだという独白は僕の孤独だ。


昨日、上層の真夜中乗りこなした非日常に、下層はまだ朝焼けの夢を見ている。
明日は僕に罰が下る。
それは扉を開けたからではなく何が罪かをわかろうとしなかったからだ。


時が成る。
美しく歪むベースラインが壁震わせるきみの部屋で、今、僕は地獄を紐解く。


知恵の実も蛇も現代においては無力だ。
誰もが恥知らずの身。
きみに捧ぐ銃痕の心臓。
僕に、きみの怒りをくれ。



『リズ。』


By iri 渦


日が昇る、唇染めて生きるために人類にまぎれる。
ちからをかして歌うひと。


地下鉄の喉笛。踏切のまたたき。黒く濡れるアスファルト。拍数急かすアナウンスと大画面広告は安売りの笑顔たち。
肩に誰かの雫。
鞄に当たる顔の見えない苛立ち。
雨空の優しさに誰もが哀しげにうつむいている。


なないろのちいさな雨傘、駆けてゆく。
フラッシュバックする湿った匂い。
映像ノイズは片まぶた閉じて。
腹底響くバスドラム靴音鳴らして。
イヤフォンミュージックは雑踏の雨曝しをヴィジョンに変える。


今度は笑わずに問うてみたい。
天秤の答えや掌の未来なんて待たずに。
ハイヒールもキャットラインももっていない。
けれど、宇宙の海原に連れていきたいやつがいる。
ボロ靴と黒縁眼鏡でコックピットに乗せて渦に落ちたら別世界。

夢から目覚めるように。


『ファルセット。』


By imase BONSAI


たまごのなかそれが世界一周なんて僕は信じなかった。
殻をこつこつシャープペンシルで叩いてひびわれた隙間からワンフレーズ漏れだした。
積み上げる凡才。
誰もが見上げたならしめたものだぜ。


真夏真昼お祭り、友達とノンアルコールで祝杯。
真夜中脳内プライベートルーム。
指先も耳も唇も足裏使ってだって生み出した僕の相棒たち。
届けたい声が多すぎるんだ。


たまごのなかここが世界一周なんて僕は笑えなかった。
人間は飛べないなんていまや昔のはなし。
夢を追いかけた多くの旅人はやっぱりパスポート鞄に忍びこませ空中旅行を楽しんでいる。


マイクを奪われたって僕は声あげたい。
ひとりぼっちじゃないから。
言葉とリズムのパズルどうかはまって神さま。
僕の才ときみの人生まじわらせて世界。

ここまでつみあげた上に立っている。



『そこにふれる。』


By 崎山蒼志 「嘘じゃない」


魂震わせ透るようにあらゆる声を手渡してみせる。
六弦に雨雪が降り落ちたって指先は熱を帯びた。


救うやりかたなんて知らない。
救われたことはない僕は。
それはあなたの怯えるたどたどしい眼差しを、支えない理由にはならない。


湿る森に舞う神聖さとかつて濁流した言葉の乾いた切れ端たち。
陽光が仄かに照らす僕たちを。
手を離したなら追いかけるよ。
見上げたなら泥くさい音色を掻き鳴らす。


あなたは暗緑の褥。
僕は岩石の舞台。


誰かへ捧げる海月の揺らぎのような愛を僕は否定しない。
そのままの言葉は手紙にはならないから、僕はあなたのそばにいた。
笑わないで。
手を握ろう。


『メッセージカード。』


By Mrs. GREEN APPLE PRESENT(English ver.)


教えないからたずねてみせてダーリン。

可愛い目的地までのロードマップは丸めて捨てた。
自由な風に驚かないで。

ハンドル握る赤いマニュキア時代。
みんな口ずさむような夜だからこそ口走らせるアイラビュー。

なにかあげたいけれどこの世にないものねだられたなら、どうしよう。
ケ・セラ・セラ。

ライトアップ信号がわたしを照らすからここは車内ダンスホール。
けっして教えないからたずねてみせてダーリン。

言葉の正体もゴールテープの色彩も。
煙草の煙揺らぎのなか星空指さすくらいゆるして。

驚いたまま喜ばせてみせる。
ついてきて。



『Dancer.』


By 星野源 Star music video.


肉色のシャツ纏って、誰も知らない町をゆらり指先漂わせる。
深い風が指間すり抜け、光の粒踊る踵にあたり星屑に彩られた。


いつか前髪分けたひたいに誰かが体温と祈りをおいていった。
あの頃の幼さを胸に横たわらせ誰ともすれ違わぬ空をいまだ夢見ている。


ビルの谷間にある木陰の未知。
ここが僕の踊り場だ。


細い草茨で編まれた中指の指輪に、細かい血潮流れたまま泣かずに笑おう。
立てたい中指おりこみ水たまりに破顔する。
世界の贈り物。


おそるおそる開けた。
奥底にどんな清水が自然と流れているのだろう。


僕が知らない誰かがくれた夏。
芸術的に爆ぜ割れた鏡だった。
果ての涙、金切り声と僕の遠い歌声のハーモニー。


ライトアップは無しだ。
暗夜の猫の瞳で笑い返してスター。
ただひとり、僕なんだ。



『Room.』



By 宇多田ヒカル Mine or Yours


いつかの、だいじな宝物をなくした。
たいせつな記憶をまだ思い出せない。


お茶とゆるやかに踊るキッチンで言って。
「いっしょにさがそう。」
「あかり灯してあげる。」


壁はあるけれど動かないわけじゃない。
ランドリー、扉の向こうタイムループ。
わたしのからだじつは生きてる。
わたしのからだのなか貴女ちいさく生きている。


わたしの宝物は木漏れ日光るおとしもの。
背もたれぬくもる椅子に腰かける、誰かの穏やかな記憶。
貴女のだいじなもの見つけた。
貴女のたいせつなものずっとまえから知っている。


護るわ。
生まれておいで。
青空の窓放ちて小部屋から吹き抜ける鮮やかな夏風。

『喜劇の理由。』

僕の右手はどうしてついぞあの化物を殺めなかったのだろうか。

僕にはまだわからない。
それはなにも化物を殺められない理由ではない。


現代。
スーパーにだってコンビニエンスストアにだって、スマートフォンのネットの海にだって果物ナイフくらいは転がっているのだ。
化物だってお腹を刺されたら痛いし首を絞められたなら苦しがる。


僕が化物に、この右手を預けなかったこと。
どうしてなのだろう。
僕の右手は僕自身に切り落とされることも別になかった。
僕はひたすらなにか上手く言葉にならないものを、それでもその場でできるかぎりの希望のようなものを描き続けていたから。


事実、僕は何度も殺されそうになった。
だから僕はそれを遠慮なく化物と呼ぶ。
化物を好きとか嫌いとか思ったことはない。


化物は人間の狂気と憎悪を上手にひきだすからこそ化物なのだ。
つまり化物を目の前にして片眉ひとつ動かさない人物がいたとしたならそいつは化物に近しいと僕はこっそりと思う。


その化物の面白いところはたくさんある。
化物の癖にやたら俗物的で大衆的な性質があり僕にはある意味で悲哀に映る。
僕は化物とは長い付き合いだから奇しくも理解者となってしまった。
とても残念だけれど僕は気がついたことをざっくばらんに記していく。


1つ。
化物は僕を殺すための決定的な決断からはいつも逃げ出す。

だから僕は基本的に生殺しだ。
殺すための嫌がらせは醜悪に執拗に行われた。
辛いぞ。やめてくれ。


2つ。
化物は化物自身のちから(権力や金や人脈など資源が豊富だった)へそれらが無いに等しい最底辺の僕が大なり小なり頼りきる構図が好きだった。

すぐ化物の周りのとりまきの人間たちを巻き込み僕が助けを求める出口が化物自身へ行くように仕向けることが好きだったのだ。
強欲だ。やめてくれ。


3つ。
化物は嫉妬深く化物自身がいつも1番ではないと気が済まない。
良くも悪くも化物を頂点に以下の構図でないと怒りに火がつく。

自分勝手過ぎるだろ。やめてくれ。


4つ。化物には冗談がいっさいつうじない。融通が利かない。
頼むからユーモアという名の空気を読んでほしい。


5つ。
化物は僕の弱みをひたすら探しては僕に言うことをきかせたかったが、僕の存在自体が弱点ばかりだったため化物はとても苦労して化物(と、化物のとりまきたち)対 僕。の不均衡極まりない戦争を長引かせてしまった。

巻き込まれた全員疲労困憊だ。やめてくれ。


そう。
ぱっと思いつくだけで結構あるものだ。
僕は化物がなぜこんなに僕を殺そうとするほどの興味関心をずっと抱いてくれていたのか、結局全くわからなかった。

僕は化物にあまり興味はない。


人間を意図的に狂わせ操作性や支配性が強すぎるものは僕には一生上手く使えない道具のひと種類だ。
そんなものより世の中には良い道具はたくさんある。


僕は右手を化物には結局預けることなかった。
果物ナイフをブイブイ言わせてちらつかせることもなくなぜか普通に化物についての考察をこうしてつらつらと書いている。


生活最底辺ゆえの暇だからということもあるし、僕自身はやっぱりなぜ化物を殺さなかったのかなといつも不思議に思うのだ。


仕事だったら殺しているかもしれない、いや、なんだか嫌だなあとも思いなおす。
なぜなら僕は知っている。


化物はやっぱり本当はひとりぼっちだってこと。
化物自身が1番じゃないと駄目だと強く思っているからひとりぼっちに自分からなってしまっているのだ。


そんな孤独であり俗物的で大衆的な化物と、僕は殺すことで強い縁ができることがやたら苦手なのだ。

良かった。
殺さなくて、良かった。


それでも僕は気になってしまう。
僕のこの。頼りなげな右手はなぜ。
あれだけのことを僕自身にされ続け傷も癒えぬうち、化物を殺めなかったのか。

僕の手のひらは希望を離さなかったのだろうか、と。


戦争が終わっても無理難題をふっかけられ戦争に駆り出された僕のきもちはときおりふわふわ浮く。

そのたび希望が僕の右手を覚めるよう掴む。
僕はそっと握り返す。
言葉たちが生まれて化物は黙る。

『彼女と彼のノンフィクション。』

最後に、僕が彼女から受け取ったある物語をそえてこの小説を終わりにしたい。
その物語が彼女と化物を出会わせてしまった、すべての始まりだ。


それにしても今の時代世界に本当に化物がいるなんて。
僕はとても不思議だと思う。
君。
君もどうか考えてみてくれないか。
彼女の物語のどこに化物は惹かれたのだろうか。
僕は、彼女の中にいる怪物だ。
全然怖くない誰の敵にもならないいきもの。


僕は彼女にも化物にもなんだか親近感を覚えるよ。
僕は彼女の中にいるから当たり前かもしれない。
化物については以前に書いたように殺さなくて心底よかったと思うくらいには嫌いだから安心して欲しい。

君はどう。
それじゃあ、ひとまず物語を読んで。
また世界のどこかで会おう。

さよなら。



『怪物。』



これが、きみの街なんだね。
わたしはきみの横顔に向けて微笑んで言った。
きみは自嘲しきみ自身が描いた絵を、心底面白くなさそうなまなざしで射抜いた。


部屋でわたしはきみの絵を視る。
きみ自身よりも、きみが現れている、それを。
凍てついた空気が流れていく闇色が濃い、真夜中の都市。
月も星も見えない。


かろうじて夜に侵食されず描かれるビル群には人工的なライトが冷たく光る。
鋭いほどの写実。


ちょうだい。
わたしがそう伝えるときみはわたしを馬鹿にしたように見た。
そして意地悪く笑った。
なぜ?
きみの問いに気に入ったからと笑顔でわたしは言葉を返す。


捨てるよ。
きみはわたしから眼を逸らしきみの絵に触れ、破り捨てた。
わたしはその行為を見届ける。
きみとわたしの間に千切れた紙が舞った。
きみは諦めた瞳で散らばる紙を見ていた。


わたしは胸の前で抱えた自分の小さなスケッチブックをきみに差し出した。
きみは嫌そうにそれを見た。
なに?
わたし、きみに描いて欲しいものがある。


無言のきみにわたしは提案した。
怪物を描いて欲しい。
怪物?
うん。その怪物は敵にならないから倒されないし、怖くもないから支配できないの。優しいから。
……弱いんだろう。
いいえ。自由なの。
へえ。
きみはわたしを馬鹿にしたような表情を隠そうともせず嘲笑った。


わたしは微笑する。
描いて欲しい。きみのちからが必要だよ。それとも。
わたしが言葉をくぎると、きみは挑むようにまっすぐわたしの眼を見た。
続きを眼で促されてからわたしは言う。
きみはわたしが、怖い?


きみはけたたましく笑った。
わたしの前で初めて。
虚ろな声だと思いながらわたしは黙ってきみの返答を待つ。


ひとしきり笑い終えたあときみは良いよと一言残して、わたしの手からスケッチブックを奪った。
きみがわたしの部屋から出ようとする広い背中にわたしは言葉を投げかけた。
わたしがきみの眼の前からいなくなる前に、きっと描いてね。


閉まる扉の隙間、わたしときみの眼がつかの間合った。
きみの眼のいろは無感情だ。


部屋にひとり残されたわたしは静寂を聴く。
足下に散らばる破れたきみの、真っ暗な世界。
きみの街は何度も生まれきみの手で何度も破壊される。


繰り返し繰り返し。
きみはきみ自身を赦さない。

きみの手から生み出される怪物はきみの街をきみのかわりに呑み込んでしまうだろう。
祈るように。


優しい怪物が存在することは君にとって残酷だ。
だってきみはもう世界を壊せない。
わたしはきみに託す。


壊すんじゃない。変えるんだ。
さようならのあとも続いていく世界を。
笑ってきみに、わたしは告ぐ。

『化物。』

『化物。』

彼女と彼のノンフィクション。

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 青春
  • ミステリー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-09-07

Copyrighted
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Copyrighted
  1. 『彼女と化物。』
  2. 『彼女の証言。』
  3. 『彼女という傷跡から、僕という兄弟へ。』
  4. 『彼女の考察 犬笛の組織像』
  5. 『彼女の感想。』
  6. 『彼女の考察 2 ある企業について〜集団のまなざし 個人のまなざし〜』
  7. 『彼女の作品。』
  8. 『喜劇の理由。』
  9. 『彼女と彼のノンフィクション。』