Is that really real? 副・邦題 悲喜こもごもな人類 きのうきょうあす
幾つかの事が複雑に絡み合い・・。
「読者諸君の夏休み休暇に合わせ、久しぶりに一つ載せてみた」。幾つかの項目が関連する事象・・。

その晩、小山雄介は、かなり以前にお世話になった知人宅に架電を。
お世話になった当時に架電をすべきだったのだが、電話番号をメモしておいた紙片が見つからなく、いつの間にか五年以上経過。
ところが、いろいろなものでごちゃごちゃしており手が付けられない状況の部屋を、珍しく片付けした際、そのメモの紙片が見つかった。
井上陽水の歌にもあるように、探し物というモノは案外探してもいない時に突然出てきたりする。正に、今回がその典型的なパターンの様。
その日は時間も遅くであり、架電はその週の土曜の夜になる。
先ずはお世話になったという、その内容から説明をしていく。
雄介は癌で入院をした事がある。
ところが、入院するのには身元保証人なる者が必要になるのだが、生憎、親族は一族郎党死に絶えており、なって貰える者など思い浮かばない。
家族であった妻とは離婚、二人の子供達とは全く連絡が付かないまま・・というか・・子供達も独立をし優雅な生活を送っているのだろうから、互いに一切の干渉をしないという事が暗黙の了解だった。
彼は、金銭的な事については全く不便では無く、他人に声をかける必要はない。ただ、病院側にとってみれば、入院患者が悪い意味でどうにかなったような時に連絡先を記しておいて貰いたいのは当然だろう。
この大きな病院には一年前に一回入院をしている。同じ癌の「電子メスによる切除手術」で入院をしたのだが、その際は友人に訳を話しその者の住所氏名を借りる旨の承諾をとった。
再発性の高い癌であり、殆どの患者は三年も経たぬうちに癌が見つかり再度入院する。だから、一年後に検診の結果癌が見つかり即手術となったのも全くおかしくはないことになる。
一回目の手術の際には、医者がうっかり手術室の執刀医専用のモニターカメラ=開腹手術などと異なり、臓器の中が見えないまま電気メスで癌細胞を切除する為、内視鏡の映す映像のみが頼りとなる~。
二回目は医師が患者から見えないようにしたそうだが、一回目の時には電気メスの回転でイソギンチャクのような大きめの癌細胞が切り刻まれると共に、健全な部分まで削る事もあったりし血液が飛び交ったそうだ。
逆に考えれば・・そんな大物が体内にいるのだから・・余命幾ばくも無い・・等の思いを感じる患者も少なくないだろう。
従い、見た事のある患者が入院をしてくる事は何ら珍しい事でも何でもない。赤の他人でも弱者の身であれば、院内で会話を交える事も、然り。まあ、彼は案外そういう事は少なかったのかも知れない。
二回目の入院時に退院した際、彼は自ら、医師の指示ではなく、「飲み水」を水道水は一切やめペットボトルの水に限定し、現在に至るまでそれを徹底してきた。というのも、自宅のトイレで流した水の色がピンクだった事がある・・良くはない水。
そのおかげで再発はせず、奇跡的に人類医学の力も借りずに既に数年以上経過も、全く異常なく・・。
それは、泌尿器科の医師にとっても案外に珍しい事の様だ。二回目の手術後、医師の方針は「毎月一回通院をし、診察として一番確かな、私が目で見る事が可能な内視鏡を尿道に入れ診察をする事を守るように。この癌は、原因など、はっきり言って私にも理解が出来ないのだから、毎月通院し内視鏡検査を徹底する事」だった。
ところが・・一年間きちんと通っては内視鏡検査を行ってきたにも拘らず・・再発性の高い癌が見つからず・・医師の方が根負け、というか・・「一年後くらいでいいんじゃないか?」だが、そういう医師は真面目で優秀だといえるのである。
そして・・一年後には・・本人が「顔の様子」其の他から通院の必要性を感じなくなったということのよう。
此れで、諸君もお分かりだろう。癌とは膀胱癌であり、そもそも血尿が出たのが最初だった。図書館のトイレで小便の用を足す際に、後ろに順番待ちの男性もいたのだが・・まるでトマトジュースのような真っ赤な小便がほとばしり出た。
本人は兎も角も・・後ろの御仁は「・・えええ・・ウワ・・一体何のmagic、天才奇術師?」。
いや、そこまで見事な血尿は珍しいのかも知れず、大抵は顔色を青くするのが普通だろうが、彼は近くの、所謂(いわゆる)町医者、泌尿器科に行き、それは初めての通院だったのだが、医師は問診と尿検査にエコー検査を行った。
ところが、そのエコー検査の結果が異状なしとの事で「酷(ひど)くなれば手術だが、取りあえず血止め薬を飲み様子を見たらよい。刺激物やアルコールなどは・・」。(注)部位にもよるが「エコー検査はあまり宛にしない方が良く、やはり医師が自らの目で確認した方が良いのは当然である。人類は五感でしか、その持つ能力を果たせないから」
いい加減な診断であったのは言うまでもなく、人類の医学など仮説が半分以上(精神医学は90%、科学も然り、理論物理更には宇宙科学ともなると・・ほぼ仮説は立てられても、検証は不可能となり限りなくゼロに近づく、人類が最先端の電子望遠鏡などで見る宇宙空間は、そのすべてではないが本物ではない。逆に宇宙の文明たちは常に広がりつつある宇宙の果てからでも、一瞬で青い惑星のvirusなど手に取るように・・光の所謂(いわゆる)技術で、夜間は衛星・月・に反射させればフィードバックが簡単・可能・になる。ただ、文字も数字もない。
仮称・イメージの空間・を送ってくる・に近い言葉が=交信・然しながら一方的であり、人類からは頭脳に浮かべるくらいしかメッセージを読んで貰えないかのようであるが、イメージとは当然単純な動画のようなものではない・説明不可の難しい類(たぐい)。
勿論・・その仕組みなど分かろう筈も無いが、時々分かるように計らってくれそうな事も無きにしもあらず、断片的で難しいが「手を振るだけの挨拶」はあちらが見ていてくれるようだ、いくら考えたって・・人類の頭脳では適当にしなければ・・笑。)、また医師により見解が異なったりするという曖昧さを露呈させたことになる。
彼は気丈な方だったから単身海外二か国に渡航をしたりした。
血止め薬を飲めば一時的に血尿は止まったし、渡航中も痛みなどは無く目立った血尿も見られなかった、痛み止めも医師が処方した。
しかし、これはとても危険な事である。その実、台北で撮った自らの写真には、既に見る影もなく、頬がげっそり瘦せこけ、三途の川(さんずのかわ=地獄に行くにはこの川を渡らねばならない、が、天国など無ければ地獄も然り、仏に神や悪魔など不在。)の渡し船にでも乗っているよう。(警告)癌の種類にもよるが、少なくとも膀胱癌は「極端に顔が痩せこける事が・・患者によってはおこりうる」ので、このような症状を軽(かろ)んじて判断しないように。
内視鏡により医師が直接患部を見る事は必須であり本来選択肢はそれ以外にはない。
此処で、諸君にも参考になる事を。
膀胱癌は原因は諸説あり、医師によっても異なり、例えば国立がんセンターなどでは無料の電話相談・診察・を行っておりその結果が入院した病院の執刀医と全く見解が異なるような事も珍しくはない。これは何も泌尿器科に限ったことでは無し、科を選ばず、どの医師の主張が正しいとも言い難い。逆に言えば、医師の見立てが必ずしも宛にならず、また、医師の能力にも関係をしてくる。
諸君に忠告を。
一例で、煙草は万病のもとであるが、禁煙してから三十年経とうがそれがいろいろな癌疾患の原因となる事はあり、禁煙で安心するのは早計(そうけい=早合点(はやがてん)は禁物(きんもつ)の意味~)、増してや何時までも煙草を吸っていてやめられないなど、論外論外(ろんがいろんがい・とんでもない事の意味)・・自殺行為と言える。
煙草はやめるに越したことは無く「百害あって一利なし。意志が弱ければ仕方がないが、癌で死ぬ間際に「まあ仕方がない、と割り切れるものは如何程か?」、悪いことを言うつもりはないが、ニコチンが神経を納得させ喫煙を促し、タールが癌を形成し、その他。
いや、これが、喫煙している本人のみなら自業自得(じごうじとく=自殺は自己責任)で構わないが、周囲の者にまで煙やにおいを提供する事は犯罪とも言える。(副流煙)。最新型の「税金が安く価格も安く、現在大人気の電子タバコ」此れなんざ、政府が真っ先に禁止をすべきであり・・タール成分は姿を変え何喰わぬ顔をして患者の臓器をむしばむので、絶対に、「電子タバコも禁止。」死にたければ一向に構わない・・(笑)。
「仕方がない・・」の言葉・・で、少しわき道に逸れる。
織田信長の言葉でこんなものがある。
史上二回その言葉を発したとされているのだが、一回目は絶世の美女と言われた妹のお市を「政略結婚とし浅井長政に嫁がせた」のだが、長政は隣の大名と組んで信長を裏切った。
戦いは信長が勝ったが、長政が戻った城には当然お市もおり、一切を話した末お市には「・・お前には関係ないのだから・・子供を連れ兄の元に戻れ・・」との言葉を残し自害した。お市は、夫と兄への愛情のはざまで悩んだが・・兄にはこんな事をしたとされている「文=手紙~の両端を結んで送った・・此れが、あなたは裏切りで逃げ道はなく逃げられませんよ・・という意味だとの解釈も」しかし、お市は長政との子供を連れて?城を出たとされている。
お市は戻ったが、その際城の外で信長が口ずさんだ言葉がこれ。また、信長が本能寺の変で明智光秀に討たれた時、実際には本当に光秀が討ったかどうかには曖昧な点もあるが、最後の言葉となったとされている。
「・・是非に及ばず・・」
「仕方がない・・」という意味。国会議員も使用する是々非々も同じで・是とはこれ・非とはあらず・つまり、一つ一つそれぞれの判断をしていくという意味。案件など毎によく考え、ひとっからげにしないで・・という意味。
信長はintelligentsiaであったから、言葉も難しい言葉を使用し他にもいろいろある。
言葉が難しいのに、それを使える、ということは進化している証明になり、現代世代は明らかに退化の一途(いっと・いちず)を辿(たど)っている。こんな風に考えて見て御覧(ごらん)。西暦200年代のChinaの諸葛亮孔明の言の葉・同1600年前後の徳川家康の言の葉・明治の夏目他文豪たちの言の葉・(文豪とは、既に死んだ作家の事を指すとされている。)皆、現代でも十分どころか・・それ以上価値のある・・人類に、道を誤らないように・・との計らいの言葉を残している。
此処で、更に拡大していくと・・実は、漫画アニメブームというモノは・・退化していく過程での現象である。
いや、漫画やanimationでも「例えば、手塚治虫のような者が作ったモノは、子供達に夢を与え、心を豊かにさせる、という点で大いなる価値があり、あの帽子が象徴するようにセンスも良い」ところが・・当方も良くは知らないが「破滅の八重歯」とかいう漫画などには流血シーンが含まれていると聞いたが、子供が一層戦闘的になり、犯罪にまで至るなど、道を踏み外す事に繋がりかねない・・芸術とは全く縁がないモノと言えそうである。
さて、片や、光秀が驚いたことには、毛利の援軍があると信じていたのだが裏切られ、結局は豊臣秀吉が素早く駆け付け光秀勢をうったことになる。
その毛利の三本の矢で知られるのはこんな言葉(子供達に、矢も一本では折れやすいがこのように三本ともなればそうも言えない、お前たちも仲良く一致団結をすれば同じ)。
毛利元就は、(豊臣秀吉・太閤・「関白=摂政ではなく、平安時代にも藤原氏が傀儡政権をとっていた際、最初にこの関白を名乗ったのは藤原基経で最も強かったとされており、大河ドラマの藤原道長はその後になるが、関白ではなく摂政だった。平安時代後に関白となったのが、ずっと後の、豊臣秀吉である。)その秀吉の「五大老・家臣」と言われ、家康などと同じ身分だった。また、徳川幕府になってからも毛利家は大大名となり幕末に至るまでその名を残した。
この国は、本来は「中央集権型が最も似合う」が、幕末で鎖国が崩れた結果現在に至るまで、本来の伝統を活かしきれなかった結果、現在の様な弱小国となったとするのも一考、今後、荒波に揉まれ何処に行きつくのか、更に自然災害は必ず大きな禍根となる。
実は、こういうことを考えて頂きたい。徳川家康が起こした徳川幕府・・世界の歴史の中でも「一つの家が約270年天下を取ったという記録は皆無」ローマ帝国などのように全体として長続きをしたようなケースは他にも幾つもあるが・・。
どうしてなのか?家康は幼少時に今川に人質に取られて苦労をした結果・・いろいろ考えさせられたようで、(逆に、静岡市に残された記録では、家康が鷹狩りをしていた時にある寺の坊さんから「殺生はいけません」と叱られたこともあったが・・。)そう言った事が、人質の苦労の経験から本能的に体に染みついていたとも言え、他が無駄な苦労をする分、本能的な面で頭脳を働かせる事が出来た、とも考えられる。
江戸幕府の仕組みは「実に巧妙で、法律面が素晴らしく、謀反を起こさせなく、かといって家康におかしな気持ちを抱かぬように仕組んだ=俗に狸おやじとも言われるが・・(笑)」
で、例えば、一つの役職に「二人付け互いに切磋琢磨の努力をさせた」しかも「その任期を短くして、交代制としたので、周囲からははっきりと、「前の方が良かったなあ」「いや、今度の奴もなかなかのものだぞ」等と言うように外からの目を利用し、怠けないように、且つ、最良の策を講じるように、現代の政治で言えば「一つの業者に一切合切を任せるのは収賄などの汚職に繋がる」から、当時は交代させる事で新風を期待した・・今では、特定の業者にだけ任せるのではなく、入札制にして汚職の根を断つ事に繋がる。その他、参勤交代などの武家諸法度により、実に優秀な采配をする為の法律つくりをした」、今のようにセクハラなど安易に法制化するのは逆の効果であり、此処でも、退化していく人類が窺えている。
天下人としては、愛知から参院の天下人を出したのだが、歴史作家の「童門冬人」はこんな風な例え話をしている。「織田信長は、マイクを使用し、兎に角全員俺についてこい」秀吉は「マイクを使用し・・ねえ、皆、聴いてくれるかな?かくかくしかじか・・ああ、飲み食いした代金は俺につけといて構わないから・・と丁寧に」ところが、家康はマイクを使用しないで、大名に一軒一軒電話をかける・・似たものとし、船に使用されているような「伝声管という船の皆に伝える装備」を使用したような感じで、「・・実はあんただけに話す・・ここだけの話にしといてよ・・」・・此れをやられるとやられた方は「・・うん、大将は、俺の事を特別に気にかけていてくれるようだ・・」・・その他、家康の知恵と法律には現代でも十分以上に参考にされるべき知恵が盛り沢山・・いや、逆に現代は、知的レベルが相当に下がったまま、尚も急降下をしている。
鎖国が崩れるきっかけとし、よく「ペリーの黒船・が挙げられ、見た事もない鉄でできた船」、とされているが、実は、諸君・人類は、歴史を記憶していないが為、既に信長の時代に気味の悪くなるような黒い鉄鋼船が使用されている。信長はハイカラさんで、若い時にはうつけもの・ばさらもの・傾奇者(かぶきもの)・等と言われたが、西洋の技術などを取り入れており武田の騎馬軍に対しては、長篠の戦に於き当時最新式の銃を、しかも三列の交代式で連射可能にし武田軍を駆逐(くちく)している。また、道行く旅人を捕まえては「ちょっとお茶でも・・?一杯やらない?ごちそうするから・・というのは、彼は、「旅人を歩く情報」だと見ていたからであり、今でいうIT(インフォメーション・テクノロジー)を不可欠としていた」。
「以上も童門冬二の弁で、この人の声を聞いていると、何か懐かしい昔の大先輩にあったような気がするのが不思議・気取らない態度と話し方がいいね・・(笑)」
鎖国など今は不可能、ではどうしたら良いのか、逆の発想で「何処の国とも公平に交易を行い、何処の国とも友好条約を結びUSAとの安保条約は破棄」。
当方は以前からTVもニュースも見ず、が、遂(つい)にラジオも、挙句(あげく)、iPhoneのニュースも不要なので何が起きているのか全く知らず・・ところが、関心もない。最後に見たのは「USAのトランプ大統領の関税で、世界中が揺れており、この国は15%で・・」までで、その後の人類社会がどうなったのかは不明。
大統領はUSAではトップなのだからやらせとけばよい。ただ、彼の手は最初から見え見え・・一発落としてから交渉の場を提供する「・・何?・・それじゃあだめだよ80%・・おう、そういうのなら15%・・国内は自分のものなのは当然・・」、これ、実は、対抗して少し細工をすると・・大将も揺れる。
各国「・・申し訳ないが、お金が無いのでその条件ではとてもとても・・残念ながら諦めます・・ハイ・・」、って、これを口を揃えて至る所から突き付けられたら・・USAは不況の上、尚も、交易不成立、まあ、間違いなくUSAは倒産をする。
ただ、やはり、「食料と資源」それにも増し「正しい教育」は何時になっても不可欠である。
わき道に逸れた。
時間の都合上細切れにしていく事にしよう。
(この後、元のお話がどう進展していくのかを「即興liveで書いていくつもり」で、よもや・意外・なお話になるのかも知れず・・あいや、本日は何とか時間が取れそうな・・。)
それでは基(もとい)、彼・雄介・の話の続きから。
結果的には、雄介に身元保証の必要はなく何事も起きなかった、それ以前の病院への記録をそのままにしておいた。
そこで、土曜の夜遅くになってしまったが、知人宅の固定電話に架電をした。すると、以前同様奥方が出「・・実は、主人は入院中で・・」。
此処も説明をしなければならない。
且て小山雄介が離婚をした妻、の兄(でも、一つ年下)がこの主人であり、若い頃から腎不全で人工透析を行ってきているが彼是(かれこれ)50年以上になる。
妻は東京外国語大卒後トヨタとHollandの合弁会社?に勤務にもかかわらずおごる事も無く、佐渡の海水浴に互いに複数同士で行った際に知り合い、親の意見もそこそこに結婚をしている。
結婚式のスピーチでは主人の父親が「・・さんはエンジェルです・・」と述べているように、幾らその主人が二枚目でスタイルが良いからと言え、腎不全を承知では、世間様(せけんさま)の女性ではそうは至らなかっただろうし、大人しくも知的な妻である彼女は、やはり、主人が、幾ら透析をしていても勤務中に具合が悪くなり急遽(きゅうきょ)入院ということもあったが、主人が困らないようにと、ベッドの脇の椅子に腰を掛け、読書をするなどし、その他話し相手をしていた。
時は過ぎ、雄介が離婚後主人に架電をしたのだが、主人は「離婚の原因は雄介が妻に三行半(みくだりはん=離婚の意思を伝えた~)から」と勘違いをしていた。
というのも、そもそもの雄介の結婚当初、雄介は友人から「大手勤務会社に女性が少なく男女が知り合うきっかけも掴めない状況」だと聞き、友人に彼女を紹介した事があったが、再び雄介の元に戻ってきたので結婚をした、という経緯から、離婚時に愛想が尽きたのか?と、主人が雄介に邪推(疑い)をしたままになっていた。
このことは幾ら弁解をしようが認めてくれなかった。
ところが、事実は逆で、妻の方から申し出がありその際に雄介が「・・それは構わないが、下の子が高校を卒業するまで待ったらどうだろう?」との提案をしたが、勿論拒否をしている。
その儀性になったのが、母方に娘が、父方に男子が、の二人の子供である。双方が片親で育てた子供二名は、無事結婚をし独立している。
丁度、男子は小学校六年の運動会の時で二人で運動場にシートを敷き、てんやものの弁当を食べたが、他の事比べ「可哀相だな」とつくづく感じたそうである。その時、偶々近くにいた男子の友達の母親が、そんな事を聞いていたのか、憐みの笑顔を見せたのが印象的だったそうだ。
その誤解が生じたが為、主人は身元保証人の依頼を断ったが、妻が「それでは可哀そう」とばかりに保証人になる事の承諾を得ていた。
更に、主人のスマフォに架電をしたところ着信拒否となっていた。そこで、雄介としては、お礼の電話をしたくてもメモが見つからないし、訪問も不可能な中で、今回の架電に至った。
そこで、一時間の長電話になったのだが、その中での二つの項目に雄介は関心を持った。一つは「無事幸せな生活を送っていると思っていた二人の子供の内、娘は幸せだが、男子は離婚をした!」との点。
男子の結婚の少し前からの状況を順次とりあげれば・・。男子が大学卒後すぐに就職をした会社に勤務当時には、交際している彼女がおり、その時分には男子は希望に満ち溢れ、雄介の事についても「彼女がお父さんの事を足蹴にするなどという事はないよ」という具合にまともな娘さんだったそうだ。
ところが、失恋の後に仕事中に知り合った女性は男子より五つ上だったそうだが、僅か3か月の交際で結婚をする事となっていた。女性の容姿は良く、公立大学卒後健康食品会社の新製品開発チーム?として勤務、収入も年収600万?と安定していたようだ。
此処からは多少・会話形式に切り替える。
男子「結婚するから・・」
雄介「ああ、そうか・・では結婚前に一度会っておこうか?」
「・・結果と日時は彼女に聞いてみる・・」
男子から雄介宛に面会承諾の報があり、ファミリーレストランで気楽に面会をする事としたのだが・・いざ・・当日の事だった。
「迎えにいくから家で待っていて」
家に来た二人に合わせ表に出る雄介。
「・・です・・」「・・です・・」
三人はレストランに向かうが、雄介は実家に帰っていたのでレストランに付き情報を持っておらず、適当なファミリーレストランの方が景色バラなくて(堅ぐるしさが無くて)良いと思う。
息子の運転で・・レストランの駐車場。
「・・こんなところで事故にでもあったら嫌ね・・」
雄介はその意味など深く考えてもみなく・・単なるひとりごとのような気がした。
レストランで会食の際、雄介は年齢からも軽食を常としていたので実に簡単なものを選択し、二人に「何でも好きなものをオーダーして」。
食事はすぐに済み、簡単に「・・どんな仕事を?」と、年齢を聞いたのだが、具体的にどんな聞き方をしたのかとか、年齢がどうだとか?は気にしなかったのだが・・。
「・・ああ・・それでか・・」
と笑顔を見せ・・それでか・の理由は、母親の愛情運が無かったので、年上の女性との相性が良かったのか?程度に感じたが、それを直接口にすることは無かった。それが誤解をうんだのか?
その後認知症の母親の施設委に面会に行かなければならないので、家まで送って貰い・・たったそれだけ・・一時間もかからなかったのかも知れない。
其の後暫くし結婚式となったが、そのあたりの経緯については詳しい事は記憶しておらず・・というのも、一切が、子供の事だから子供が好きなように勝手にやれば良いと思ったと。
結婚式は地方都市の教会で行われ、司会者が式場専属の女性アナのようで少し派手なような気もしたが、そうでもないのか・・今時(いまどき)は・・こんななのかも知れない。
雄介は親だけに、前もって礼服を新調しカフスなども比較的高価なものを・・教会での宴席用に10万円を包んだ。
アナウンサーのような女性の、やや・昭和の夜のヒットスタジオの吉村マリの・ように・・頭から抜けるような高音域なボイスに・・弁舌さわやか(べんぜつ・・テンポが良い)・・もあり、雄介は息子の会社の社員などや、且て雄介もよく遊んであげた友達たちのテーブルを、ビール瓶を持って回り「・・日頃愚息がお世話になり誠に・・」次に新婦がたのテーブルを回ろうと思ったのだが・・突然、娘が「・・お父さん行かない方がいいよ・・」その意味は分からず・・然しながら・・新婦の家族のテーブル一つだけは回る事にしたのだが・・。
母親は自然な笑顔を見せ・・長男とは何か二言三言・・その妻御のグラスにビールを注ごうとしたのだが・・拒否してグラスを持たなかった。
式の後暫くし息子から電話があった際に「・・お父さんの第一印象が良くなかったと言っている・・本当は式に呼ぶつもりでは無かった・・」ああ、そうか・・と感じた雄介だったが、通常は、結婚相手の父の第一印象・・は、立場逆の筈。
友人の一人は良く遊んであげたり、また、小学・中学・と、雄介の家に数人の友たちはお世辞なのか・・しかし、後片付けもするしなかなか礼儀正しい連中だと思う。
カードゲームも流行していたので、仕事帰りに私鉄沿線やらの離れた駅などで途中下車をしたり・・二人で彼方此方漁(あさ)ってみたり・・高いものでも一枚三千円程度だった。
片親だから子供が哀れだ、という意識は十分にあっただろう。
ただ、どうしても、息子が選んだ部活の軟式テニスや少年野球の試合や練習の際には、雄介の母と共に、必ず見に行き、その殆どは見るだけだったが、或る時には担任の教師がおらず、雄介が試合相手の観察をしアドバイスをした事が一回あった・・また、少年野球ではピッチャーになれる素質があるとにらんだのだが、監督の子供が候補で・・何か不釣り合いな気がし、途中でやめさせたりしたこともあったが、今考えればあまりむきになり過ぎたと反省をしている。
やはり、片親だという事だけでなく・・自らの幼少時代に自由奔放(ほんぽう)だったことが却(かえ)って息子に行動を強(し)いるような結果にさせてしまったのか。元々、体操競技にはそれほど関心は無いそうだ。
現在は二人の子供の顔も忘れてしまったし・・交流は途絶えている。
式後も雄介の母親父親・息子の祖母や祖父の法事とし、寺ではなく都内の高層ホテルの50階などで二人でアラカルトを・・都度(つど)8万程度・・家に泊まって翌日地方に代える息子だったが・・。
交流が無くなった原因はこんな事。
ある時、滅多に行くことは無かったのだが、別の用で息子の住んでいる街の近くで夜間食事をしながら一杯やったことがあった。
その際に新幹線の駅近くのホテルに一泊。その翌朝、憩室炎(けいしつえん=腸に、突然くぼみが出来、そこに食べ物がたまり熱と痛みを発する病、年齢があがると簡単に起きやすいので注意。)による腹痛で息子に架電・・ところが息子は拒否をし・・ではタクシーで・・と駅に向かう途中に息子の車が追い付いた。
その頃は・・息子の態度がガラッと変わり・・他人同士。ところが、車の中に帽子がある・・何か子供用の帽子のように見え「・・此れ、子供の帽子?」
「・・違うよ・・」
帰宅をした何日か後の事、どうもおかしい・・と戸籍謄本をとってみた。
驚いた。それが、地方で一番最初にファミリーレストランで面会した時から「・・です・・」と名乗ったが、その時には既に入籍をしていた筈。
そればかりでは無かった、車は新車・家を購入・何故か妻の会社や本人の電話番号は教えたくないよう、挙句、知らないうちに、二年間に子供が二人、つまりは、年上妻が夫を逃がさないようにと、「子は鎹=子供がいる事で夫婦の仲は切れずにしておける・・というような・・物と物を繋げる時に鎹(かすがい)という道具を使用するところから来た言葉・・」三か月交際し結婚の前にすでに子供は腹の中にいた事になる。
話は元に戻る。
冒頭の・・入院中の主人を、翌日見舞いに行くという予定の妻からの言葉の中に「・・息子さん離婚したようです・・その方が良かったのでは・・?病院の面会時間は十五分だけです・・」受話器から聞こえてくる声のニュアンスからも、暗さが窺えるが、考えてみれば結婚してからは、透析が月・水・金・と3日あり旅行にも行かれない。
それを、五十年繰り返してきた挙句、今回の入院は「約六年前に、心臓手術をし、更にその後、左半身付随=動き辛くなった~そうなると透析と他の病の双方を見る施設や病院は、非常に少なくなるし高額だろうが、主人は一級の身障者・・」
病院名は一度聞いても頭に浮かばない、それくらい、その病院の所在地の地方自治体名・東京都か関東かあまり聞かないような・・。
(雄介が息子の離婚で心配したのは金銭的な事だった。
メールが使われていないので、連絡が取れない。此れについては、翌日に式の際に出会った息子の友人の実家が近かったので寄り、ざっくばらんにその旨と「・・仮に友人同士で連絡が可能であれば・・金銭に不自由していないか・・を聞いて頂きたい旨・・会う会わないは特段気にしないので・・自然体(しぜんたい=自由な思考と判断で自然にふるまえる態勢の事。)でいて貰う事・・」これについては、未だに連絡が来なく、であれば「・・便りが無いのが無事の便り・・」と昔から言われているように問題は無いし、金銭にしても困窮はしていないのかも知れず。また、夫婦時に購入した戸建ての家が存在するので、その所有名義は何れなのか?全くゼロとも思えず、更にその子供達の親権の問題?
おそらくは、母親(雄三が離婚をし、現在音信不通の元妻)との連絡はとれていると思われ、いくばくかの金銭の補充も可能のように感じられる。)
此処までだいぶ手間取ったが、ここからが小説の主題となりすぐに終わるのだが。
電話での話の中にこんな事が含まれている。
「・・え?おかしいな・・本人には何か月か前にお会いしたんですが・・ただ、此方からの電話を嫌うように着信拒否をされているので、声をかけるのは憚(はばか)られた。しかし・・?」
「・・え?それはあり得ないですね・・だって、六年前から手術やら入院で出かけるなど到底無理でして・・それ何処で・・?」
「・・いや、昔、離婚をした妻と娘が引っ越しをしたアパートの近くのスーパーマーケットで、ここからは車なら五分程度だが、歩いては結構かかる。実は元の妻の所在は不明ですが、ひょっとしたら、会いに来たついでになどと思いました・・それと・・」
「・・若しかして・・亡霊か何か・・?」
生存しているのに、亡霊とは不可思議。更に、亡霊などというモノは、現実・人類社会・には存在しないお話のネタである。
「・・いえ・・はっきり見ています。兎に角、レジの支払いで、私の前に並んでいて振り返えり、私に気が付き笑顔満面で私に何か?」
「・・どんな様子(ようす)でしたか?・・」
「・・うん、昔あなたと一緒にお会いしたころの彼で、間違いなく本人ですね。幾ら何でもあれほど近くで真昼間に、しかも、笑顔でしたから・・」
「・・それなら余計におかしいです。そんなところに行く用事は無いし、大体、入院中でありえないし・・」
これ以降、其のお宅に架電する事はしていないが、雄介としては不可解な事であり、そこで、当方にその件を漏らす事としたようだ。
従い、ここからは作者として諸君にお話を・・若干、だが・・。
勿論,他にもいろいろな事が、一本の電話の情報から窺(うかが)える限り・・生じているのだが、その中でも非現実的であり、かと言い間違いなく見ているのであれば事実となる。
諸君の中にも同じような経験があるという者もいるのだろうか・・?
中には「・・ドッペルゲンガーなのでは・・?」という方も?
確かに・・その定義は一応あり「自分が二人や三人いるようなケース」更には、そうであれば、その事象は自らだけの複数にあらず、他人が複数の可能性もあるが、今回がそれに該当する。
この国の昔からの言葉にもこんなモノが見つかるのだが「世の中に同じ人間が三人いる」。同じとは自らに限られていない、とすれば、他人の姿でさえ同様に観察可能となる。
いずれにせよ、雄三の知人の奥方が電話で話をしているのであり、頭脳レベルからしても「間違いは無し」「苦労をしつつ現実の問題と対面している事になる」、しかし、雄三の主張も間違いではない。
この件は暫くおいてみるが、彼等との一応交信の機会があれば訪ねてはみる。当方は唯一無二(ゆいつむに=二人といない自分だけ)の予言者ではある。
予言者は人類世界とするならば当方しか存在しなく、しかも、人類科学其の他へのメッセージ、此れはあらゆる意味あいで人類を超越していなければ、良しも悪しきも裏付け=人類社会であれば、人類科学の程度がどうあれ、人類に納得をさせるくらいの「予言の根拠・検証・の説明」を備えていなければならず、みだりな予言は人類社会を混乱させルばかりか、下手をすると逆に災いに繋がりかねないので、まがい予言者=勝手に予言者の能力がないにも拘らず、予言者を名乗るなどには「公開は犯罪とも繋がりそうである」。予言者とは、確率50%の占いとは全く異なり「人類社会全体の科学・などの知識や歴史・其の他相応の解釈の解説が必要となる」
負の思考としては「いつの夜か寝た際に夢を見た」「いわゆる、夢うつつ状態」「幻惑を見た、となると病の可能性も」だが、二人の会話中にはそのようなものは窺えない。
こういうことは言えそうだ。
どうやら、もう少しそれらの会話を考察すると、いろいろな事情で=例えば心臓の手術だったり、入退院を繰り返し、病院も滅多になく、面会時間が僅かに十五分、夫婦のきずなは固い、であるのだから、さぞかし、二人の思いは「ちぎれそうに憂(うれ)い」「言葉に無いモノが現れたとしても決しておかしくはない」「何らかの、また、予期せず、多々(たた)なる思いが交錯(こうさく)をしている」ようなケースでは一種の「叫び」の交信の結果なのかも知れない。
人類は悪い状況の中では、一層悪い事を毛嫌いしながら、尚も且つ恐怖におののく。
このお話は何れまた、兎に角、もう少し材料を集めなければならないが、可能性としては人類科学よりも明らかな事とし「どちら側からも生じさせた何らかの思いが、姿を変える、十分にあり得る事象である」何の因果もない、二者の間の軋轢(あつれき)=意見の食い違い・嫌悪感・が発生してから何年も経過したにも拘らず見られた事は、過去の失った友情の存在に値する。人類を動かす力は「思いが強く、他人の病に背を向けた結果、予想もしなかった自らの病で臥せっている事で、目覚めた感がある・雪解けであれば」現実になり得る。
何れにしても、奥方にはまた手紙でも書くと言ったそうだが、下手な文面は「状況が深刻なだけに、かえって傷つける事に繋がりかねない」、暫く様子見が妥当か。
此処で、少しおかしな話を。
直接の関連は無い。
宇宙の進化した文明の「人類でいう技術力や能力」では、人類という生命体の同じものを、手間なく想像する事などは容易である・・と考えてもおかしくはない。
当方の小説には、多分に・・人類の姿をした彼らが登場する事が少なくはない。が、これは、彼等からのニュアンスをモチーフにしたものであり、間違いではない、筋書きが小説の上でなだけ。
実は、その可能性も侮(あなど)れなく、次のような解釈をする。
「人類は、彼らのような高度な文明からすれば、宇宙空間に棲息(せいそく)する一介(いっかい)の原始的な生命体に過ぎず、本来何の関心も持つ所以は無い」
「然しながら、その模倣は訳なく可能なので、理由は不明だが、何かの観点から人体を創造させることがあったとしても、決しておかしなことでは無くなる」
あまり良い例えではないが「人類から見た蟻などのケースを考えてみる。勿論、人類に比較しても知能が低すぎ、持つ、身体もさもなく潰れてしまうから干渉しないだろうし、わざわざ創造することまで至らない」。
が、人類のような原始的な生命体に憂いが生じ、しかも、その対象者が、彼らの「関係者」であり、且つ、善の思考の持ち主であるとすれば、彼等から見た一種の簡単なサービスと言えるのかも知れない。
この場合には、彼等との何らかの親交が介在している事が条件とも考えられ、中間に位置するのが「当方という存在」なのかも知れない。
そうであれば、事は簡単に解決をする。
これについては、直接的な回答は得られないと思われるが、今後の関係の進展の際・時間の経過とともに、次第に彼らのメンタル的な思いや、物理的なモノが感じ・見られる可能性はある。
とはいえ、極めて希望的な見解とも考えられるので、あと六年前後の期間では難しいとも考えられ、まあ、そこが、文明のレベルの違いと言ってしまえば・・それまで。
もう一つ奇妙な事を。
実は、当方の母はまだしも、父の誕生の際の父の父母の存在が見えてこない。人類の戸籍上の父母は「偽物(にせもの)に過ぎない」ので、それを調べる事は不可能・・此れは、仮に人類だけに関連するとしても、人類社会の仕組み上無理。
では、異なる解釈が存在するとすれば・・極めて難解な事になる・・。
すると・・極め付きは、当方は「不明で、ハーフという意味合いとは異なる、奇妙・奇天烈なハーフ」とでもいう事になるのだが・・まあ、面白い・・(笑)・・六年前後で人体という物体は消滅をするが、正に人体そのものであるのだから何も問題は無い事になる。
これは、仮想の事で、彼らが人体など訳もなく創造できる事から、推測を発展させたに過ぎないのだが・・「・・Is it really real?・・」。
以下は、人類の真実の歴史の中に見られた項目であり、否定する事は出来ない。極めて簡単な項目を例として挙げる。
・先日、大きな地震に関する注意事項を、資料を参考にしながら挙げた。それを見た人類はどのようなところに着目をしたのか?なのだが、その直後の事とおかしな予言=科学的な検証が不可能な予言とは予言にあらずし~・・また、個であれば構わないが、公開はすべきでない。また、当方の誕生日に合わせてくれたプレゼンテーションならば、結構・・(笑)。
九州の南の地震は、おそらくは火山列島の如き、青い惑星におけるマグマの活動の影響である。災害の中でも地震は同じ場所で続くことは言うまでもない。
然しながら、大きな被害が生じるのであれば、当方にも伝わる筈である。それは今のところない。
恒星と青い惑星は基本的には親子であり・・構造の一部は準じているので、マグマの動きも似ているようになる事がある・・逆に言えば恒星の活動が青い惑星の天体活動的な意味合いではなく、親子のような似た活動をする、という意味である。
これは、彼らの・・どうやら似たようなイメージからも窺えるような気がしている。
実は、あの記事で次に着目して戴きたかったのは「風評で朝鮮人が六千万人程度殺害された」事であり、このことは別の資料・NHKとUSA合作の結果のDVD、からも具体的に「空き巣に入ったり・・のような犯罪を多発させたのは朝鮮人だ」との風評からあってはならない事と言え・・その実、諸君の世代にも全く同様の風評若しくはその類が盛んに見られると言える。
冷静に物事を見て反省していかなければ、同じ事を何回しでかしてもおかしくはない事になる、しかも、その項目に全く反応しないとなれば、最早手に負えない世代、面白いのは訳も分からず使用している言葉に「Z世代」、これなんざ、正に日露戦争で使用されただけでなく、洋楽の歌詞の中にもよく登場をするAtoZに関連し、どちらも、最後の世代との自虐思想で無ければ、愚かな事のみとしか言えない。
日露戦争時使用された経緯の中で「Zが意味するように最早後がない、然るに、総員努力せよ、が、Z旗の意味するその所以(ゆえん=内容~)である。」
・先日、気象庁に架電し、最近の気象予報に付き結果が異なり、自らの天気図の読み方やそこからの判断能力、更にはかなり旧くまで遡っての天候なども含む自然現象の分析に聊か知識不足が窺える旨伝えるが、所詮、単なる公務員であり仕事柄やむを得ない事情もあり=二者択一の際に警報としアナウンスせざるを得ないとか外れてもそのようにしなければ給与が貰えないなど~・・(笑)・・仕方ない。
その際には幾つか。
梅雨前線に関連する「梅雨明けの判断」これは当方が二日速くブロクにて好評をしたが「事実上の梅雨明け」の意、梅雨前線が津軽海峡辺りに停滞し東西両側から高気圧に挟まれ身動きが取れなくなっている状況では、この時期では、再び南下をし関東に大雨を降らせることは不可能。
8月2日あたりの台風が関東に上陸するとの予報を受け、これを検証した結果上陸には至らないか、さわり程度ですぐに太平洋上に右折をせざる得ない配置図であるから、後は詠み=判断材料~をどう見るのかで、見解が異なってくる。
このケースでは、大陸から高気圧が迫ってきており台風=熱帯性低気圧・最大風速17m/s=34ノット・風力8・熱帯性低気圧を超える場合・台風に留まらずハリケーン等も。
今の天気図をどのように見るのかだが、二三日前には10日くらいずっと雨の予報だった、その繰りかえしもあるが、真夏の時期に長雨は起きにくく秋は正にそれ、10日続くとなるとかなり確率的にも難しくなり間に虫食いのような晴れ間が生じるのが常道である。
すると、天気図を見ながら、やれ高気圧だ低気圧の動向や雨雲の動きなどで日替わり弁当を勘案しなくてはならなくなるので、これも確率は低下し晴れ間と雨天の予想は一層難しくなる。
それだけではなく、更に歴史上の実証を加味しなければならないケースが出てくるのだが、それが大きな自然災害などの予想にも貢献をするになるのである。
まあ、お仕事だから、余り当たりはずれを指摘しては可哀そうで、株価の方が臣民には影響が強いが何方も「ギャンブル的な要素をはらんでいる点留意しなければならず」・・(笑)。
これについてはまた特異なケースを挙げ、大災害に備える事を警告してみるつもりである。気象協会の資料も案外使える事もあるが、近年だけに限られるのは言うまでもなく仕方はない・・(笑)。
・人類が如何に曖昧な生命体であるのかの一例では。
USAという国は確かに人類世界の歴史の中で大きなウエイトを持っている国ではあるが、おかしなこともかなりやっており、どちらも半分半分なお国柄の用である。
その前に「ダーウインの進化論時に、人類のキリスト教で発生した事とし、冗談ではない、サルから進化をしたなど、もっての外、と大問題になり暴動まがいの事態に発展をした。」
更に、白人社会では未だに「火葬」だけでなく「土葬」が行われているが、それが長続きしている(笑)理由の中に、仏教でいうのと同様な「輪廻転生=輪廻てんせいでもてんしょうでもどうでも良い~」生まれては死に、また生まれ変わるのだから、土葬にしておかないと困るじゃん(笑)。
当方が子供の頃、一年間読んだ漫画に代え、父が勝ってきて「こんなものがあったよ」と渡してくれた一冊の本「ボーイズライフ」の中の記事には、死ぬ前に外部に生き返りを知らせる呼び鈴(りん)を棺桶(かんおけ)の蓋(ふた)の裏側に設置していて、実際にそのような事が起きたが、体力が伴わなくなかなか呼び鈴が押せなかったが、遂に何とか可能になり、外部の者達に救助されたという結末。
「自由主義」とは、その言葉通り何でも自由なようで、1900年からの百年間、及びその後の東西冷戦など、面白くて笑えるものが見られ、いい加減な国だな、との、批評に通ずる。
実は、この百年は、今の時代には大いに参考になる事柄ばかりで、ニュアンスを忘れずに、つまり記憶しておく必要は万人にある。
兎にも角にも「差別がお好きな国」「共産主義は毛虫が如く毛嫌いをする、恰も大きな子供体(こどもてい=子供の様相~)」大統領ルーズベルトの時代にはまだ良く、冷戦に至る前に気が付いていたが、死亡後、トルーマンの登場でその意識が大きく悪化に傾いている。レッドパージがその言葉。
当方も父と一緒に見た映画で「KKK団」というモノがあったが、クークラックスクラン・黒人差別過激派で多くの黒人が犠牲となっている。
核兵器反対は結構だが、USAが行った核実験では、この国から徴収をした戦艦長門ほかの艦船多数をその標的とした実験以外に、「自国の」軍隊総動員で「人体実験」を行い、兵士たちの髪の毛が抜けたり皮膚がただれたり、その他の放射線による疾病などを観察している。
(本日は此処までとする。
追加があれば順次付け加えていく。)
Is that really real? 副・邦題 悲喜こもごもな人類 きのうきょうあす
そういう事・・珍しい事でもないのだが・・。