『やさしいまたたき。』
きみはともだち。1
「いつか芽が出るよ。
また生まれておいで。」
「あとで会おう。」
「朝ごはんを簡単にでも作ると満足感があって素敵。
1日が始まるけど、この1日は世界中の誰にでも始まるものではない。
それが、きみが生きているという不思議。」
「8割は気にしなくていい。
2割のために生きてみたら。」
「よくがんばったね。」
「わすれものにきをつけて、むりをしないでね。」
「来週はゆっくりいこう。」
「ちょっとくらいしあわせだって、誰も困らない。
わらってみたら。」
「したたかであれ。いろいろとべんりだから。」
「あなたがきらいなものは、ずっときらいなままでも、さしてこまらないとおもう。
だっていきがすえるもの。」
『やさしいまたたき。』