『希望の痕跡。』

ゆらゆらしっぽはきぼうに、はんのうする。

○人類の手に余る人工物の可能性について。人間のセルフコントロールの可能性について。


○感じられないものを感じようとするとひとは苦しむ。
ただ、見えなくとも感じられるものごとは世の中にはたしかにある。
そういったものごとをうけいれたり流したり、めぐりあってつづく毎日。


○人びとの流れがうまくいかないときはなにかがたりないか、なにかがよぶんなのだ。
それをみつけることができたなら課題は半分以上解決している。
みつけてどうしようもできないことも、なにか手立てがあることもある。
ただ、課題は半分以上ゴールがみえている。

人びとの流れがうまくいっているときは、そのままありのまま、認める勇気をもつこと。
人びとの流れは迷いながらブレながら振れ幅はあれど、収束していく。


○他人の人生を変えようとしないこと。


○想像すること。


○不安を喚起させるものやひとからは距離をおく。
ニュートラルの上で、起伏を赦すこと。


○夢と想像のあいだの言葉たち。


○すべてのひとびとがそれに興味があるわけではないこと。


○共依存は喪失をちゃんと知らないこと。


○無遠慮な眼差しは自分自身の無理解さをあらわすこと。

『希望の痕跡。』

『希望の痕跡。』

あしあとは存在証明。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-08-06

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