壊れた君

柔らかく微笑み

ほんわりした君が

僕とあまりにも違いすぎるから魅力的で

君といたら変われるかなって思ったけど

僕の環境が許してくれない

ボコボコに殴られて罵られ

ボロ雑巾のようになる僕

君は抱きしめてくれていた

ある時 僕を見ながら指差し

大きな声で笑う

狂気を感じる君

目をむき髪を振り乱して笑う

君は壊れてしまった

共に消えてしまおうか

壊れた君

壊れた君

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-07-13

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted