パラソル雀
余所に
菫の露雫を
沁みた目の
エメラルド
笛のお散歩と
りんごお菓子
クラゲには
記事の華山
夜明け啄み
さようなら
彼処のお弔いを
瞬々と去く曇天
足る日
凪いで
手も合わせず
影を跨ぎまた
愛されようと
佇む世界
朗誦の声裂けて
紙花火一片咲く
パラソル雀
余所に
菫の露雫を
沁みた目の
エメラルド
笛のお散歩と
りんごお菓子
クラゲには
記事の華山
夜明け啄み
さようなら
彼処のお弔いを
瞬々と去く曇天
足る日
凪いで
手も合わせず
影を跨ぎまた
愛されようと
佇む世界
朗誦の声裂けて
紙花火一片咲く
パラソル雀