星瞳の少女
⭐︎あらすじ
『天地の王』から五年後、神の力を持つ星の瞳を持つ少女エステルの登場により再び戦乱が起こる。
神々の時代が終わりを告げ、人は自らの足で歩まねばならないと決意する少女と、彼女を支える仲間たちの戦いを描いた物語。
⭐︎あれから五年後
『天地の王』から五年後の世界。ハルモニア大陸は神の箱庭ではなくなり、地図に載る一つの新大陸となった。
ティレアとアルシェラはユスティーア王国の王となり、兄妹ふたりで支え合い国を治めていくことを決めた。神からの恵みが無くなり、厳しい四季が生まれたハルモニア大陸。それでも、ユスティーア王国とアーシェス王国とムーヌ公国は、三国で手を取り五年間を乗り越えてきた。
ある日、ユスティーア王国のとある小さな村で育った戦災孤児の娘エステルが、ハルモニア大陸から去ったはずの『神』の声を聞く。それは、新たな戦いの始まりであった。
⭐︎エステル
星瞳の少女
女
クレリック→ロード
『星瞳の少女』の主人公。
イル・リーン
十三歳。ある村の宿屋で働く少女。『天地の王』での戦災孤児であり、引き取られた先の家族から邪険に扱われている。
ある時何者かの声を聞き、予知や天候を操る力など、神に等しい力に目覚める。
神を求めていた民衆から崇められるようになり、男装をして剣を取りティレアたちの前に立ちはだかる。
⭐︎シエル
穏やかな夜闇
男
イル・リディア
十五歳。ハルモニア大陸では珍しい黒髪を持つ美しい少年。女装をして娼館で男娼をしていたが、嫌気がさし抜け出す。女性と間違えたエステルに守られたことから彼女と縁ができ、戦いに身を投じるようになる。
シエルは源氏名。本名はレーレ
星瞳の少女