悪夢より怖かった

限界だった

ある日の夜、旦那に殺られる気がした。

実家でも夜になると、金と交換でギャングに殺られると本気で思った。

病院でも、夜になると死ぬ薬を飲まされた気がした。

ホテルに泊まっても、誰かに殺られると本気で思った。

もう無理だった。薬で自死したほうが楽だった。

これが入院の真相だ。

主治医は何かのきっかけで症状が出たと言った。

もう退院と言われるところまで回復したが、一生病院でもいい気がしている。

だからもう、わたしを忘れてね。

悪夢より怖かった

悪夢より怖かった

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-04-05

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