フリーズ223 歌曲集『終末ノート(終末の音)Ⅲ』

フリーズ223 歌曲集『終末ノート(終末の音)Ⅲ』

還ろうよ

あの冬の日に終わってた、ねぇ
生まれた意味も死んで行く意味も忘れないで
全知全能から覚めて晴れていた、ねぇ
空は快晴で天上の楽園だった
あぁ、目が覚めたなら救ってよ、ねぇ
終末の狭間で凍えてる僕を救ってよ
あぁ、世界が終わる 無邪気に消えていく、ねぇ
祈ったことも時流に乗って消えていく
あぁ、世界終わるなら止めないで、ねぇ
あの冬みたいにフリーズさせて止めないで
もう還ろうよ、元居た場所に還ろうよ、ねぇ
神話も終わる、やっと帰れる
今、「ただいま」と言う

Let's go

Heaven knows my name
Let's go Let's go Let's go
I will go to heaven
Let's go Let's go Let's go
At last we die
Let's go Let's go Let's go
Sounds like a heaven
Let's go Let's go Let's go
Scenery like a heaven
Let's go Let's go Let's go
Go into nirvana
Let's go Let's go Let's go
You will be the world
Let's go Let's go ohh

君の残り香

君が残して行ったあの温もりが
君が忘れて行ったあの思い出が
胸に響くよ Ohh

君が旅立った後の寂しさが
君が帰ってきた時のあの安らぎが
世界を創った時のあの閃きが
終末の狭間のあの虚しさが
ずっとずっとずっと続くのならば

永遠の振りをした
終末に叫んだ
思い出の数でさえ
もう消えていく
全能から目覚めて
全知の眠りに就き
その記憶の数さえ
もう消えていく

夢の中で出会ったよ、運命の人と
美しい音が聞こえたあの終末と
楽園に続いてるラカン・フリーズの門(と)
光で満ちているその門の先へ
いつかいつかいつか帰れるのならば

平静を装った
涅槃寂静の至福
仏の境地でさえ
もう閉じていく
永遠の幸せは
永続はしなかった
奇跡は一瞬だからこそ光り輝く

世界の中心で
愛を叫んだ君よ
永遠に続いてくれ
この祈りよ
私は歌を歌う
私は詩を紡いでく
私は小説を書く
全て真理のために

カノン

私は旅立つ
別れを惜しんで
過去には戻らず
前に進むのだ

愛しいあなたと過ごした日々を
思い返して涙を流して
あなたにもらった手紙を握って
故郷の夜空を眺めて思った

愛は今、実って
夢は今、叶って

明日を彩るこの心は
麗しい旋律を奏でて
未来をやさしく紡いでいく
私を生かしてくれるの
鼓動が止まってしまったような
感動を噛み締めているの
ここまで確かに歩ゆんできた
振り向いたりなんかはしない

素直な気持ちで満たされてく
私は初めて分かったのだ
未来はどこまでも明るくて
私を導いてくれるの

愛はいま、実って
夢はいま、叶って

凪いでいる渚に映る顔も忘れて
泣いている心の奥の音を聴かせて
晴れている空に僕は涙を流して
今ここは楽園、君の求めた
終わる日はまだ遠く
すべてが始まる日には起きて

世界を夢見た一人の少女の夢

月の光

月とあなた
思い出した記憶
過ぎていく季節の中で
霞んでいったものを今

月と水面
揺らいだ影が
流した涙で

嗚呼、消えて薄れなくなって
嗚呼、もう今は見えなくなって

思い立たつ
涙拭い
奮い立ち
歩み始め
決意する
永遠の時を今

時は流れ
潮は満ち
鳥が飛んでいく
灯消えずに残って

辺りを照らす月の光と
混ざり合いながら
七色の光を為して闇夜を祓う

手をつないで
進んでいくの
リズムに合わせた

目を開いて
夜空には白い月が

月とあなた
思い出した記憶
過ぎていく季節の中で
霞んでいったものを今

月の光
久遠の光が
私とあなたを包んで


愛しているの

歓喜にキス

歓喜に呼ばれて目覚めた朝に
全てと繋がることを覚えた
私の柔らかな翼を休めて
旅立ちの刻に空を飛ぶのだ

自然を愛することで生きると
生まれたときは分かっていたのに
時流の断絶が忘却へ運ぶ
覚醒の刻に思い出すのだ

1月7日の夜中の零時
辺りが静まる聖なる夜に
全てのゼーレたちがこの場所に集い
世界の始まる音が轟く

歓喜は甘美で、喜ぶは天
天使よ私を導いてくれ
昇ろうどこまでも歓びと共に
ラカン・フリーズの門が今開く

Let me go

Let me see
言わない 言わない 言葉

Let me fly
飛べない 飛べない 小鳥

Let it go
ありのままの自分

Let me go
止まない 止まない 雨よ

At last we die
死なない 死なない 薬

Let me burn
消えない 水面の灯火

探せ、真実、真理を求め

最期は全ての辻褄が合うよ

夢の花が咲く頃に

願って願って夢の方へ
今この願いが叶う日を夢見て

夢の中に咲いた花は7色を象る
夢の中に咲いた花を僕は眺めていたいよ

祈って祈って遠くの方へ
今この祈りが叶う日を夢見て
祈って祈って神様に
今この祈りが叶う日を夢見て

夢の中に光る星は7色を彩る
夢の中に光る星を僕は眺めていたいよ

叶って叶って僕の夢
今僕の夢が叶う日を夢見て

実って実って夢の花
今夢の花が咲く日を夢みて

願って願って夢の方へ
今この願いが、今この祈りが
今この花が咲く日を夢みて

揺らぐ水面

揺らいでる水面に映るその顔を
揺らいでる水面に輝く灯火を

流れ流れ時間は流れ
ゆらりゆらり揺蕩う水面

今ここにある全ての命が終わる

凪いでいた終末に咲いたこの花を
凪いでいた水面に映ったその顔を
揺らいでる渚に映るその顔を
揺らいでる渚に煌めく灯火を

流れ流れ時間は流れ
ゆらりゆらり揺蕩う水面

今ここにある全ての命が燃える

僕たちは愛し愛され生きていく
失った時間を求めて旅に出る
全知から目覚めたあの日に始まって
全能の眠りに就く日に終わります

取り戻せ僕らの自由

探せ世界の果てを
取り戻せ僕らの自由
祈れ君の願いを
取り戻せ僕らの希望
紡げ生きた証を
咲き誇れ僕らの命
進め終末でも
取り戻せ僕らの記憶

夢が叶うのならば
僕は、また

変われ本当の僕へ
取り戻せあの美しさ
創れラカン・フリーズ
書き残せこの世の真理
生きろ天寿の日まで
耐え忍べ何があっても
消えろ煩悩の火よ
今開け悟りの境地

愛が実るのならば
僕は、また

包め世界を愛で
取り戻せ僕らの愛を
叶え、君たちの夢
諦めるな最後の日まで
変えろ宿命さえも
今、抱け運命愛を
高鳴れ君の心臓
取り戻せあの歓びを
願え君の思いを
今抱け君のソフィアを
例え世界が終わり
終末にフィニスが来ても
失った時を求めて
叶えてよ僕らの夢を
水面に映る景色は
永遠の神愛でした

フリーズ223 歌曲集『終末ノート(終末の音)Ⅲ』

フリーズ223 歌曲集『終末ノート(終末の音)Ⅲ』

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-02-21

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  1. 還ろうよ
  2. Let's go
  3. 君の残り香
  4. カノン
  5. 月の光
  6. 歓喜にキス
  7. Let me go
  8. 夢の花が咲く頃に
  9. 揺らぐ水面
  10. 取り戻せ僕らの自由