永久の断崖

風が心地良い
遮るものはない
俺は堕ちていく
どこまでも

まだ堕ちられる
もっと深く 深く
傷つけてくれよ
取り返しがつかなくなるまで

俺はどうかしてしまったのだろうか
いや、
最初からどうかしていたんだ

奈落で笑おうぜ
ああ俺の頭はどこまでいっても
治らねえんだって

永久の断崖

永久の断崖

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-11-29

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