文章テスト
自分の思ったことはどう伝わっているのか文章です
主題として「男の子」が「ある日」、「思い悩むこと」を書いている。
帰りの電車までの待ち時間、金欠なため仕方なくどこにも寄らずに駅まで直行して待つことにした。後20分もある。ちょっと長いがスマホでも見ていれば余裕だろう。
ダラダラとネットサーフィンをしてはや3分経過。長いと感じるが仕方ない。一旦他の暇つぶしでもないか周りを見てみた。部活動の学生が集団でランニング中のようだ。顔見知りもいないので陸上部かサッカー部だろうけど、少し思うことがあった。彼らは毎日部活動でランニングをしているのだろうが、僕は違う。学校が終われば家まで暇つぶしでもしながら帰るだけの日常だ。人生どっちのほうが有意義なんだろうか。僕だって好きで部活に入らず、家に帰ってるわけで、向こうも同じなはずだ。ただ将来の面接では、それが日々取り組んだこととして評価されたりする。ずるいと思う。僕だって毎日同じ道を歩いて帰っているわけじゃない。電車だって走っていけば一つ前の時間に乗れなくはないし、遅く帰る日もある。その点部活動組は同じ道を走るだけなはずなのに、どうしてそこで向こうが評価されるんだろうか。僕の決断力や行動力は評価してくれないのか。納得いかない。まあ仕方ないことだ、スマホを再度見ると後6分だ。改札を通って駅のホームで待つことにした。さて、6分も何をしようかと思っていたら、駅のホームに花が咲いていたのを見つけた。コンクリートを突き破るように咲いているのだから、たいしたもんだ。でも僕はきれいだと思うが、駅員からすれば雑草になるのだろうか。事実コンクリートを破壊してるから、いつか直す必要はあるだろうし。それでも残しておいたほうが、なんというか別にいいんじゃないだろうか。僕の他にも花を見つけたらしい人は何人か通ったが、みんなすぐに興味をなくしていたし。じゃあそんなものにアレコレ考えている僕は暇人なのか、まあ暇なのは事実だ。と、まもなくホームに電車がやってくるアナウンスが流れた。満員ではないだろうが、早めに並んで座れないかチャレンジしてみた。結果、席はすでに埋まっており、後2駅でどうせ降りるし、と入口近くで立つことにした。
駅のホームの花のことは、翌日駅に降りるまですっかり忘れていた。
文章テスト